こんちゃ!
音楽ブロガーのコバヤシです!
このコーナーでは、筆者オススメのアルバムを紹介していきます
今回はパンク・ロック系の音楽から名盤2枚を紹介しようと思います
それではいってみましょう!
ジョニー・サンダース&ハートブレイカーズ「L.A.M.F」
1971年、華々しいルックスと共に伝説のパンクバンド「ニューヨークドールズ」のギターとしてデビューしたジョニー・サンダースが脱退後、ハートブレイカーズを結成して発表したパンクロックを語る上でははずせない超名盤です!
愛機のギブソンレスポールから繰り出される荒々しい音はまさにロックンロールそのもの!
ジョニーのギタープレイは80年以降のガレージロックシーンにも絶大な影響を与えており、ザ・スミスのモリッシーやブルーハーツのマーシーもジョニー信奉者の1人です
ハートブレイカーズ名義のアルバムは実はこの「L.A.M.F」の一枚のみですが、その後の音楽シーンに与えた影響は計り知れません…
大人気曲の「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」をはじめ「チャイニーズ・ロック」や「ゴーイング・ステディ」など、ジョニーファンに人気の楽曲もずらりと並んでいます
このアルバムがどんなものかと聞かれたら『最高のロックンロールアルバム』と言わざるをえません
一曲目からボルテージMAX!!
テンション最高潮のロックンロールが鳴り響きます
できる限り、スピーカーのボリュームを上げて、少しアルコールなんか入れてから聴いたらもう気分は最高ですよ!!
1970年代にこんなにイカした音楽があったのか!?
当時の若者達はこのアルバムで踊り狂い、そして拳を高くかざしたのでしょうね
ザ・フーのギターであるピート・タウンゼントがこんな名言を残しています
〈ロックンロールは俺たちを苦悩から解放してもくれないし逃避させてもくれない。ただ、悩んだまま踊らせるんだ〉
私はこの言葉はまさにロックンロールを表した的確な名言だなーと思います
そして、いつの時代も私たちを悩んだまま踊らせてくれるロックンロールこそ、ハートブレイカーズの「L.A.M.F」だと思うのです!
全てのパンク・ロック好きにオススメしたい最強の一枚です!
ザ・ストゥージズ「ファン・ハウス」
1960年代のガレージロック・パンクムーブメントを代表する最強バンド、ザ・ストゥージズのセカンドアルバムです!!
フロントマンでもあるボーカルは、ローリングストーン誌でも「歴史上最も偉大な100人のシンガー」で第75位にも選出されているパンク・ロック界のレジェンド【イギー・ポップ】です
ストゥージズのアルバムはファーストアルバム「ストゥージズ」もサードアルバム「ロウ・パワー」もめちゃくちゃ傑作のアルバムだし、むしろそっちの2枚の方が売り上げ的にも人気はあったのですが私はあえてこのセカンドアルバム「ファン・ハウス」をオススメします!!
このアルバムでは肉体と精神の限界に挑戦していた、バンドのあまりにも生々しいサウンドを聴くことができます
全曲通してかっこいいのですが特に、凶悪なファズギターとイギーの叫び声が鳴り響く「TVアイ」と当時ジョン・コルトレーンに傾倒していたということもあり、サックスのスティーブ・マッケイを迎えてパンク・ロックとフリージャズ、そしてサイケ的な要素も垣間見えるタイトル曲の「ファンハウス」は必聴の一言です!
このアルバムでは、憎しみや悲しみや憤りなどの様々なフラストレーションをこれでもかと言わんばかりに吐き出すイギーの姿を見ることができます
そしてこの、デストロイな姿勢が後世多くのハードコア・ボーカルを生み出していくと思うとパンク・ロックの歴史上偉大なアルバムであると思わざるをえません
この一枚を聴かずして死ねるのか!?
まとめ
血湧き肉躍る、パンク・ロックの名盤を2枚紹介させて頂きました
いかがだったでしょうか?
私は学生時代にこの2枚に出会って大きくその後の人生を変えられました…
それは良い意味でも悪い意味でも…笑
いつの時代も人生を変える一枚があります!
音楽には本当にそんな力があるのですよ
ぜひ皆さんも人生を変えるような一枚を探してみてください
それでは今日はこの辺で
おしまい