アコースティックギターの邦楽名盤5選【シンガーソングライター編】

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こんちゃ!

音楽ブロガーのコバヤシです!

このコーナーではギター歴14年の筆者が選んだオススメのアルバムを紹介していきます!

…とは言え、私の私見で選んでますので、その辺は暖かい目で読んでもらえれば幸いです。

世界中にはまだまだアナタの知らない名盤がたくさん眠っています

このコーナーをきっかけに新しい音楽の扉が開いてくれたらこんなに嬉しい事はありません!

それでは、アコースティックギターの邦楽名盤5選【シンガーソングライター編】

さっそくいってみましょう!

山崎まさよし「ワン・ナイト・スタンド」

1999年11月〜2000年3月に行われた弾き語りツアーの模様を収録した大傑作のライブアルバムです!

このアルバムはタイトルの通り、ライブの全てを山崎まさよしがたった一人でプレイしているんです

ギター好きならお分かりだと思うのですが、山崎まさよしってめっちゃギター上手いじゃないですか!?

アコギの腕前は日本でもかなり上位に入ると思います

「ファットママ」や「アレルギーの特効薬」で聴けるカッティングプレイはドラムやベースがなくても思わず踊りたくなってしまうくらいファンキーです

それと、彼はブルース・ハープの達人でもあります

愛用のハモンドのブルース・ハープの音色はアコギにばっちり合っていて、コレなしじゃ山崎まさよしの世界観は完成しないと言っても良いくらい定番のアイテムです!

本アルバムのオススメ曲は上記で挙げた2曲以外に、しっとりとしたアコースティックバラード「僕はここにいる」やアコギのイントロが印象的な「やわらかい月」、ピアノでの弾き語りで聴かせてくれる名曲「ワン・モア・タイム・ワン・モア・チャンス」、そしてアコギ弾きなら一度は弾いてみたい「セロリ」あたりは必聴です!

もう名曲が多すぎて困っちゃいますが、どの曲も聞き応え抜群なんですよー

彼のアルバムの中でも『山崎まさよしの魅力が詰まったライブアルバム』なので、アコギの音色が好きな方やシンガーソングライターが好き、もしくは目指している方には絶対に聴いてもらいたい一枚です!

ハナレグミ「日々のあわ」

スーパーバタードッグのボーカリストである永積タカシのソロユニット、ハナレグミのセカンドアルバムです!

こんなにも優しい気持ちになれる音楽が今まであっただろうか?

全体的にアコースティックなサウンドに心穏やかになる永積タカシの歌声が優しく語りかけます…

名盤じゃないわけがありません!!

本当に永積タカシの歌はアコギとマッチするなーと改めて感じます

疲れている時に聴くと、スゥーと心の奥底に入ってくるんですよね

このアルバムでの永積タカシのギタープレイはアコギを爪弾くアルペジオを中心にシンプルなプレイに徹しています

だからこそ、歌が映えてくれるんですよ

最近テクニックはすごいんだけど、なぜか心に響かない音楽って多い気がします

このアルバムは必要な音だけで、多くを伝えてくれる数少ない名盤だと思います

本アルバムのオススメ曲は、ご機嫌なビートと軽快なリズムが心地良い「うららかSUN」、Cadd9の浮遊感漂うコードから始まり〈変わる事を拒むのではなく、変われた事をほめたいんだ〉と歌うハナレグミの名曲「ハンキー・パンキー」や心落ち着くリズム・メロディ・サウンドでまさにハナレグミの真骨頂とも言える曲「ステルトミチル」なんかはぜひ聴いてもらいたいですね!

…というか、本当に捨て曲がない素晴らしい一枚だと思いますね

秦基博「Evergreen」

2枚組になっていて、秦基博の弾き語りを堪能したい方には超オススメの一枚です!

このアルバムは本当にすごい…

アコースティックギターと歌だけでここまで人を惹きつけられるのか!とハッとさせられます

秦基博の歌声もさる事ながら、愛機ギブソンのアコギが素晴らしい音色なんですよ

「朝が来る前に」や「僕らをつなぐもの」で聴ける歌やギターは美しいの一言です…

秦基博はどうしてもその魅力的な歌声ばかりに耳がいきがちですが、作曲者としてのレベルも相当高いと再確認させられましたね

けっこうオンコードやテンションを使ったコードも頻繁に登場するんですよ

それが秦基博の楽曲独特の疾走感や透き通った美しい雰囲気を生み出しているのだと感じます

彼は多くのスタジオアルバムも出していますが、まずはこのアルバムから聴いてもらいたいと私は思います!

秦基博の真骨頂がすべて詰まっている最強の弾き語りアルバムですからね!

収録曲も「ひまわりの約束」、「鱗」、「メトロ・フィルム」、「ガール」、「アイ」など代表曲もばっちり収録されており、ベストアルバム的な感じで聞き応えも十分です!

曽我部恵一「けいちゃん」

サニーデイサービスのボーカル&ギター、曽我部恵一の以外にも初な全編ギター1本での弾き語りアルバムです!

名曲「サマー・シンフォニー」を始めとする12曲がボーカルとギター、そしてハーモニカのみの弾き語りスタイルで表現されています

曽我部恵一本人も〈ここには僕の声とギター以外には何もありませんが、僕の全てが詰まっていると感じでいます〉という言葉通り、シンプルながら彼の魅力が存分に楽しめる作品になっています

私は曽我部恵一にはギターのうまさとか歌のうまさとか…そういったものを超えたところにある魅力を持ったシンガーソングライターだと思っています

このアルバムタイトルも「けいちゃん」ですからね!

ここまで等身大の自分をさらけ出したタイトルってなかなかないですよ!

彼がいつものように下北沢のレコード屋に行って、いつものカフェに入って本を読んだりおしゃべりしたり…そして自転車をこいで家路につく…みたいないつも通りの曽我部恵一の日常が浮かんできそうです(まぁ、曽我部恵一の日常はこんな感じなのかわかりませんが笑)

でも、このアルバムからは誰しもが夏の時期に感じる夕暮れの寂しさみたいなものを蘇らせてくれます…

あー、夏休みが終わるの切なかったなぁ…

そんな「あの頃」に戻れる一枚です!

オススメの曲は、夕暮れの似合う「夕暮れの光」、夏を代表する名曲「サマー・シンフォニー」、少しチャーミングな「ネコとネズミ」や〈コンビニで買えるものの中で一番素敵なものを選んだよ〉とどこまでもロマンチックな歌詞が綴られる名曲「線香花火」、そしてアルバムのラストを締めくくる「夏の夜の夢」が良い感じです!

私は曽我部恵一のロマンチックな詩の世界観が大好きで、必ずどのアルバムにもそういった曲が潜んでいるんですよ!

彼の少年のようにまっすぐな一面が大好きですね

遠藤賢司「エンケンの四畳半ロック」

ご存知、ロック・フォーク界の伝説の男ことエンケンのオール弾き語りアルバム!!

ある時はギターをかき鳴らしながら叫ぶように…

またある時は蠢めくように歌い…

またある時は囁くように歌う…

エンケンの集大成ともいえるアルバムです

歌とギターとハーモニカのみで繰り出されるエンケン節はいつの時代でも聴く者の心を奥底から震え上がらせてくれます

このアルバムの収録時もジャカジャカ弾きまくりすぎて、ギター弦が切れまくったそうです

ギタープレイとしては、名曲「カレーライス」に見られる哀愁漂うアルペジオがあったり、ロックンロールのリフを応用した「満足できるかな」ではピックスクラッチで自身の感情の爆発を表現しています

そして何より、エンケンのハーモニカプレイは必聴の一言!!

ここまで感情の起伏を表現できるハーモニカがあっただろうか!?

全ての楽器から奏でられる音が遠藤賢司という男を「不滅の男」にしているのだ!

ここにはロックとかポップスとかブルースとかパンクとかジャズとか…そういったジャンルを超えてエンケンだけが作り出せる音楽がある…それだけは間違いありません

全ての音楽好きに「爆音で!正座して!耳をかっぽじって!」聴いてもらいたい一枚なのです

本記事のまとめ

アコースティックギターの邦楽名盤5選【シンガーソングライター編】はいかがだったでしょうか?

かなり個人的な趣味も出た選曲になっていますが、本当にどのアルバムも様々な意味でアナタの価値観や世界観を広げてくれる素晴らしいアルバム達だと思います

アコースティックギターにしか出せない、人間の心の奥深くに届くなんともセンチメンタルな音色はいつの時代も受け継がれていくべき音楽だと私は思います

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それでは今日はこの辺で

コバヤシ
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最後に・・・

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