ジャズをこれから聴こうとしている人におすすめのスタンダード曲20選!!

どうもっ!

年間100枚以上のジャズアルバムを聴いている大のジャズ好きのコバヤシです。

本記事では

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悩んでいる人

ジャズって難しいイメージがあるけど、最初に聴くにはどのアーティストの何を聴けばいいんだろう?

…といった方におすすめのジャズスタンダード20曲とともに様々なアーティストを紹介していきます。

昔からジャズに興味があった…

最近気になるあの人がジャズ好きだから話を合わせられるようにしたい

ジャズ喫茶に行きたいけど、ジャズを勉強してから行きたい

こんな方は必見ですよー

記事の見方としては、アーティスト名(おすすめ曲名)という順で書いています。

かなり気合い入れて書きましたので、これからジャズを聴こうと思っている方の参考になれば幸いです。

ではさっそくいってみましょう〜!

ジャズをこれから聴こうとしている人におすすめのスタンダード曲20選!!前編

マイルス・デイビス(ソー・ホワット)

ジャズの帝王マイルス・デイビスが作り出した名曲中の名曲です。

収録アルバムは「カインド・オブ・ブルー」というアルバムで世界で最も売れたジャズレコードのひとつです。

この作品はモードジャズというジャズのジャンルを広めた歴史的大作で多くのジャズマンがフェイバリットに挙げる作品でもあります。

曲に漂うブルーで荘厳な雰囲気はマイルスにしか生み出せない空気感だなぁと感じます。

マイルス・デイビス(ラウンド・アバウト・ミッドナイト)

マイルスのトランペットほど夜が似合う音楽もそうそうないと思います。

同タイトルのアルバムに収録されているラウンド・アバウト・ミッドナイトの原曲はジャズピアニストのセロニアス・モンクの作品ですが、マイルスが見事にこの曲の雰囲気を最大限に素晴らしいものにしています。

マイルスのトランペットは本当に歌心があるなぁと感心してしまう名演です。

マイルス・デイビス(オレオ)

またまたマイルスですみません!笑

だってマイルスがジャズを語る上で絶対に外せないジャズマンで、名演が多すぎるんですもの…。

この曲の原曲がテナーサックス奏者のソニー・ロリンズ。

この曲はアルバム『リラクシン』に収録されているバージョンがジャズの中では有名な演奏かと思います。

スタッカートのきいた独特のテーマとマイルスのトランペットが不思議とマッチします。

マイルスのソロパートも音数は少なかれど、歌心があり、見事としかいいようがありません。

アルバム『リラクシン』は名盤にして名演揃いの一枚です。

ビル・エヴァンス(ワルツ・フォー・デビー)

ジャズピアニストといえば最初に挙げられるのがビル・エヴァンスでしょう。

ピアノ・トリオの名盤として燦然と輝くのが同タイトルのアルバム「ワルツ・フォー・デビー』です。

エヴァンスのリリカルなピアノとベースのスコット・ラファロ、ドラムのポール・モチアンが生み出す「音楽での対話」が存分の楽しめる名盤です。

アルバムタイトル曲でもある「ワルツ・フォー・デビー」はエヴァンス作曲のワルツの名曲です。優しさの中にリリカルな部分も垣間見せるテーマはエヴァンスならではの技ですね。

キャノン・ボール・アダレイ(枯葉)

ジャズセッションでもよく取り上げられるスタンダード中のスタンダード曲が枯葉です。

ジャズ独特のツーファイブコード進行がわかりやすく、ジャズ初心者が最初に取り組む練習曲でもあります。

多くのジャズプレイヤーが取り上げている名曲ですが、中でも一番有名なのがキャノン・ボール・アダレイのアルバム『サムシン・エルス』に収録されている枯葉でしょう。

キャノン・ボール名義のアルバムですが、実質リーダーはマイルス・デイビスだったそうです。

マイルスのクールなソロとキャノン・ボールの気迫のこもったソロを聴き比べるのも楽しいと思いますよ。

ウェス・モンゴメリー(フル・ハウス)

オクターブ奏法を生み出したジャズギタリスト、ウェス・モンゴメリーの名曲です。

口ずさみたくなるようなポップなテーマとスリリングなソロ演奏がこの曲の目玉かなと思います。

アルバム『フル・ハウス』はジャズギターの名盤としても知られており、ウェスのスウィンギーかつスリリングな演奏が聴ける好盤です。

ジョン・コルトレーン(セイ・イット)

テナー・サックスの神的な存在のジョン・コルトレーン。

マイルスのもとで修行をつんだコルトレーンがクインテットで出したバラード集『バラード』の1曲めに収録されています。

とにかく夜が似合う1曲です。コルトレーンの甘いサックスの音色とマッコイ・タイナーのさりげないピアノがいいんだなコレが。

夜のバーで煙草をくゆらせながらウイスキー片手に聴いたら最高でしょうね。1日に疲れた体をゆっくり癒してくれるような名演です。

ジョン・コルトレーン(マイ・フェイバリット・シングス)

原曲はミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」のうちの1曲なんですが、コルトレーンなど有名なジャズミュージシャンがカバーしてジャズのスタンダードナンバーとなりました。

日本ではおなじみのCM『そうだ、京都へ行こう』のCMソングとしても有名ですね。

この録音でコルトレーンはテナー・サックスではなくソプラノ・サックスを使用しています。

ソプラノ・サックスの音色とキャッチーで覚えやすいテーマがすごく合いますよね。

聴いていて楽しくなるジャズ・スタンダード曲だと思います。

チャーリー・パーカー(ナウ・ザ・タイム)

サックス奏者なら誰しも必ず影響を受けているであろうチャーリー・パーカーの代表曲です。

シンプルなテーマが印象的なジャズ・ブルースナンバーでセッションでは定番曲のひとつとして演奏されています。

チャーリー・パーカーという人は人間的にはかなりのダメ人間であったことが有名ですが、彼のサックスのプレイは本当に超一流です。

流れるようなフレーズやリックはまさにバード(自由自在に流れるようにサックスを吹くので鳥のようだ、と言われていた)の愛称にふさわしいなーと感じてしまいます。

この人がいなかったら今のジャズはなかったと言っても過言じゃないです。

オスカー・ピーターソン(酒とバラの日々)

もともとは1962年制作のアメリカ映画「酒とバラの日々」の主題歌として流行りましたが、今やジャズの大定番曲として定着している1曲です。

この曲はテーマのメロディーが本当に美しいですよね。多くのジャズマンが好んで演奏していたのもわかる気がします。

軽快でスウィンギーなピアノが特徴のオスカー・ピーターソンがトリオでアレンジしたバージョンが最も人気かなと思います。

この曲はオスカー・ピーターソンのトリオで演奏されているのですが、スウィングのお手本とも言える名盤です。これがスウィング!!これがジャズだ!!と言わんばかりに弾きまくるのが最高です。

一度波にのったオスカー・ピーターソンは誰にも止められないですね。

ジャズをこれから聴こうとしている人におすすめのスタンダード曲20選!!後編

ナット・キング・コール(L-O-V-E)

歌ものジャズがここまで大衆的な人気を得たのはナット・キング・コールとフランク・シナトラのおかげなんじゃないでしょうか?

軽快なテンポでスウィングするこの曲はナット・キング・コールの最大のヒット曲となりました。

L-O-V-Eってタイトルも可愛らしくていいですよね。

この人、歌だけじゃなくてジャズピアノもすごく流暢なんですよね!

気になる方はぜひチェックしてみてください。

キース・ジャレット(星に願いを)

ディズニー映画『キノピオ』のテーマ曲として皆さんもご存知の1曲です。

ぼくとしてはこの曲はジャズの印象しかないですね。笑

メロディーがシンプルだけど頭に残るし、綺麗なんですよね。

多くのジャズマンがカバーしてますが、中でもキース・ジャレットの演奏は特段に美しい。

こんなにも美しい旋律を奏でるピアニストってなかなかいないと思います。

キース・ジャレットは演奏中に熱が入りすぎてしまい変な奇声を発することでも有名なんですが、それがまたジャズって感じなんですよね!

音を生み出す苦悩と喜びって感じがしちゃいますね。

スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト(イパネマの娘)

イパネマの娘はジョアン・ジルベルトと並んでボサノバの第一人者でもあるアントニオ・カルロス・ジョビンが作曲しました。

ジャズとボサノバの融合って今となっては当たり前なんですけど、当時としてはかなり攻めた試みだったようです。

しかし、スタン・ゲッツの軽やかなサックスとジョアン・ジルベルトの声、ボサノバギターは相性抜群だったようです。見事にこのナンバーは当時のアメリカで大大大ヒットを飛ばしました。

これ以降、ジャズセッションでも必ず1曲や2曲はボサノバのナンバーが取り上げられるようになってきましたよね。

デイブ・ブルーベック(テイク・ファイブ)

実際にはサックス奏者のポール・デスモンドが作曲した5分の4拍子というちょっと変わったリズムを持つナンバーです。

ジャズをあまり知らない人でもこの曲は聞いたことあるんじゃないでしょうか?

マイナー調のミステリアスな雰囲気がいいですよね。

ポール・デスモンドのサックスって柔らかいというか音色にすごく特徴があってぼくは大好きです。

デューク・エリントン(A列車で行こう)

エリントン楽団のテーマ曲として広く知られており、当時のアメリカで大ヒットした曲です。

タイトルのA列車とはニューヨークの市営地下鉄A線の名称らしいです。

この曲はビッグバンドで定番なんですが、やっぱりこのテーマ聴くとテンションあがりますねー!

これからはじまるぞー!って雰囲気がなんともたまりません。

デューク・エリントンはまぎれもなく天才です。

チック・コリア(スペイン)

チック・コリアがバンド「リターン・トゥ・フォーエバー」を結成していた時に出した作曲したナンバーです。

トリッキーなテーマリフが印象的でスペインの情熱的な雰囲気が凝縮された名曲です。

だいたいこの曲をセッションで演ると各ソロがどんどん熱気を帯びていき、会場がめっちゃ盛り上がるというお決まりの1曲です。

この曲はジャズマンだけでなく、フラメンコギタリストやロック界隈のギタリストもけっこうこぞってカバーしてたりします。

普段の浮遊感のあるナンバーだけでなく、こういった曲も作れるチック・コリアの作曲センスには脱帽しますね。

ルイ・アームストロング(この素晴らしき世界)

キング・オブ・ジャズ、サッチモことルイ・アームストロングが歌って大ヒットとなったナンバーです。

サッチモの独特のダミ声はクセになりますね。

あのマイルスもサッチモのことは別格と言っていて「あいつは何をしてもジャズなんだ」とさえ言っています。

この曲はベトナム戦争を嘆き平和な世界を夢見て書かれた曲だそうです。(実際に作曲してるのはルイ・アームストロングではありません)

すごく素敵なメロディーと歌詞でいつの世も歌い継がれている名曲ですね!

アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ(モーニン)

名ジャズドラマー、アート・ブレイキーの名を轟かせることになった大ヒット曲。

作曲者は同バンドのピアニスト、ボビー・ティモンズが担当しました。

この曲はファンキー・ジャズというジャンルを代表する1曲としてジャズのおすすめ曲では必ずといっていいほど登場します。

イントロのピアノはとにかく頭に残る印象的なフレーズで、「そば屋の出前持ちまでも、モーニンを口ずさんだ」と当時の日本でも大ブレイクした1曲です。

ゴスペルのコール・アンド・レスポンスに基づいて書かれた曲で、一度聞いたら忘れられないほど強烈に残るメロディが最高です。

ソニー・ロリンズ(セント・トーマス)

カリプソのリズムを使った軽快なテーマが印象的で、思わず口ずさみたくなるメロディーですね。

ジャズ評論家の小川隆夫氏も「ジャズにカリプソのリズムが登場した初めての一曲」とも言っています。

ソニー・ロリンズのサックスってすごくパンチが効いてる感じがします。ブロウのような。

太い音色なので、聴いているだけで元気になるんだよなぁ。

この曲が収録されているアルバム「サキソフォン・コロッサス」はソニー・ロリンズのテナー・サックスを堪能できる名盤としていまだに大人気の一枚です。

セロニアス・モンク(ブルー・モンク)

最後は孤高のピアニスト、セロニアス・モンク作曲のちょっと変わったブルースナンバー「ブルー・モンク」をご紹介します。

モンクはかなり変わった人、いわゆる変人だったみたいですね。

他の楽器のソロパート中にいきなりくるくると踊り出したり、ピアノの弾き方も弾くというよりは叩くという言い方のほうが正しいような独特の弾き方をしていました。

この曲のテーマもちょっと普通じゃないですよね。3度の音をうまく使った不思議な響きとキャッチーなメロディーはセロニアス・モンク節満載の1曲って感じですね。

ブルー・モンクをはじめストレート・ノー・チェイサーやラウンド・アバウト・ミッドナイトなどモンクが作曲して今もなお演奏され続けている曲は本当に多くあります。

まさにジャズの巨人といえるような名ピアニストだなーと思いますね。

まとめ

ジャズの名曲って本当に数多くあるのですが、その中でも比較的キャッチーで聴きやすいものをチョイスしてみました。

どの曲もいまだに多くのジャズマンが演奏していて、これからも演奏され続けていくであろう名曲ばかりです。

ぜひ、こういったジャズスタンダード曲を通してジャズに興味を持ってもらえたら嬉しいなと思います。

参考になれば幸いです。

良いジャズライフをどうぞ