音楽好きが選ぶ、おすすめのプログレ名盤20枚をご紹介!!【プログレッシブ・ロック】

こんにちは!!

音楽ブロガーのコバヤシと申します!

さて、みなさんプログレは好きですか!?

プログレといえば思い浮かぶことは・・・

  • 曲が無駄に長い
  • 変拍子多すぎ
  • 意味わかんない転調
  • 複雑な楽曲構成

・・・・ヤメローー!!

確かにプログレは普通の人が避けがちな、ちょっと不思議な音楽です・・。

だけに、一度ハマればとんでもなく奥が深い音楽でもあります。

とくに『プログレ5大バンド』と呼ばれるバンドは音楽好きなら絶対に聞いておくべき重要バンドです。

ちなみに5大バンドは以下の通り。

  • キング・クリムゾン
  • ピンク・フロイド
  • イエス
  • EL &P
  • ジェネシス

ここら辺はプログレ界の重鎮・・・大御所バンドですね。ぜひしっかりと抑えておきましょう!

そして、今回の記事では音楽好きの筆者がおすすめするプログレの名盤を20枚どどーんとご紹介!!

5大バンド以外にも素晴らしいプログレ・アーティストが登場します。

これを機に少しでもプログレという音楽を好きになる人が増えれば幸いです。

プログレってなに??

まずはここからですね。プログレは『プログレッシブ・ロック』の略です。

1960年代後半のイギリスに登場したロック・ミュージックのジャンルのひとつで進歩的、革新的なロックを意味しています。

1曲が10分間や20分間に及ぶ曲も多く、プログレ・バンドはロック・ミュージックにクラシックやジャズ、メタルやフォーク、ワールドミュージックなど様々な要素をぶち込んで複雑な音楽に仕立て上げました。

今までのシングル志向からアルバム志向で音楽作りをしている点もプログレ・バンドの特徴だと思います。

また、世界ではプログ・ロックと呼ばれ、日本だとプログレと呼ぶのが一般的な略称です。

音楽好きが選ぶ、おすすめのプログレ名盤20枚!!

ただ、20枚挙げるのも面白くないのでまずは筆者がおすすめする、絶対に必聴のプログレアルバムを10枚ご紹介します!!

この10枚はプログレ史だけでなく、音楽史にも残る名盤かなーと個人的には思っています。

初心者もまずはこの10枚からスタートしてみてください!!

バンド名の次にアルバムタイトルという順で紹介しています。

それではいってみましょう〜!

音楽好きが選ぶ、絶対に必聴のおすすめプログレアルバム10枚!!

キング・クリムゾン(King Crimson)『クリムゾン・キングの宮殿』

でましたっ!!音楽史上不滅のマスターピースとも呼べる作品!!

このインパクトのあるジャケット写真も有名ですが、もっと素晴らしいのがその音楽性です。

プログレとはなんぞや?と聞かれればまず、この作品を聴くことを勧めるでしょう。

全5曲からなるこのアルバムにはキング・クリムゾンというバンドの異常なまでの創造性と音楽の破壊力を味わうことができるでしょう!

1曲目の「21世紀のスキッツォイド・マン」はノイジーなギターと複雑なフレーズが印象的で、プログレだけでなくロック、メタルにも多大な影響を及ぼした名曲。

3曲目の「エピタフ」はプログレといえばメロトロンというイメージを定着させた名曲。この壮大な楽曲の雰囲気はプログレッシブ・ロックならではのものだなーと聞くたびに感じます。

そして、もうひとつ驚くべきことはこのアルバムを制作した際のメンバー平均年齢がなんと若干24歳ということです!!

この若者たちは24歳という若さでなぜここまで緻密で複雑で異形の音楽を作り出せたのか!?不思議でなりません。

ギタリストの筆者からいうとやはり天才にして鬼才、ロバート・フリップ(g)の難解フレーズが聞きどころかなと思います。

プログレの入門書にして金字塔!!

プログレを知るには、まずはこのアルバムから聴くべきでしょう!!

キング・クリムゾン(King Crimson)『レッド』

キング・クリムゾンの宮殿と同じくらいファンの間では人気のある一枚。

ヘヴィメタル的な作品になっていて、ハードロックよりのプログレが好きな人から人気がありますね。

タイトルのレッドはレッドゾーン(臨界点)のことらしいです。実際にこのアルバムでも、かなりハイレベルかつスリリングな演奏が繰り広げられています。

タイトル曲のレッドは重々しいリフとノイジーなギター、パワフルなドラムが印象的なインスト・ナンバー。

こういうハードロック的な部分がキング・クリムゾンの魅力のひとつですね。

このアルバムが制作された時はキング・クリムゾンのメンバーはロバート・フリップ、ブラッフォード、ウェットンの3人だけになっており、バンドの解散も公表されていたんです。

どうしてもキング・クリムゾンってロバート・フリップのワンマンバンドという感じもあるので、バンド間もなかなかうまくいかなかったのでしょうか?

アルバムの最後を飾る「スターレス」は10分を超える暗鬱でこの世の終焉をあらわしたかのようなナンバー。

この暗く切ない雰囲気・・・かなりやみつきになりますね。

後半にいくにつれてサックスが入ってきたりと、曲のテンションが最高潮になっていきます。

個人的にはこういう曲こそプログレの真髄って感じがします。静と動が使い分けが見事。

当然、本作も必聴の出来栄えです!

とくにハードロックや激しいロック好きの方にはおすすめできるので聴いてみてください!

ピンク・フロイド(Pink Floyd)『狂気』

1970年代、1枚のモンスターアルバムが誕生しました。

そのアルバムはプログレッシブ・ロックというジャンルに位置付けられながらも非常にポピュラーな音楽性を持ち、なんと米ビルボードのトップ200に741週(なんと15年間)も居座り続け、累計4000万枚という驚異的な数字の売り上げを記録したレコード・・・それが本作『狂気』なのです!

ぼくもこのアルバムを聴いた時の衝撃ったらなかったです。

まず、この年代の音源とは思えないくらい音が良いんです。めちゃくちゃクリアな音質。

できるだけ良いスピーカーと音量が出せる空間で聴きたいなぁと感じました。

「狂気」の中でもシングル・カットされて大ヒットした「マネー」という曲はキャッシュレジスターのガチャンという音から始まるユニークな1曲。

8分の7拍子という変拍子を使いながらもブルースやロックっぽいギターリフが印象的な1曲です。

この曲が象徴的なんですけど、「狂気」はプログレ・アルバムなんですけど、とてもポップな一面を持ちます。

だからアルバム全体を通して聞くと、すごく聴きやすい。純粋にロック・アルバムとしても楽しめる魅力があります。

それが、このアルバムが大衆の評価を得て4000万枚を売り上げた功績につながったのだと思いますね。

モンスターアルバムの名に恥じぬ、最初から最後まで完璧なまでに仕上がっている最強の一枚です!

ピンク・フロイド(Pink Floyd)『原子心母』

モンスターアルバムの「狂気」とともにおすすめしたいピンク・フロイドの名盤がこちら『原子心母』です。

ジャケットは牛の写真がなぜか強烈に印象的な一枚。個人的にかなりプログレって感じの内容になっている一枚かと思います。

聞きどころはなんといってもアルバムのA面を覆い尽くす23分間にも及ぶ大作「原子心母(Atom Heart Mother)」でしょう。

心臓にペースメーカーを埋め込んで、生きながらえている妊婦のことを書いた新聞記事の見出しから取られたタイトルだそうです。

6編に分けられており、インストのナンバーですが1つの映画を観たような気分になる不思議な1曲です。

この構成力といい、アイデアといい、ピンク・フロイドがとんでもないバンドだということが改めてわかる名作にして名盤だと思います。

ロジャー・ウォーターズ作の「もしも」は、後の「狂気」につながるようなロック・フォークナンバー。

こういった、プログレと非プログレが入り混じる感じもピンク・フロイドならではって感じがしますね!

イエス(YES)『危機』

まるでジャングルの楽園にいるかのような、水のせせらぎと鳥の鳴き声からはじまるこのアルバム。

そして突如鳴り響く、複雑怪奇なギターリフと地をはうようなベースライン、ひたすら豪快に鳴り響くドラム。

まさに、危機がせまっているぞ・・・といわんばかりの18分間にも及ぶ大作「危機(Close To The Edge)」からアルバムはスタートします。

プログレ好きならマストで抑えたい名盤中の名盤です!

このアルバムはイエス黄金期に制作された通算5枚目のアルバム。バンドもかなりノリにのっていて、緻密に計算された楽曲作りが得意なイエスの本領が発揮された一枚でもあります。

個人的には、クリス・スクワイアのグイグイ前にでるベースとスティーブ・ハウの職人的なギタープレイが本当に素晴らしい!

そして、このジャケットのアートワークもプログレっぽくて良いなぁと。

ただグラデーションがかかった緑色のジャケットとバンド名、アルバムタイトルが書かれただけのジャケットですが、妙にこのアルバムの音楽性にぴったりと当てはまっている感じがするのです。

しかしイエスはバンドとしての演奏力がすごく高い!!一見、音楽性の合わないメンバーが集まっているんですが、そこからバンドの化学反応が生まれ最高の音楽が作られます。

これぞバンドの面白いところだなぁと思います!

イエス(YES)『こわれもの』

バンドの出世作となったイエスの名盤で、キーボードのリック・ウェイクマンが加入した、後の黄金メンバーと呼ばれるラインナップになった最初の作品。

バンドらしいナンバーがずらりと並ぶアルバムで「ラウンドアバウト」や「燃える朝焼け」といった曲はイエスのライブでもおなじみのナンバーとなりました。

とくに日本でもアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』のエンディングテーマとしても人気になった「ラウンドアバウト」はイントロのロックなリフとゴリゴリのベースラインが特徴な、イエスを代表する1曲。

スティーブ・ハウのアコースティック・ギターソロ曲「Mood For A Day」も素晴らしい。

あの哀愁のあるギターフレーズや正確で職人的なギターはスティーブ・ハウだからこそ奏でることのできる至高のギターミュージックです。

静かな曲や激しい曲まで、最初から最後までバラエティに富んでいて非常に聴きやすいのもこのアルバムの特徴でしょう。

ロックファンの方でもすんなりと聴きやすい一枚かなと思います。

エマーソン・レイク&パーマー(EL &P)『展覧会の絵』

キーボード、ベース、ドラムというトリオ編成からなるのがプログレ界でも圧倒的な人気を誇るエマーソン・レイク&パーマー(以下EL &P)です!

ロックミュージックじゃ考えられない編成ですが、プログレだとこの変態的な音楽性と相まって絶妙の音世界を我々に聞かせてくれます。

19世紀ロシアの作曲家ムソルグスキーのピアノ組曲「展覧会の絵」をEL &P流に料理したライブ・アルバムの傑作!

キーボード・トリオとは思えないくらいハイテンションな演奏が続き、とくにキーボードのキース・エマーソンのプレイは神がかっており、ハモンド・オルガンを揺さぶりながら豪快なフレーズを連発する様はキーボードの化身のよう!

よく言われますが、このバンドは数あるプログレバンドの中でも非常にエンターテイメント性があります。

聴いていても観ていても聴衆を飽きさせることのない魅力を持つバンドだと思います。

だからここまで人気を博したという部分もあるんですが、やっぱりライブでのパフォーマンスは最高ですね!

EL &Pを聞くならまず入門者用としてこのアルバムから入ることを強くおすすめしますよ!!

エマーソン・レイク&パーマー(EL &P)『恐怖の頭脳改革』

彼らの最高傑作との呼び声も高いアルバム「恐怖の頭脳改革」

タイトルからして怖い感じがしますが、映画エイリアンで知られるH・R・ギーガーのイラストを用いたジャケット写真が恐怖を倍増させます・・・。

「聖地エルサレム」からはじまるこのアルバムは一言でいうなら壮大なクラシック音楽とハード・ロック、メタルの要素を見事に融合させた一枚です。

シンセサイザーの音色もきらびやかで、次から次へと弾きまくるキースのプレイはやはりここでも圧巻の一言!

ハイライトは29分間にも及ぶアナログB面の大作「悪の教典#9」でしょう。

作詞にピート・シンフォールドを起用して、歌も交えながら飽きさせないように聴かせるのはさすがEL &Pといった感じ。

曲名は恐ろしいですが、中身は変拍子と複雑なフレーズが入り混じったキーボード・プログレそのもの。

これをライブでも完璧に演奏してしまうのがこのバンドの本当に恐ろしいところかもしれません。

ジェネシス(Genesis)『フォックストロット』

プログレ5大バンドという大評価をされながらもキング・クリムゾンやイエスと比べてイマイチ知名度にかけてしまうのがジェネシスなんです。

どうしても他の5大バンドに比べると楽曲の「わかりやすさ」がないのでしょうがないといえばしょうがないですが、ジェネシスが生み出す異世界にでもいるかのような音楽世界は数あるプログレ・バンドの中でも圧倒的に素晴らしい点だと思います。

5大バンドの中では間違いなく玄人よりの音楽ですが、ハマるととことん深みにはまってしまう魅力があるのもジェネシスをおいて他にはないでしょう。

そんなジェネシスのピーター・ガブリエル在籍時の最高傑作が「フォックストロット」です。

このアルバムを聴いているとまるで地球ではないどこか遠い惑星にいるかのような気分になります。

もちろん惑星なんて行ったこともないですが、音で異世界を表現するならこんな感じなんでしょうね!

全曲ハズレなしの素晴らしい出来栄えで、その世界観は中毒性がすごいんです。

最後の23分近くにも及ぶ大曲「Supper’s Ready」はガブリエル自身のLSD体験をもとに作曲したとも言われており、浮遊感・壮大さ・ファンタステック・非現実性など多くの感情をいっぺんに体験できる必聴の名曲です!

ジェネシスは・・・深い。

ジェネシス(Genesis)『インヴィジブル・タッチ』

1980年代以降のフィル・コリンズをフロントにし、踊れるプログレ・バンドになっていく中で発表したジェネシス80年代の傑作がこちら。

長いジェネシスの歴史の中でも最も売れたアルバムで全英チャート1位も獲得している一枚でもあります。

1曲目の「インヴィジブル・タッチ」は過去のジェネシスを知っている人からすると、え?違うバンド?ってくらい曲調が違います。

明快でディスコ要素も加わった1曲で、新時代のジェネシスを代表する1曲でもあります。

アルバム全体を通して作品と捉えてきたプログレとは一線を画し、1曲1曲がシングル・カットもできそうな大衆向けの構成になっている点はプログレファンからは賛否両論わかれそうなアルバムかなと思います。

ただ、これもプログレなんだと言わんばかりの堂々たる演奏。いろんな意味でプログレって奥が深いんだなと思わされた一枚でもあります。

フィル・コリンズ好きな方にもおすすめ!

音楽好きが選ぶ、おすすめのプログレ名盤20枚!!(残りの10枚を紹介)

以上、ここまではプログレ5大バンドの名盤を各バンド二枚ずつ挙げさせていただきました。

さすが、5大バンドと呼ばれるだけありどのバンドも演奏力や緻密な構成力、独創性は半端ないレベルかと思います。

ここからは5大バンド以外のプログレの名盤を10枚ご紹介します!

いろんなところで聴くアルバムから隠れた名盤まで〜楽しんで読んでいただければと思います!

それではいってみましょう〜!

ソフト・マシーン(Soft Machine)『バンドルズ(収束)』

カンタベリー派のプログレ・バンド、ソフト・マシーンの傑作「バンドルズ」はジャズ・ロックファン必聴の1枚です。

ギターにアラン・ホールズワースが参加しており、アルバム全体を通してロック色の強い作品となっています。

そういった意味ですごく聴きやすいアルバムかなと思います。

アラン・ホールズワースのドライブ感溢れるギターソロが非常に若々しくて良い感じ!

冒頭の10分近くある組曲形式の名曲「Hazard Profile Part 1」はプログレ的な構成にハードロック調のギターが絶妙にマッチした素晴らしい作品となっています。

アルバムの前編を通して聴きどころはやはりホールズワースのギターですが、ソフト・マシーンのオリジナルメンバーによる安定のバックも素晴らしい。

ギターを変えたことで良い意味での化学反応が起きたプログレッシブ・ロックを代表する名盤です!

シド・バレット(Syd Barrett)『帽子が笑う・・不気味に』

ピンク・フロイド結成時の中心メンバーだったシド・バレットのソロ作品。

怪しいアルバムタイトルが指すように、内容もシド・バレットの白昼夢のような世界観が広がっています。

悲しいかな、ドラッグに溺れて精神を破綻させたシド・バレットだからこそ生み出せたような名盤でしょう。

いままで紹介してきたロック調のプログレとは違い、アコースティック・ギターを用いたシドの弾き語り作品のような内容になっているのもこのアルバムの特徴です。

しかし、1曲1曲の持つ不可思議な歌詞とサイケデリックをアコースティック・ギターであらわした音楽感覚は、この男にしか生み出せないものでしょう。

参加メンバーはデヴィッド・ギルモアをはじめ、ハンブル・パイのジェリー・シャーリーやソフト・マシーンの面々も参加しており豪華な顔ぶれが揃っています。

天才ゆえに人間としての脆さを持っていたんだなと、ぼくはこのアルバムを聴くたびになんだか妙に感傷的になってしまいます。

キャラヴァン(Caravan)『グレイとピンクの地』

ソフト・マシーンと並び、イギリス南東部のカンタベリー派の代表格が「キャラヴァン」です!

タイトルとジャケットのサイケデリックな感じが良いですよね。

アルバムの雰囲気は非常に耳障りよく、聴きやすいナンバーが並んでいます。

タイトル曲の「グレイとピンクの地」はアコースティック・ギターが主体のフォーク・ロックのような楽曲。

この曲だけ聞くとプログレ感は薄いなぁと思うんですが(もちろんタイトル曲も秀逸な出来です)、やはり必聴なのはアルバムB面の20分を超える大作「Nine Feet Underground」でしょう!

管楽器やオルガンを加えて移り変わりに景色を変えていく、ストーリーに満ち溢れた傑作です。

むしろこの曲のおかげでキャラヴァンはここまで人気になったと言っていいかもしれません。

このジャケットのイラストが表すかのような異世界にきた感覚を味わうことができます。

やはりプログレの世界は奥が深い・・・

マイク・オールドフィールド(Mike Oldfield)『チューブラー・ベルズ』

不思議なジャケットのアートワーク、バンドサウンドとは一線を画く多重録音による楽曲制作、耳にいつまでも残り続けるあまりにも有名な冒頭のイントロ・・・すべてが新しいと言わざるをえないプログレ・ミュージック史に残る大名盤です!

映画「エクソシスト」の音楽にも使われ現在までに全世界で3000万枚以上を売り上げるロング・セラーとなっています。

これを作った時のマイク・オールドフィールドは若干20歳の青年・・・末恐ろしい才能だなぁ感じてしまいます。

収録曲はチューブラー・ベルズ・パート1と2の2曲のみ。総48分間に及ぶ大作ですが、一瞬たりとも気の抜けないスリリングな楽曲展開であっという間に聴き終わってしまいます。

彼の内に潜んだ幻想的な景色を音で具現化したこの作品は後世に残るプログレの名盤として語り注がれることでしょう!

四人囃子『一触即発』

日本が誇るジャパニーズ・プログレの金字塔、それが「一触即発」です!

めちゃくちゃカッコいいプログレッシブ・ロックアルバムです。

ぼくはこのバンドを後から知りましたが、日本にもこんなに演奏力が高く、独創性に富んだバンドがあったのかと非常に驚いたのを覚えています。

本作制作時のメンバーは平均年齢21歳というからなお驚き!!

音楽の内容でみるとディープ・パープルのような激しくもメロディアスなリフやキャッチーな演奏がとても親しみやすいと感じます。

プログレにおけるハード・ロック的な部分を絶妙に取り入れて、アウトプットしているあたりはさすがの一言!

そして何より驚いたのが、日本語の歌詞がすごくプログレという音楽にハマっているんですよね。

日本の和な風景と変拍子満載のプログレがここまで相性が良いとは・・・。

そういった意味でもジャパニーズ・プログレのパイオニア的存在だったんですね!

フランク・ザッパ&ザ・マザーズ・オブ・インヴェンション『ワン・サイズ・フィッツ・オール(万物同サイズの法則)』

変態にして鬼才ギタリスト、フランク・ザッパ率いるマザーズ・オブ・インヴェンションの名作!!

数あるザッパ作品の中でも頭ひとつ抜けてプログレ的要素が強いのがこのアルバムだと思います。

このアルバムを一言で表すなら【変幻自在】といったところでしょうか!

冒頭9分弱の大曲「Inca Roads」から始まり、終盤の「Sofa no.2」にいたるまで一分の隙もない音の嵐となっています。

ぼくもザッパは好きで何度もいろんなアルバムを聴いていますが、本当にこの人の頭の中はどうなっているのやら・・。

どのアルバムも信じられない完成度と緻密に計算された音楽なんですよね。

ザッパはギタリストとしての変態的な部分やユニークな部分がクローズ・アップされがちですが、彼の真髄は音楽をプロデュースする力にあると思います。

才能の塊のようなこの作品・・・ぜひ心して聴きましょう!!

ラッシュ(Rush)『西暦2112年』

トリオ編成とバンドサウンドにこだわり続けたラッシュの代表作!!

うーん!・・・いつ聴いてもロックなサウンドと完成度の高い演奏力は圧巻の一言です!

タイトル曲の「2112」は20分に及ぶ大作で、ギターという楽器を手にした若者がコンピューター社会のあり方に疑問を抱き、歌とギターによって変えようとするベタなストーリー性を持つロック・オペラ。

個人的にはラッシュのダサかっこいいところがすごく好きなんですよね。

頑固にトリオのロックサウンドにこだわるあたりとか、いいなぁ〜。

ただ、3人編成とは思えないような音の厚みと構成力は本当に素晴らしい!!

このアルバムを聞けば、ラッシュというバンドの持つ凄さがわかると思います。

ちなみにドリーム・シアターやメタリカ、スマッシング・パンプキンといった大物ミュージシャンたちもこぞってラッシュをリスペクトしているのです。

ユーライア・ヒープ『対自核』

イギリスのバンド、ユーライア・ヒープの3作目のスタジオアルバムにしてバンドの最高傑作!!

ぼくは初めてこのアルバムを聴いた時、メロディアスなメタル・ミュージックといった印象を受けました。

このアルバムは日本での人気も高く、日本のオリコンチャートで最高5位を獲得したこともあります。

アルバムタイトル曲の「対自核(Look At Yourself)」は美しいハーモニーとギターソロが印象的なハード・プログレの名曲。ロック好きも必聴の1曲です。

そしてなんといってもケン・ヘンズレーの弾く歪んだオルガンが印象的な「7月の朝」は一分の隙もない名曲に仕上がっています。

高音でシャウトするボーカルや歪んだギターリフなど、ディープ・パープルやレッド・ツェッペリンを彷彿させる感じがしますね。

恐怖感と怪しさを放つジャケットのアートワークも秀逸な出来です!

U.K.『憂国の四士(U.K.)』

1970年代、プログレという音楽が衰退の一途をたどる中、立ち上がったのが正統派プログレ・バンドのU.K.です!

ジョン・ウェットン(Vo,b)、ビル・ブラッフォード(ds)、アラン・ホールズワース(g)、エディ・ジョブソン(key)の4人から結成されたこのバンドは衰退していたプログレ市場にひとすじの光をもたらしました。

古き良きプログレと新しい機材を組み合わせたU.K.のサウンドは新感覚そのもの!

現在のジャズ・ロックの基盤を作った名盤だと思います。

アルバム全体を通して印象的なのが、アラン・ホールズワースのギターシンセのようなサウンドとうねうねと複雑なギタースケールです。

後に彼の代名詞にもなる複雑なサウンドの一端を聞くことができます。

当時のパンク・ムーブメントに逆らうように職人技が光る4人の素晴らしい演奏家の奇跡をとくとご堪能ください!!

YMO『BGM』

日本が誇るテクノグループ、YMOの大傑作。彼らはテクノがメインですが、このアルバムは非常にプログレ的な側面が強い一枚でもあります。

ベースの細野晴臣も当アルバムをYMOのベストアルバムに挙げており、古くならない音と歌詞の内容の良さを高く評価しています。

YMOの音楽って本当に革新的で常に新しい発見があります。

このアルバムも発売されたのは1981年ですが、80年代の音とは思えないくらい前衛的な内容になっています。

個人的に必聴なのは1曲目の「Ballet」、「1000 Knives」、「Loom」といった曲は素晴らしい出来栄え。

アルバム全体を通すとちょっと暗いイメージがあるので商業的にはあまり成功しなかった作品ですが、ぼくはYMOの最高傑作にあげたいですね!

テクノってきらびやかでポップな感じでしょ?って思っている人にこそ聴いてほしい本格派な一枚です!

本記事のまとめ

音楽好きが選ぶ、おすすめのプログレ名盤20枚はいかがだったでしょうか?

ぼくも久しぶりにこの記事を書きながらいろんなプログレの名盤を聴き漁ってみましたが、ますます・・・プログレっていったいなんなんだろう??と思ってしまいました。笑

そのぐらい音楽の幅が広いジャンルなのかなとも思います。

ひとつ言えることはどのバンドにも、ロックバンドなどにはない個性的な世界観があるということです。

ただひたすらに音楽の追求・・・独創的な世界観の表現を突き進めたのがプログレの面白いところであり最大の魅力かなと改めて感じました。

そしてプログレに興味を持ったら、ここに挙げた名盤以外も自分で掘り下げてプログレを聴いてみてください!

きっと、どんどんコアでマニアックな世界が広がっていて新しい音楽のとびらを開くことができるでしょう!!

ぜひ素敵な音楽ライフをどうぞ