こんにちは!
音楽ブロガーのコバヤシです!!
いきなりですが質問です。
「ジャズやファンクのセッションに行ったはいいけど、聴いたことない曲が多すぎて何も弾けなかった・・・」
こんな経験はありませんか?
筆者もジャズギターを学びはじめたころは、セッションに行くたびに知らない曲を演奏させられて、コードは見失うわキーは間違えるわで散々な目にあったことが何度もあります(涙)
ソロ回しで自分の番だと気づかずに、永遠とバッキングしてる時なんかもう地獄ですからね・・
というわけで、本記事では・・・
・曲のキーや演奏のポイントも知りたい
といった方のためにジャズ好きの筆者が、セッションでよく演奏される定番曲(スタンダードナンバー)を25曲どどーんと紹介します!
ジャズ系のセッションとかに行くと、
「とりあえず1曲目は〇〇ねぇ〜」
みたいな感じで、当たり前のように定番曲からスタートすることがほとんどです。
事前にどういった曲が演奏されるのか知っておくと、いざセッションの場になっても「あ、この曲なら知ってるぞ!」と、落ち着いて演奏にとりくむことができます。
また本記事では、スタンダードナンバーの紹介として・・・
- ジャズ編
- ファンク・ソウル編
と二部構成にわけて、ジャンルごとに紹介していこうと思います。
かなり厳選して選びましたが、本記事で紹介していない定番曲も数多くあります。
温かい目で最後まで記事を楽しんでいただけると嬉しいです。
それではさっそくいってみましょうー!!
タップできる目次
- ジャムセッションってなに?
- ジャズ・ファンクセッションの定番曲25選!(ジャズ編)
- All The Things You Are(オール・ザ・シングス・ユー・アー)
- Bye Bye Blackbird(バイ・バイ・ブラックバード)
- Confirmation(コンファメーション)
- Girl From Ipanema(イパネマの娘)
- I’ll Close My Eyes(アイル・クローズ・マイ・アイズ)
- It Could Happen To You(イット・クドゥ・ハプン・トゥ・ユー)
- Just Friends(ジャスト・フレンズ)
- Oleo(オレオ)
- Softly, As In A Morning Sunrise(朝日のように爽やかに)
- Someday My Prince Will Come(いつか王子様が)
- Stella By Starlight(星影のステラ)
- There Will Never Be Another You(ゼア・ウィル・ネバー・ビー・アナザー・ユー)
- Autumn Leaves(枯葉)
- The Days of Wine and Roses(酒とバラの日々)
- Feel Like Makin’ Love(フィール・ライク・メイキン・ラヴ)
- Now The Time(ナウ・ザ・タイム)
- Blue Monk(ブルー・モンク)
- Take The ”A” Train(A列車で行こう)
- ジャズ・ファンクセッションの定番曲25選!(ファンク・ソウル編)
- 本記事のまとめ
ジャムセッションってなに?
まずは簡単に「ジャムセッション」の説明から!
Wikipediaによるとジャムセッションの定義は以下です。
ジャムセッションとは、本格的な準備や予め用意しておいた楽譜、アレンジにとらわれずに、ミュージシャン達が集まって即興的に演奏をすること。
特にこれを重視するバンドをジャム・バンドという。
類似語としてアドリブやインプロヴィゼーション(即興)がある
引用:Wikipedia
ジャズのセッションのように、テーマ(メロディー)とコード進行だけ決まっていて”アドリブ”は即興でおこなう、というのが一般的なセッションのように思います。
日本全国にも、定期的にジャムセッションのイベントを開いているお店がたくさんあります。
中には、普段はプロミュージシャンのライブがメインだけど、平日の昼や夜は「セッションスポット」として使っているお店もけっこうあったりします。
お店によってジャズ系をメインに演奏しているところや、ブルース専門、ロック系のみなど、いろんなセッションスポットがあるので、事前にどういった系統の音楽を演奏しているのか調べてから行くのがオススメ!
ちなみに筆者はセッション初心者の時に、ブルースのセッションバーだと思って入った店が、たまたまその日はジャズのセッション・デーになっていて、あまりに弾けなくて泣いた思い出があります(笑)
あの時ほど、事前にジャズの曲も予習しておけばよかったと思った日はありませんね・・。
・・というわけで、ここからは音楽のジャンルごとに絶対に知っておきたいセッションの定番曲を紹介していきますよー!
ジャズ・ファンクセッションの定番曲25選!(ジャズ編)
All The Things You Are(オール・ザ・シングス・ユー・アー)
ジャズ初心者の登竜門的な1曲!
Key=A♭なんですが、曲の途中でキーが変わる「転調」が登場する曲なんです。
この転調がジャズの醍醐味であると同時に、クセ者でして・・・。
同じキーのスケールでアドリブを弾いていると、転調パートに入った瞬間一気に音が合わなくなります・・。(キーが変わるので当たり前ですが)
筆者も初めてこの曲を弾いた時は、転調の意味がわからず、ずっとFmのスケールでドヤ顔で弾き切ってました・・(今思うと、全然音が合わないひどい演奏でしたね。)
しかし、メロディーが綺麗でミディアム〜バラードまで美しく弾ける曲なので、セッションでもとても人気の1曲です。
Bye Bye Blackbird(バイ・バイ・ブラックバード)
1990年代のニューヨークで活躍した作曲家=レイ・ヘンダーソンが作曲したナンバー。
マイルス・デイヴィスやキース・ジャレットの演奏で有名なジャズスタンダードです。
キーはFで、シンプルかつ美しいメロディーが特徴的。
最初の4小節はコードFM7が続いたり、テーマやメロディに起伏が少ないため、初心者が弾くと単調になってしまう曲でもあるかなと思います。
初心者向けと見せかけて、実はジャズ上級者向けな1曲!
Confirmation(コンファメーション)
ジャズの巨人=チャーリー・パーカーが作曲したビバップを代表する1曲。
ビバップ・ジャズ=コンファメーションの名前があげられることも多い、超有名曲です。
高速テンポにのせて、自由自在にサックスを吹くパーカーの演奏は、まさに「バード(鳥)」のよう・・!
メロディーも半分アドリブのようなところがあったり、コードチェンジも非常に多いので、流麗に演奏するにはかなりの練習が必要な1曲でしょう!
コード、メロディーともにジャズの勉強をするにはもってこいの1曲かなと思います。
ちなみに、他にもチャーリー・パーカーが作曲したビバップの代表曲としては、「オーニソロジー」や「リラクシン・アット・カマリロ」なんかも有名です。
Girl From Ipanema(イパネマの娘)
ボサノヴァ界の巨匠=アントニオ・カルロス・ジョビンが作曲した、最も有名なボサノヴァ曲。
サックス奏者のスタン・ゲッツとボサノヴァ歌手のジョアン・ジルベルトが、アルバム『ゲッツ/ジルベルト』で録音したバージョンはあまりにも有名です。
ちなみに「イパネマ」とは、ブラジルのリオにあるイパネマ海岸のこと!
イパネマ海岸には、この曲のように美しい娘がたくさんいたんだろうなぁ〜・・笑
ジャズのセッションだと、ボサノヴァの曲をなんかやりましょう。って場合に、だいたいこの「イパネマの娘」か「WAVE」、「Corcovad」あたりをプレイすることが多いかなと思います。
・・・あ、「ブルーボッサ」もあった!
・・・・・・いや・・「おいしい水」も定番かな・・
まぁ、とにかく!誰もが知っているボサノヴァの曲といえば「イパネマの娘」で間違いないでしょう!笑
I’ll Close My Eyes(アイル・クローズ・マイ・アイズ)
ジャズトランペッター=ブルー・ミッチェルの名演で知られるジャズスタンダード。
軽快なリズムと、口ずさめるほどメロディアスなテーマが特徴的な1曲です。
キーはFで演るのが定番。酒バラと似たコード進行ですね。
「タッ・タッタラ〜」と、テーマに入る前に一音くって入るので、注意が必要です。
It Could Happen To You(イット・クドゥ・ハプン・トゥ・ユー)
E♭キーの楽曲として、ジャズのセッションでも非常に人気があるナンバーです。
数えきれないほどのジャズミュージシャンが取り上げている曲であり、チェット・ベイカーやバーニー・ケッセルをはじめ、名演がめちゃくちゃ多いですね。
ジャズ初心者向けの教材としてもよく取り上げられる曲なので、E♭キーの曲について学びたい方は、ぜひチャレンジしてほしい曲だと思います。
Just Friends(ジャスト・フレンズ)
1931年に作曲家のジョン・クレナーが作曲したジャズスタンダード。
ビリー・ホリデイやチャーリー・パーカー、ソニー・スティットなど・・あらゆるジャズレジェンドに愛された名曲です。
ジャズのセッションだと、キーFのアップテンポで演奏されることが多いかな。
ジャズギター好きの筆者としては、ジャズギタリストのパット・マルティーノが、アルバム『El Hombre』で演奏しているジャスト・フレンズをぜひ聴いてほしいです!
流麗なアドリブフレーズにきっと驚くことでしょう。
Oleo(オレオ)
ジャズサックス奏者=ソニー・ロリンズが1954年に作曲した、ハード・バップを代表する1曲。
ガーシュイン作曲の「アイ・ガット・リズム」なんかと同じく、リズムチェンジを用いて作られた楽曲で、金管奏者以外にもピアニストやギタリストから人気も高いスタンダードナンバーです。
Aパートはキメフレーズの連続なので、事前にしっかりテーマを練習しておく必要あり!
Bパートは決まったフレーズがなく、演奏者の即興で弾くことになります。・・ココが、この曲の面白いところですね。
マイルス・デイヴィスのアルバム『バグス・グルーヴ』か『リラクシン』に録音されたバージョンが最も有名でしょう。
Softly, As In A Morning Sunrise(朝日のように爽やかに)
1928年、作曲家のシグマンド・ロンバーグが作曲した楽曲。
現在では、ジャズスタンダードとして多くのジャズマンがカバーしていますが、もともとは「新しい月」というミュージカルのために書かれた楽曲だそうです。
最も有名な演奏といえば、MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)のバージョンでしょう。
ミルト・ジャクソンによるヴィブラフォンの音色が、なんとも味わい深い名演です。
Someday My Prince Will Come(いつか王子様が)
ディズニー映画「白雪姫」の主題歌として人気をはくした1曲。
もはや説明の必要がないくらい、誰もがしる大名曲ですね!
ジャズ・ワルツの定番曲として、今でもしょっちゅう演奏されているスタンダードナンバーのひとつ。
とくに、ビル・エヴァンスやマイルス・デイヴィスによる演奏は珠玉の一言。
聴いたことない人は、ぜひ聴いていただきたいです。
また、他にもディズニー映画「ピノキオ」で流れる「星に願いを」も、ジャズの定番曲として知られています。
Stella By Starlight(星影のステラ)
アメリカの作曲家=ヴィクター・ヤングが1944年の映画「呪いの家」のために書いた楽曲。
その美しいメロディーラインと、シンプルかつ転調のあるコード進行が特徴的で、今や最も有名なジャズスタンダードナンバーのひとつとして知られています。
キーはB♭ですが、転調が多く曲の中で複数のツーファイヴ進行があるため、ジャズ初心者の練習曲としても人気です。
There Will Never Be Another You(ゼア・ウィル・ネバー・ビー・アナザー・ユー)
ミュージカル映画「アイスランド」のために書かれた1曲。
こちらもキーE♭の代表曲として、多くのジャズマンから愛されるスタンダードナンバーです。
今でいうジャズスタンダードって、元は映画の主題歌とか、ミュージカルの曲として書かれたものがほとんど。
長い年月をえて、さまざまなジャズミュージシャンにアレンジされながら、ジャズのスタンダードとして定着してきたんですね。
ちなみに、ジャズトランペッターのチェット・ベイカーによる演奏が最もよく知られています。
Autumn Leaves(枯葉)
あらゆるジャズ教材の中でも初心者向けの1曲として、必ずと言っていいほど登場する超定番ナンバー。
キーB♭のジャズナンバーを練習したい方には、もってこいの曲だと思います。
サックス奏者のキャノンボール・アダレイのアルバム『サムシン・エルス』に収録されている枯葉はあまりにも有名です。
ちなみに、今ではジャズの超定番曲として知られる「枯葉」ですが、もともとはシャンソンの代表曲ってこと知ってましたか?
The Days of Wine and Roses(酒とバラの日々)
1962年のアメリカ映画「酒とバラの日々」の主題歌として、作曲家のヘンリー・マンシーニが書いた楽曲。
ジャズミュージシャンの間では「酒バラ」の略称で親しまれるナンバーです。
キーFのジャズスタンダードとして最も有名な楽曲で、非常にジャズらしいお洒落なメロディーラインが印象的な1曲。
筆者もジャズギターをはじめたころは、この曲のコードやメロディ、使えるスケールの分析などめちゃくちゃしましたねー。今でもしょっちゅう弾いてますが・・笑
演奏だと、オスカー・ピーターソンによるトリオ演奏が最も有名かと思います。
Feel Like Makin’ Love(フィール・ライク・メイキン・ラヴ)
スウィートでメロウなジャズスタンダードといえば本曲で決まり!
ジャズミュージシャンはもちろん、ソウルシンガーやネオソウル界隈でも高い人気をほこる1曲です。
一番有名なバージョンといえば、やはりマリーナ・ショウの名盤『Who Is This Bitch』に収録された演奏でしょう。
ラリー・カールトンとデヴィッド・T・ウォーカー・・・レジェンドギタリストたちによるツインギターは、まさに珠玉の一言。
他にも、ディアンジェロのバージョンも超人気ありますねー。最高です。
歌ありで演奏しても良し!インストで演奏しても良し!な、名曲ですね。
直訳すると・・・ゴホン・・・自分で調べてください(笑)
Now The Time(ナウ・ザ・タイム)
ジャズの巨人=チャーリー・パーカー作曲によるジャズブルースの定番ナンバー。
ジャズのセッションで演奏されるキーFのジャズブルースといえば、だいたい「ナウ・ザ・タイム」か「ビリーズ・バウンス」が多いと思います。(ちなみにどちらもパーカー作曲です)
テーマが比較的簡単なので、ジャズブルース最初の1曲としてよく題材にあがる曲でもありますね。
Blue Monk(ブルー・モンク)
これまたジャズブルースの定番ナンバーのひとつ!
「ナウ・ザ・タイム」がキーFの定番ブルースナンバーなら、こちらの「ブルー・モンク」はキーB♭の定番ブルースナンバーと言えるでしょう。
作曲は、孤高のジャズピアニスト=セロニアス・モンク!
モンク作曲の本曲は、独特のテンポと音使いがかなーり特徴あるんですよね〜。
とくに「ブルー・モンク」は少ない音数で、ブルーなムードを醸し出している、モンクの傑作だと思います。
Take The ”A” Train(A列車で行こう)
「ジャズ・ファンクセッションの定番曲25選!(ジャズ編)」・・・ジャズ編の最後に紹介するのは、エリントン楽団のテーマ曲として有名な「A列車で行こう」です!
デューク・エリントン率いるエリントン楽団が演奏したこのナンバーは、当時のレコードとしては異例の大ヒットを記録しました。
イントロのピアノリフや、ホーン隊による迫力のあるテーマは、いつ聴いてもテンションあがりますねー!
ちなみに映画「スウィング・ガールズ」でも、主人公たちが最初に覚えるジャズの曲として使われてたりもします。
ジャズ・ファンクセッションの定番曲25選!(ファンク・ソウル編)
ここからは、「ジャズ・ファンクセッションの定番曲25選!(ファンク・ソウル編)」と題して、セッションでよく演奏されるファンクやソウルの定番曲を7曲ご紹介します。
最近では、ジャズミュージシャンだけでなく、ネオソウル系のミュージシャンからカバーされることも多いなぁと感じています。
スタンダードなジャズとはまた違ったお洒落さを持った曲ばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
Cantaloupe Island(カンタロープ・アイランド)
ジャズ・ファンクを世に知らしめたピアニスト=ハービー・ハンコックが作曲したナンバー!
ハービー・ハンコックほど、さまざまなジャンルを開拓したピアニストは他にいないでしょう。
本曲「カンタロープ・アイランド」の他にも、「ウォーターメロン・マン」や「カメレオン」は彼の代表的なジャズファンク・チューンです。
ヴァンプと呼ばれる伴奏パターンがあるのも本曲の特徴で、ソロ回しの際はこのヴァンプ部分を弾いてからアドリブをとったりします。
Close To You(クローズ・トゥ・ユー)
もはや説明不要!・・・世界的アーティスト、カーペンターズの代表曲です。
普通にポップスの歌として歌われることも多い本曲ですが、実はジャズ系のミュージシャンにも多くカバーされています。
コード進行やリズム、ふわっとしたメロディーラインは、まさにジャズにぴったり!
ファンクっぽいリズムで演奏してもハマる曲なので、いろんなアレンジができる楽曲だと思います。
ボーカルがいるセッションで、リクエストされることも多いので、覚えておくと何かと役立つでしょう。
The Chicken(チキン)
伝説のベーシスト=ジャコ・パストリアスの代表曲。
エレキベースによるイントロのリフはあまりにも有名で、ベースで弾きたいリフランキングがあるなら上位にランクインする名フレーズでしょう!
テーマの終わりにはキメのフレーズがあることや、BパートではE♭7→D7→G7→C7と半音ずつ下がっていくような特殊なコード進行もあるので、思った以上に演奏するハードルが高い楽曲だと思います。
とはいえ、ジャズ・ファンクのセッションでは、必ずと言っていいほど演奏する楽曲なので、ファンクのセッションに参加したいと思っている方はマストで覚えたい1曲ですね。
Isn’t She Lovely(イズント・シー・ラブリー)
邦題は「可愛いアイシャ」・・・スティーヴィー・ワンダーの最高傑作「キー・オブ・ライフ」に収録されている1曲です。
耳馴染みの良いメロディやジャジーなコード進行・・・そして、誰もが聴いたことのあるお決まりのキメフレーズなどなど、ミュージシャンならニヤっとする要素が満載!
サックス、ピアノ、ギター、ベースまで様々なジャンルのトップミュージシャンたちもカバーする超名曲といえるでしょう。
最近だと、ロンドンの天才=トム・ミッシュをはじめ、ネオソウル界隈のギタリスト間で非常に人気の高いセッション定番のナンバーとなっています。
Just The Two of Us(ジャスト・ザ・トゥー・オブ・アース)
邦題は「クリスタルの恋人たち」・・・ジャズ・フュージョン界を代表するサックス奏者=グローヴァー・ワシントン・ジュニアの代表曲です。
歌手のビル・ウィザースを迎えて、ジャジーかつソウルフルに録音された1曲。
おしゃれなコード進行の定番曲として、ジャムセッションでも頻繁に演奏される楽曲です。
お洒落だけどどこか浮遊感を感じさせるこの曲のコード進行は、さまざまなポップスやジャズの曲でも応用されています。
度数表記で『Ⅳ△7→Ⅲ7→Ⅵm7→Ⅴm7→Ⅰ7』になるコード進行の曲は、敬愛をこめて「Just The Two Of Us進行」なんて呼ばれたりもします。
What’ Going On(ホワッツ・ゴーイン・オン)
伝説のソウルシンガー=マーヴィン・ゲイを象徴する1曲。
ソウルフルに歌い上げられる本曲は、インストアレンジで演奏されることも多いセッションのスタンダードナンバーでもあります。
途中でガラリと転調する感じとか、めちゃくちゃカッコいいんですよねぇ〜。
こういった曲を聴くと改めて、ソウル系の歌とインストは相性良いなぁーって感じます。
いろんなアーティストがカバーしている名曲ですが、ジャズギター好きの筆者としてはぜひ、デヴィッド・T・ウォーカーが弾く「ホワッツ・ゴーイン・オン」を聴いていただきたいですね!
Sunny(サニー)
ファンク・ソウル編・・・最後に紹介するのは、アメリカのソウルシンガー=ボビー・ヘブが1966年に発表した名曲「サニー」です。
これもまたソウル・ファンク系セッションの定番曲として、数多く演奏されています。(キーAmで演奏されることが多いです)
ジェイムズ・ブラウン、スティーヴィー・ワンダー、ジャミロクワイなど、あらゆるアーティストにもカバーされており、その人気の高さが窺い知れますね。
思わず踊り出したくなるような小気味良いテンポと、サニー!と歌う特徴的なフレーズが、本曲最大の特徴でしょう。
ジャズギタリストのパット・マルティーノとジョン・スコフィールドによる、怒涛のギターラッシュが聴けるサニーのカバーは全ジャズファン必聴!
本記事のまとめ
「ジャズ好きが選ぶ、ジャズ・ファンクセッションの定番曲25選!【絶対に覚えたいスタンダードナンバーはこれだ】」について書いた記事は以上になります。
いかがだったでしょうか?
ジャズのセッションでよく使われるキーは、
- C
- F
- B♭
- E♭
- G
このあたりのキーの曲は、めちゃくちゃ多いです。(金管が演奏しやすいように、♭系のキーが多いのもジャズの特徴です)
各キーの代表曲を覚えておくと、バッキングやアドリブでも応用がきくので何かと役立つと思いますよ!
これからジャズやファンクのセッションに挑戦したいと思っている方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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また、「Amazon Music Unlimitedがどんなサービスなのかわかりやすくまとめた記事」もありますので、参考にしていただけたら嬉しいです!
最後に・・・
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