こんにちは!!
音楽ブロガーのコバヤシです!!
さて、あなたはR&B・ソウルミュージックはお好きですか?
・・・この記事を読んでいるということは、多かれ少なからず興味をもっていることでしょう。
全国的にも『ソウルバー』と言って、R&Bやソウルミュージックを専門に流してくれるBarも数多くあり、熱狂的なファンが多い音楽ジャンルのひとつだと思います。
ただ、R&Bやソウルって、音楽初心者の方からするとちょっと敷居が高い音楽ジャンルだな・・と感じている方も少なくないのではないでしょうか?
そこで本記事では・・・
といった疑問を持つ方のために、普段から様々なソウルバーで音楽を聴いているR&B・ソウル好きの筆者が、定番のおすすめアーティスト12名を紹介していきます!!
今回は洋楽アーティストをメインで紹介しており、どのアーティストもR&B・ソウルを聴く上で絶対に外せないレジェンド級の人たちばかりです。
R&Bやソウルに興味がある方は、まず本記事のアーティストから聴いてみて、気になった人を深く掘っていくのがおすすめですよ!
参考になれば幸いです。
<この記事はこんな方におすすめです>
- R&B・ソウルミュージックに興味がある
- R&B・ソウルの名盤やおすすめのアーティストを知りたい
- R&B・ソウルミュージックってどんな音楽なんだろう?
上記にひとつでも当てはまる方は必見ですよ!
それではさっそくいってみましょう〜!!
タップできる目次
R&Bやソウルミュージックってどんな音楽??
まずは簡単に『R&B・ソウルミュージック』の特徴について解説します。
まずR&Bは『リズム・アンド・ブルース』を略したものになります。
1940年〜50年代にブラック・ミュージックの発展とともに生まれた音楽です。
その名の通り、リズムやビートに乗りながらブルースやゴスペルをルーツとした、歌を歌うのが特徴です。
有名どろこのアーティストだとサム・クック、ジェームズ・ブラウン、アレサ・フランクリン、オーティス・レディングあたりはR&B界のレジェンド的な存在で、今なお多くの人に愛されるアーティストです。
ちなみにR&Bは、のちに大スターを数多く生む『ロックンロール・ミュージック』に多大な影響を与えた音楽ジャンルです。
その後、1960年頃からR&Bはソウルミュージックと呼ばれるようになり、さらに発展していきます。
ソウルミュージックはR&Bの中のひとつのジャンルとして、確立された音楽というように考えると理解しやすいかなと思います。親戚みたいなもんです(笑)
R&Bよりはポピュラーな音楽性で、ゴスペル色が強いのも特徴です。
音楽ブロガーが選ぶ、R&B・ソウルのおすすめシンガーやアーティスト12選(前編)
それではさっそくいってみましょう〜!!
レイ・チャールズ
いきなり伝説級アーティストの登場です!!
レイ・チャールズは1930年生まれアメリカ合衆国ジョージア州出身の歌手、ピアニスト。
盲目で目が見えないというハンデを背負いながらも、R&Bやソウルのレジェンドに上り詰めたアーティストの一人です。
ツヤのあるシャウトボイスや鍵盤を叩くように弾くピアノスタイルはレイ・チャールズならでは!
彼の音楽は聴いているだけで、身体を揺らしたくなるヒップな味があるし、聴く者の心の奥底に訴えるような声質の持ち主だと思います。
また「ローリング・ストーンズ誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガーランキング」において第2位に輝いています。
ちなみに、映画「ブルース・ブラザーズ」にも、楽器店店主役で登場しており、ピアノを弾きながら歌うシーンは必見です!
レイ・チャールズのおすすめアルバム『The Best of Ray Charles:The Atlantic Years』
レイがアトランティック時代に吹き込んだ音源を、ベスト版としてまとめた1枚。
最初から最後まで、まさに”ザ・ブラックミュージック”といった濃い内容のアルバムとなっており、全R&B・ソウル好き必聴のアルバムと言えるでしょう。
レイ・チャールズを聴かずして、ブラック・ミュージックは語れません!
サム・クック
サム・クックは1931年生まれアメリカのソウルシンガーです!
「クック調」と呼ばれる少し鼻にかかった歌唱方法は、白人のシンガーからも高く評価され、のちに多くのフォロワーを生み出しました。
甘くてウットリしてしまうような、素敵な声質の持ち主です!
サム・クックは端正な顔立ちとスタイルの良さから、50年代R&B・ソウル界のスターとして、アイドル的な人気を博したアーティストでもあります。
当時としては異例の、ビルボードのR&Bチャートだけでなく、ポップスチャートにも上位入賞の曲を数多く送り出しました。
「チェイン・ギャング」、「ツイストで踊りあかそう」、「シェイク」といった曲は、彼の代名詞とも呼ばれるナンバーで、後に多くのゴスペルシンガーやソウルグループがカバーしています。
また「ローリング・ストーンズ誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガーランキング」においては、第4位に選ばれています。
サム・クックのおすすめアルバム『Night Beat』
サムが亡くなる前年にリリースされた、ブルースを中心に歌い上げたソウルの名盤。
ラウンジ・カクテル・ブルース・アルバムの傑作とも言われていますね。
チャールズ・ブラウンが好きなサムらしく、彼の作品も何曲か歌っています。
全体的にはブルース色が強いですが、ソウルシンガーらしい艶やかで伸びのある歌唱はやはり一級品ですね。
ふとした夜に聴きたくなる名盤です。
ジェームス・ブラウン
ジェームス・ブラウンは1933年生まれアメリカ合衆国出身のソウル・ファンクシンガーです!
「ミスター・ダイナマイト」、「ナンバーワン・ソウル・ブラザーズ」、「ファンキー・プレジデント」など、いくつものニックネームを持っており、ステージ上でマントを羽織るパフォーマンスはあまりに有名。
シャウトしながら歌うスタイルと、キレッキレのダンスパフォーマンスは、ジェームス・ブラウンの専売特許とも言えるでしょう!
ソウル界のゴッド・ファーザーとして、『ファンク』という音楽ジャンルを確立した偉大な立役者でもあります。
現在活躍しているソウルやファンクのミュージシャンは、もれなくジェームス・ブラウンの影響を受けていると言っても過言ではないでしょう!
ワンコードのカッティングギターや、彼のバンド全体が作り出すファンクのリズムは、ヒップホップやジャズなど、あらゆるジャンルの音楽家たちから崇拝され続けています。
名曲はありすぎて、ここに書ききれませんが、生涯を通じて彼がR&B・ソウル、そして音楽業界に与えた影響は計り知れません!!
ジェームス・ブラウンなしでソウルは語れませんぞ!
ジェームス・ブラウンのおすすめアルバム『Revolution Of The Mind(ソウルの革命)』
ジェームス・ブラウンって、生涯でいくつものアルバムを出しており、名盤も数えきれないほどあるのですが、筆者があえて挙げるとしたら1971年の発売された『Revolution Of The Mind(ソウルの革命)』です。
このアルバムはニューヨークのハーレムにある、アポロシアターで行われたライブの実況中継盤。
観客が興奮して叫ぶ声や、ジェームスのニックネームを呼んで紹介する名物シーンなどがしっかり収められています。
収録曲もバラードからグルーヴ感あふれるファンクチューンまで、幅広く網羅されており、ジェームス・ブラウンの入門編としてもオススメの1枚です。
スモーキー・ロビンソン
1940年生まれ、アメリカ出身のソウルシンガー。
歌手活動はもちろんのこと、作曲家、プロデューサーとしても活躍したアーティスト。
後のブラック・ミュージックの発展に多大な影響を与えた、シンガーの1人です!
なにを隠そうこの方、かの有名な名門レーベル「モータウン」の設立者の1人で、長く同社の副社長も努めたスゴイ人なんです!
現在はソロでも活動していますが、もともとはミラクルズのリードシンガーとして活躍し、裏声のような美しいファルセットボイスを武器に多くの名曲を生み出しました。
ちなみに、スモーキーは作曲家として、テンプテーションズやフォー・トップス、マーヴィン・ゲイといった数々のレジェンド・ミュージシャンにも楽曲提供しています。
ソウルの歴史をひもとく上でも、おさえておきたいシンガーの1人です。
スモーキー・ロビンソンのおすすめアルバム『スモーキー・ロビンソン』
自身の名前を冠した傑作アルバム。ここにモータウンの歴史アリ!です。
アルバムの最初から最後まで、余すことなくスモーキー・ボイスを堪能できる1枚。
代表曲の「ビーイング・ウィズ・ユー」「クワイエット・ストーム」他、全17曲を収録。
キャッチーなメロディーと、軽やかなサウンドが極上の空間を演出してくれることでしょう。
チャカ・カーン
1953年アメリカ合衆国イリノイ州出身のR&Bシンガー。
圧倒的な歌唱力と、カリスマ的な存在感を持ち、1970年代には”R&Bの女王”とも呼ばれ人気を博しました。
かなりアグレッシブな性格だったらしく、レコーディングではアレンジが気に入らないと、殴り合いのケンカもしたりしたのだとか・・・笑
ちなみにチャカという名前は、アフリカの言語で「炎」を意味するのだとか。
とにかくパワフルな彼女の歌唱スタイルは、ホイットニー・ヒューストンやメアリー・J・ブライジなど、後のR&Bシンガーに絶大な影響を与えています。
チャカ・カーンのおすすめアルバム『ルーファス・フィーチャリング・チャカ・カーン』
ボーカルにチャカ・カーンをフューチャリングして録音されたバンド、ルーファスの名盤。
ソウルフルでファンキーな演奏をバックに、チャカ・カーンが見事なまでの歌唱を聞かせてくれています。
伸びのあるチャカの叫び系ボーカルがとにかく最高!!
鳥肌が立つほど、迫力のあるグルーヴィなサウンドをぜひ体感してください!
カーティス・メイフィールド
偉大すぎるソウル界のレジェンド。
数々の名曲を世に送り出したカーティス・メイフィールドは1942年生まれアメリカ出身のソウルミュージシャン、作曲家、マルチプレイヤーです。
人気ソウルグループ「インプレッションズ」のメンバーとして活動をスタートし、後にバンドのリード・ボーカルを取るようになります。
1965年に発表した「ピープル・ゲット・レディ」は当時の公民権運動を背景に大ヒットを記録。
一躍スターダムへの仕上がり、この曲はいまだに多くのミュージシャンから歌われ続けるソウル・スタンダードになりました。
1970年からはソロ活動をスタートし、マーヴィン・ゲイ、ダニー・ハサウェイ、スティーヴィー・ワンダー等と並んで「ニュー・ソウル」と呼ばれ人気を博しました。
ソウルフルなギタープレイには定評も熱く、2011年の「ローリング・ストーン誌が選ぶ歴史上最も偉大なギタリストランキング」において34位にランクインしています。
カーティス・メイフィールドのおすすめアルバム『カーティス』
カーティス・メイフィールドは本当に名盤が多すぎて、1枚選ぶのに悩みましたが、やはりソロ第1作目の「カーティス」をオススメします!
全英12位を記録した代表曲「ムーヴ・オン・アップ」をはじめ「イフ・ゼアズ・ア・ヘル・ビロウ・ウィア・オール・ゴナ・ゴー」など、名曲ばかりのラインナップです。
とくに、アップビートにのせて、カーティスのファルセットボイスが炸裂する「ムーヴ・オン・アップ」は全音楽ファン必聴の1曲!!
日本のロックバンド、サンボマスターの入場SEとしても使われており、人気の1曲です。
音楽ブロガーが選ぶ、R&B・ソウルのおすすめシンガーやアーティスト12名を紹介(後編)
ここから後編スタート!!
まだまだ、超レジェンド級のアーティストが数多く登場しますよ〜!
ぜひお楽しみください
ダニー・ハサウェイ
ダニー・ハサウェイは1945年アメリカ出身のソウルシンガー。
カーティス・メイフィールド、マーヴィン・ゲイらとともに「ニュー・ソウル」と呼ばれた、新世代の黒人アーティストの1人。
自分でピアノも弾き、作曲もするシンガーソングライターですね。
艶のある歌声と、今までのR&B歌手とは違いシャウトをしない歌唱スタイルは、後のソウルシンガーに多大な影響を与えました。
幅広い音楽的センスを持ち、楽曲の多くもR&B・ソウルらしい明るくさわやかな曲もあれば、代表曲の「ザ ・ゲットー」といった政治的な歌詞を全面に押し出したスリリングな曲があるのも特徴です。
とくにR&B・ソウルの金字塔的ライブアルバムである「LIVE」では、ソウル界のスターとも言えるミュージシャンたちをバックに、ダニー・ハサウェイの驚異的なボーカルを聴くことができます。
ダニー・ハサウェイのおすすめアルバム『LIVE』
ソウルミュージックのライブアルバムといえば、間違いなく真っ先に挙がるのがこの1枚。
都会の夜を思わせるようなソウルかつジャジーなテイストであふれており、マーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイン・オン」やキャロル・キングの「君の友だち」をカバーしていることでも話題になりました。
とくに「君の友だち」での、聴衆の歓声と大合唱はライブ版ならでは!
筆者もめちゃくちゃ大好きなアルバムのひとつで、夜にお酒を飲みながら聴くと最高なんですよね。
オーティス・レディング
1941年生まれアメリカ出身のR&Bシンガー。
飛行機による事故死で、26歳という若さでこの世を去りました。
オーティス・レディングはキング・オブ・ソウルの名を持ち、独特の歌声と歌唱法はR&B・ソウルだけでなく、さまざまな音楽へ多大な影響を与えています。
60年代のサザンソウルの中では、群を抜けて素晴らしいシンガーだと思います。
パワフルな歌声と伸びのあるボーカルは、いつ聴いても圧倒的なパワーを持っており、どんな曲を歌ってもオーティス節になってしまうのはさすがの一言です。
自身の代表曲となった「ドッグ・オブ・ベイ」は全音楽ファン必聴の1曲。胸を打たれる名曲です。
20世期を代表するシンガーと言えるでしょう!
オーティス・レディングのおすすめアルバム『Otis Blue』
ブッカー・T&MG’sを中心としたメンバーがバックを務めるオーティス初期の傑作。
管楽器に負けないくらい、パワフルな歌声でシャウトしまくる、若きオーティス・レディングはもはや神がった、なにかを感じます。
収録曲の「リスペクト」、「ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム」、「マイ・ガール」はソウルファン必聴!
全曲捨て曲なしの、ソウルの大名盤といえるでしょう!
スティーヴィー・ワンダー
ソウルだけでなくジャズやポップスにも多大な影響を与えた、スティーヴィー・ワンダーもソウルを語る上で絶対に外せないアーティストの1人!
1950年生まれアメリカはミシガン州出身のステーヴィー・ワンダーは、シンガーだけでなく、作曲家、音楽プロデューサー、キーボード奏者、ハーモニカ奏者など、様々な楽器をあやつるマルチ・ミュージシャンでもあります。
モータウンの代表アーティストとして、いまなお音楽業界の第一線で活躍し続けるレジェンドの1人でしょう。
生後まもなく盲目となりましたが、ファンキーかつソウルフルな歌声と、天才的な音楽センスで「神童」と呼ばれ才能を発揮しました。
ちなみに「ローリング・ストーン誌が選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第9位に選ばれています。
彼の代表曲といえば、「イズント・シー・ラブリー」、「愛するデューク 」、「マイ・シェリー・アモール」、「迷信」など、ヒット曲が多すぎて挙げればキリがないほど。
また、30曲以上の全米トップ10ヒット曲をはなち、計22部門でグラミー賞を受賞しており、「最も受賞回数の多い男性ソロ・シンガー」として認定されています。
スティーヴィー・ワンダーのおすすめアルバム『Innervisions』
1973年に発表された16枚目のオリジナル・アルバム。
グラミー賞の最優秀賞アルバムも受賞した1枚で、初期スティーヴーのファンク的な要素が全面に出された名盤です。
このアルバムで聴ける楽曲は「才能の塊」と呼ばずにはいられないほど、洗練されたスティーヴィー・ワンダーの魅力がつまっています。
ほとんどの楽器パートをスティーヴィーが1人で録音しているのも驚きです。
シングルカットされた「ハイアー・グラウンド」「汚れた街」「くよくよするなよ」は超カッコいいので、絶対に聴いてください!!
マーヴィン・ゲイ
ソウルシンガーといえば、まず彼の名前を挙げる人・・多いんじゃないでしょうか?
マーヴィン・ゲイは1939年生まれアメリカ出身のソウルシンガー、作曲家です。
モータウンが生んだ最も偉大な音楽家の1人とも言えるでしょう!
甘くソウルフルな歌声を持ち、究極のソウルスタンダードとも言える「ホワッツ・ゴーイン・オン」をはじめ「悲しいうわさ」や「セクシャル・ヒーリング」など数々のヒット曲を世にはなちました。
マーヴィンもまた、「ニュー・ソウル」と呼ばれる新世代の黒人アーティストの1人で、ゴスペルをルーツにした音楽性をさらに広げ、R&B・ソウルの発展に貢献しました。
キャリアの中期からは、ベトナム戦争や貧困など社会的なメッセージを持つ曲を多く歌っています。
彼の死後、30年以上が経ちますが、いまなお世代や国境を超えて愛されつづけられるソウル・ミュージシャンです。
マーヴィン・ゲイのおすすめアルバム『What’s Going On』
マーヴィン・ゲイを聴くならまずオススメしたいのがこちらの1枚!
タイトル曲の「ホワッツ・ゴーイン・オン」や環境問題をテーマにした「マーシー・マーシー・ミー」など、アルバム全体が社会問題をテーマに扱った作品ばかりのコンセプト・アルバムになります。
サウンドはあくまでもメロウでソウルフルですが、歌っている内容は非常にシリアスなのもこのアルバムの特徴です。
黒人に勇気を与え、ブラック・ミュージックの発展に大きく寄与したソウルの大名盤。
アレサ・フランクリン
ソウルの女王と呼ばれ、女性アーティストとして初めて「ロックの殿堂入り」を果たしたスーパー・ソウルシンガー!
アレサ・フランクリンは1942年生まれアメリカ合衆国出身で、ゴスペル色の強いパワフルな歌唱を得意としており、オーティス・レディングとともにサザン・ソウルの発展に貢献しました。
もうね・・・アレサの歌声は唯一無二!
聴くものを一瞬で魅了してしまう、圧倒的なパワーを持っています。
ちなみにタイム誌の「20世紀を代表する100人」に選ばれていたり、「ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において、第1位に輝いている、とんでもなく輝かしい実績を持つシンガーなんです。
どの時代のアレサ・フランクリンも、めちゃくちゃソウルフルでカッコいいのですが、その中でも1960年代後半の歌唱は、ソウルの神が憑依しているかのような素晴らしい歌声を聴くことができます。
日本が生んだソウルの女王、和田アキコもアレサに多大な影響を受けているアーティストの1人です。
アレサ・フランクリンのおすすめアルバム『Lady Soul』
レディ・ソウルは1968年発表のスタジオアルバム。
アレサ・フランクリン自身も、最もアブラがのった黄金時代に録音されたソウルの大名盤です!
収録曲の「チェイン・オブ・フールズ」はグラミー賞において、最優秀女性R&Bボーカル・パフォーマンス賞を受賞した1曲でもあります。
他にも「ピープル・ゲット・レディ」、「ナチュラル・ウーマン」、「グルーヴィン」はアレサの歌唱も最高レベルでグッときます。
全曲捨て曲なし、全ソウルファン必携の1枚ですよ!
ディアンジェロ
ディアンジェロは1974年生まれ、アメリカ合衆国バージニア州出身のシンガーソングライターです。
ボーカルだけでなく、ピアノやギター、そして作詞作曲もてがけるマルチなミュージシャン。
マーヴィン・ゲイやスティーヴィー・ワンダーといった純ソウルに感覚を持ちながら、そこにヒップホップの要素を融合させた音楽ジャンル「ネオソウル」のムーブメントを生み出した人でもあります。
ネオソウルの代表とも言えるアーティストで、1995年に1stアルバム『ブラウン・シュガー』で鮮烈なデビューを飾ってから、「ディアンジェロ以前、ディアンジェロ以降」と言われるほど、音楽シーンにも多大な影響を与えています。
驚くべきは1995年にデビューしてから現在まで、オリジナルアルバムはたったの3枚だけなのです。
たった3枚のアルバムで、新しいムーブメントを作り出し、音楽シーンに絶大な影響を与えたディアンジェロは、本物の天才といえるでしょう。
プロ・ミュージシャンの中でも、ディアンジェロの大ファンは非常に多く、ジョン・メイヤーや星野源もディアンジェロのファンを公言しています。
筆者も、大好きすぎるアーティストの1人で、次のアルバムはいつ出るのかわかりませんが、これからの活躍も楽しみで仕方ありません。
ディアンジェロのおすすめアルバム『Voodoo』
1999年発表、ネオソウルを代表する1枚として、いまなお燦然と輝く大名盤!!
前作『ブラウン・シュガー』よりもさらにヒップホップ色が濃厚になっており、この空気感やグルーヴ感は彼にしか出せない最強の1枚。
鉄壁のリズム隊に支えられた強固なグルーヴを武器に、ソウル・ジャズ・ブルース・ヒップホップの要素が見事に融合されたアルバムに仕上がっています。
全曲素晴らしいのですが、とくに1曲目の「Playa Playa」、「Send It On」、「Feel Like Makin’ Love」、「Untitled(How Does It Feel)」は必聴!!
スモーキーでクールなディアンジェロの世界観に、ハマること間違いなしです!!
本記事のまとめ
「音楽ブロガーが選ぶ、R&B・ソウルのおすすめシンガーやアーティスト12名を紹介!」について書いた記事は以上になります。
いかがだったでしょうか?
R&Bやソウルミュージックって、意外にも社会性やメッセージ性が強かったりするのも魅力のひとつです。
『ソウル』という名前のとおり、人間の魂・・心の奥底から溢れ出る言葉や感情を音楽にのせて歌い上げているのだなぁと、この記事を書きながら改めて感じることができました。
1人でも多くの方が、R&Bやソウルミュージックについて興味を持ってくれたらうれしいです!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
最後に・・・
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≫ 音楽ブロガーのぼくがAmazon Music Unlimitedをオススメする3つの理由とは?