覚えると役立つ!ジャズセッションや演奏の現場でよく使われる音楽用語22選【楽器初心者向け】

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こんにちは!

音楽ブロガーのコバヤシです!!

「ジャズのセッションや演奏の現場に行ったら、知らない音楽用語が飛び交っていてあせった・・」

楽器経験者なら誰しもが一度はこんな経験があるのではないでしょうか?

本記事では・・・

悩む人
悩む人
・ジャズセッションや演奏の現場でよく使われる音楽用語って何があるんだろう?

・頻繁に登場する音楽用語の意味を知っておきたい

 

といった方のために、音楽ブロガーの筆者がセッションで頻出する音楽用語を厳選して22個ご紹介します!

本記事で紹介している用語以外にもいろんな音楽用語がありますが、とりあえず本記事ではセッション初心者の方に向けて、絶対に覚えておきたい用語を選びました!

コバヤシ
コバヤシ
超重要な音楽用語ばかりですので、知っておくだけでセッションの現場もやりやすくなると思いますよ!

 

それではさっそくいってみましょう〜!!

紹介している用語は順不同です。

覚えると役立つ!ジャズセッションや演奏の現場でよく使われる音楽用語22選(前編)

4バース、8バース

一般的に『バース』は、コーラスの前にある序奏部分のことをさすのですが、セッションの場合は小節交換でアドリブを取り合ったりする際に使われることが多いです。

4バースは4小節ずつ、8バースは8小節ずつ楽器によるアドリブを交換でとっていきます。

たとえば、「各楽器のアドリブが終わったら、ギターとピアノで4バースね〜」

こんな感じで言われたら、4小節ずつギターとピアノ(楽器はなんでもOK)でアドリブ対決していくってイメージです。

小節の感覚に慣れていないと、自分が今どの部分を弾いているのかわからなくなって自爆する可能性大なので注意しましょう。

4ビート、8ビート

4ビートは、1小節を4つのリズムで数える最もオーソドックスなビートです。

いわゆるスウィング系のジャズは、ほとんどこの4ビートがメインかと思います。

ジャズの場合、2拍目と4拍目にアクセントを置くのが基本です。

そして8ビートは、1小節を8つのリズムで数えるビートのこと。

ロック系の音楽で最もよく使われるビートのひとつです。

他にも『2ビート』や『16ビート』が定番のビートとして存在しますが、まずは4ビートと8ビートから慣れていくのが一般的かなと思います。

下記にビートの違いを説明した動画リンクを貼っておきますので参考にしてみてください。

アドリブ

即興演奏のこと。インプロヴィゼーション(インプロ)と呼ばれたりもします。

もともとはラテン語の言葉らしく『自由に』といった意味をもっています。

セッションの場合は、コードやキメの部分だけ決めてそれ以外はアドリブで演奏するってパターンがほとんど。

歌モノの曲を演奏する場合でも、「ギターソロはアドリブ(即興)で頼むね」なんて言われることもかなり多いです。

アドリブでうまく演奏するには、コードやスケールの知識、音楽理論に加えてさまざまな音楽の引き出しが必要なので、人によって経験の差が出やすいポイントでしょう。

グルーヴ

音楽においていわゆる『ノリ』と呼ばれるもの。

グルーヴについて具体的な定義はないですが、主にソウルやファンク、ジャズやR&Bといったブラック・ミュージックで使われることが多い言葉です。

聞いていてテンションがあがるようなリズムやテンポ、ドラミングに対して「いや〜、演奏がグルーヴィでカッコいいねぇ!」なんて使ったりします。

グルーヴの良い演奏をすることは、ミュージシャンにとって絶対に必要な要素のひとつ!

ちなみにジャズの場合は「スウィング」と同義語で用いられることが多いです。

「グルーヴが良い」や「スウィングしてる」は、最上級のほめ言葉と言えるでしょう。

オブリ

オブリはオブリガードの略で、歌やテーマ(メロディー)を引き立てるようなフレーズのことを指します。

「オカズ」やドラムの場合だと同じ意味で「フィル・イン」なんて呼ばれたりもします。

あくまでもメインの楽器や歌を引き立たせるためのフレーズになるため、主旋律をジャマしないように演奏するのがポイントでしょう。

セッションの場でも、オブリをさりげなく入れられる演奏者はかなりの上級者に見えるんですよね!

ちなみにギタリストのラリー・カールトンやデヴィッド・T・ウォーカーは、オブリの名手とも呼ばれており、いろいろなアルバムで極上のサポートギターを聞くことができますよ。

テーマ

曲の主題部分のことをさします。

ジャズの場合は、コーラスと同義語で曲のメインメロディーを「テーマ」と呼んだりします。

セッションの場だと、「サックスの方、テーマを演奏してもらっていいですか?」なんて言われたりします。

そしたら譜面に書かれてある主旋律を奏でればOK!

コーラス

合唱を意味する音楽用語ですが、一般的には歌のテーマ(主題)をさす言葉として使われています。

「テーマ」と同義語ですが、セッションの場合だと「テーマ」はあくまでも主旋律を演奏すること、「コーラス」は主題部分を繰り返し演奏する意味合いで使われます。

たとえば、「テーマ終わったら2コーラスアドリブ取りますね〜」といった感じ。

音楽用語って、同じ意味だけどニュアンスが違う言葉が多いです(笑)

バッキング

いわゆる『伴奏』をさす言葉。

主旋律を支える演奏は基本的にバッキングと言っていいかと思います。

ベースやドラムもバッキングと呼ばれるため定義は広いですが、主にギターやピアノが弾くコード弾きをバッキングと呼ぶことが多いイメージがありますね。

主にバッキングを担当するギタリストを「リズムギター」と呼んだりもします。

フィル・イン

『埋める』の意味を持つ音楽用語。

「オブリ」や「オカズ」と同義語で使われますが、主にドラムやピアノが演奏するサポート的なプレイをさします。

音の隙間を埋めるように演奏するのがキモで、演奏者によってセンスが出るポイントでしょう。

楽譜には、Aメロからサビに移行するタイミングや、曲調が変わる場合にフィル・インと記載されていることがあります。

ブレイク

楽曲において”キメ”と呼ばれる部分を示します。

リズムやメロディを一時的に止めて楽曲の中に空白を作ること。

ジャズのような音楽の場合は、アドリブソロの前にブレイクを入れて、楽曲に緊張感をもたらすのに用いたりしています。

セッションの場合、あらかじめブレイクの位置が決められていたりする楽曲も多いので演奏前にどこがブレイクポイントなのか確認しておく必要がありますね。

変拍子

変則的な拍子を用いた楽曲のこと。

混合拍子とも言われ、5拍子や7拍子、9拍子なんかは変拍子の代表といえるでしょう。

他にも、曲の途中でコロコロと拍子が変わるような楽曲も変拍子と呼ばれたりしますね。

プログレなどは変拍子の曲が多いことでも知られています。

変拍子=変態的というイメージがありますが、あながち間違いではないと思います(笑

覚えると役立つ!ジャズセッションや演奏の現場でよく使われる音楽用語22選(後編)

ユニゾン

同じ高さ、あるいはオクターブ高い(低い)音で同時にフレーズを鳴らすことをさします。

同じフレーズを同時に演奏するというところがポイントで、ジャズやロックでは頻繁に登場する音楽用語のひとつ。

チック・コリア作のジャズスタンダード「スペイン」におけるキメフレーズなんかは、ユニゾンの代表曲と言えるでしょう。

ユニゾンする場合は、他の楽器や声とタイミングをぴったり合わせる必要があるため、少しでもズレてしまうとダサくなってしまいます。

ユニゾンパートのある曲を演奏する際は、事前にしっかり練習しておくようにしましょうね!

リフ

リフとは「リフレイン(繰り返し)」の略称で、その名の通り、繰り返される音やコード進行、旋律のことをさします。

曲の最初に登場することが多く、リフが演奏されると「この曲かぁー!!」とテンションあがったりします。

短いフレーズをひたすら繰り返すのが特徴です(だいたい4小節くらい)

AC/DCの「バック・イン・ブラック」やエリック・クラプトンの「愛しのレイラ」、ニルヴァーナの「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」などは、リフの名曲としてよく挙がるナンバー(もちろんその他にも名リフの曲はたくさんありますが・・)

『リフ=楽曲を決定づける部分』ということは間違いないでしょう。

リード・シート

メロディーやコード進行など、曲のシンプルな部分だけを書いた楽譜のこと。

セッションで使用される楽譜はだいたい下記のようなリード・シート形式がほとんどです。

上記のようなリード・シートを見ながら、「テーマをとり、アドリブをとり〜」といった具合にセッションを進めていくのが普通です。

この少ない情報を見ながら、どれだけ創造性豊かなアドリブやバッキング、オブリなどを入れられるのかが、ミュージシャンにとって腕の見せ所といえるでしょう。

ジャズセッションで有名な『黒本』は、このリード・シートを集めた楽譜集となっています。

セッションホスト

セッションの司会進行をおこなってくれる人のことをさします。

ジャム・セッションやオープンマイクなど、複数の人が演奏するようなイベントだと、必ずと言っていいほどセッションホストの方がいると思います。

だいたい、このホストさんが「次は誰がギターで、誰がベースで〜誰々がドラムで〜」みたいな感じで指示してくれます。

セッション初めての方でも、ホストさんがうまく輪に入れるように誘導してくれたりするので、とて〜もありがたい存在なんですよね。

セッションホスト自身も楽器を演奏する方がほとんどで(しかもめちゃくちゃ上手い)、メンバーを選ぶだけでなく、お客さんが盛り上がるようにサポートしたり、アドバイスしてくれたりと色々気を配ってくれます。

良いセッションホストがいるイベントは自然と盛り上がっている印象がありますね〜

キー(key)

キーは日本語で『調』の意味を持つ曲の音階の総称になります。

大きく「長調(メジャーキー)」と「短調(マイナーキー)」に分けられ、音楽を演奏する際は、曲がどのキーになっているのか必ず確認するようにしましょう!

曲のキーがわかることで、「どんな音が楽曲で主に使われているのかをイメージする」ことができます。

ちなみに曲のキーは以下の12種類。

  • C
  • G
  • D
  • A
  • E
  • B
  • F#
  • F
  • B♭
  • E♭
  • A♭
  • D♭

12種類しかないので、暗記してすぐキーを判別できるようにしておきましょう。

曲のキーを判別する際は以下の記事が参考になると思いますので、ぜひ読んでみてください。

・曲のキーの調べ方

スウィング、シャッフル

スウィング、シャッフルとも音楽における代表的なリズムの種類です。

「スウィング」はジャズで使用される独特のリズムのことなのですが、言葉で説明するのが難しいリズムなんです。

Wikipediaによると「ふたつの連続した音符のうち、初めの音符の長さを長めにとり、ふたつめの音符を短くする」とありますが・・・めちゃくちゃわかりにくい(笑)

4ビートで円を描くようにとるリズムと言われることも多いですが、人によってスウィングの定義が違ったりもするようです。

ジャズにおいては、うねるような良いグルーヴを持った演奏に対し最大級の賛辞として「スウィングしてるねー!」なんて言ったりします。

「シャッフル」はブルースやロックンロールといった音楽で用いられる3連符のリズム。

ギターで「ジャッジャ、ジャッジャ、ジャッジャ、ジャッジャ・・」と刻むあのリズムが典型的なシャッフルビートです。

エルヴィス・プレスリーやチャック・ベリー、ビートルズからローリング・ストーンまで、多くのレジェンドアーティストたちを虜にしたロックのルーツともいえるリズムなんですよ!

動画を参考に聴いてみてください。

ブルージー、ソウルフル、ファンキー

音楽の雰囲気を伝える言葉のひとつ。

ブルージー、ソウルフル、ファンキーといった表現方法は、セッションでよく使われるので覚えておくとGOOD。

意味は下記のとおり。

  • ブルージー:ブルース音楽を思わせる演奏のこと。ブルース・フィールに溢れた演奏(憂いを帯びた雰囲気)を「ブルージーな演奏だねぇ」と言ったりします
  • ソウルフル:魂がこもった歌声や演奏に対して用いる表現
  • ファンキー:もともとは「土臭い」という意味を持つ黒人のスラング。その他にもかなり幅広い意味を持ちますが、音楽の場合「イカした、カッコいい音楽」に対する賛辞として用いられます。

かなりざっくりしていてわかりにくい部分もあるかと思います。

どんな音楽かイメージしやすいように、下記に各オススメアーティストを紹介するのでぜひ聴いてみてくださいね!

おすすめアーティスト

  • ブルージーの代表→B.B.キング
  • ソウルフルの代表→アレサ・フランクリン
  • ファンキーの代表→ジェームズ・ブラウン

ルバート(rubato)

音楽の速度記号のひとつ。

イタリア語で「テンポを自由な速さで」を意味する言葉になります。

楽譜だと「tempo rubato」と書かれているので、その場合は自由な速さで演奏しましょうってことです。

ジャズだと、イントロはルバートで演奏して曲に入る際にイン・テンポで演奏するってのが定番ですね。

イン・テンポ(in tempo)、ア・テンポ(a tempo)

「イン・テンポ」は正確な速度(一定のテンポ)で演奏すること。

「ア・テンポ」は元の速さに戻すことをさします。

こういった速度記号は、主にクラシック音楽で用いられますが、このふたつはジャズセッションでもよく登場するので覚えておくといいと思います。

ハネる、イーブン

「ハネる」は、いわゆるスウィングやシャッフルのリズムの”ニュアンス”をさします。

「イーブン」は、ハネるの逆でのっぺりしたようなビート(ボサノバやラテンなど)のリズムのニュアンスをさします。

このハネる、ハネない(イーブン)に関しては定義が非常に難しく、曲の雰囲気で「ここもっとハネて叩いてください」みたいに言われることもあります。

ファンク系の音楽でも16分音符をハネるリズム、ハネないリズムの曲があったりします(ファンク=ハネてるというわけではないんですね)

D.C.(ダ・カーポ)、D.S.(ダル・セーニョ)

リード・シートによく記載されているこの記号!(下記画像はセーニョとダル・セーニョ)

セーニョとダル・セーニョ

ダ・カーポは「冒頭まで戻る」を意味した記号で、ダル・セーニョは「セーニョマークまで戻る」ことを指した記号になります。

どちらもジャズのリード・シートでもしょっちゅう登場する記号です。

この記号の意味を理解していないと、「いまはドコを演奏してるの・・?」となってしまいますので、必須で覚えておきましょう。

ロスト(どこを演奏しているかわからなくなること)しないためにも、リード・シートを見ながら原曲を聴いて構成を覚える練習をしておくといいと思いますよ!

本記事のまとめ

「覚えると役立つ!ジャズセッションや演奏の現場でよく使われる音楽用語22選」について書いた記事は以上になります。

いかがだったでしょうか?

今回紹介した用語は、音楽のあらゆる現場で使われる『共通言語』みたいなものだと思います。

意味や使い方を知っておくだけでも、コミュニケーションがグッととりやすくなるのでぜひ覚えてみてくださいね!

それでは素敵な音楽ライフを!

他にもジャズセッションに関する記事を書いていますので、ぜひ読んでみてください↓

≫ ジャズ・ファンクセッションの定番曲25選【絶対に覚えたいスタンダードナンバーはこれだ】