ジャズ好きが選ぶ、おすすめのジャズドラマーと名盤アルバム11選【ドラム好き必見!】

こんにちは!

ジャズ好きのコバヤシです!

みなさん、ジャズ聴いてますか?

今回の記事はジャズ・ドラマー特集になります!!

ジャズにおいてドラムはバンドを引っ張る心臓みたいなものだとおもっています。

リズムがないと音楽ってうまく成り立たないですよね。

というわけで、本記事では・・・

悩む人

・代表的なジャズドラマーって誰がいるんだろう?

・ジャズドラムに興味があるけど、何から聞けばいいのかわからない。

・ジャズドラムの名盤を知りたい!

といった方のために、年間300枚以上のCDを聞いているジャズ好きの筆者がおすすめのジャズドラマーと名盤アルバムを11枚どどーんと紹介していきます!

様々なタイプのジャズ・ドラマーがいるので、ぜひYoutubeなどの動画サイトを使ってお気に入りのドラマーを見つけて、CDやレコードを買う参考になれば幸いです。

ジャズ好きが選ぶ、おすすめのジャズドラマーと名盤アルバム11選

筆者は普段プレイする楽器はギターかウクレレを専門に弾きますが、音楽に関してはベース、ドラム、ピアノ、管楽器、民族音楽までジャンル関係なく聞くようにしています。

音楽って楽器の数だけ様々な世界があると思うし、その楽器にしか出せないフレーズや音色を聴くのがすごく楽しいのです。

ちなみに筆者がジャズ・ドラムにハマるきっかけになったのはアート・ブレイキーというジャズ・ドラマーでした。

ジャズのドラムってリズムを叩くだけじゃなくてソロパートもあるんですよ。それがすごく衝撃的で・・・。

リズム楽器ですら自分の見せ場があるっていうのがジャズの面白さだなーと思います。

初めてアート・ブレイキーを聴いた時は「こんなに躍動感のあるドラムがあるのか!?」と本当に驚きました。

この記事を読むみなさんも筆者のようにジャズ・ドラムにハマるきっかけを見つけてくれたら嬉しいなと思います。

ジャズ・ドラマーのレジェンドみたいな人たちばっかりってのもつまらないので、現代の人気ジャズドラマーも選んでいます。

さて!それではさっそくいってみましょうー!

アート・ブレイキー

アート・ブレイキー

おすすめアルバム「モーニン」

アート・ブレイキー(1919年〜1990年)はアメリカ合衆国ピッツバーグ州出身のジャズ・ドラマーです。

ジャズ・ドラムの普及に彼が与えた功績は計り知れません。

また、アート・ブレイキーはジャズ・ドラマーの中でも最も有名で人気のあるドラマーです。

ブレイキーのドラムプレイってすごくメリハリがあって躍動感があるんですよね。

ブレイキーのプレイってメンバーの演奏を煽るというか、もっとこいよー!!的な鼓舞するドラミングなんですよね。

だからブレイキーと共演するミュージシャンはみな最高のプレイを演奏できるんだと思います。

ブレイキーが共演したミュージシャンはマイルス・デイビスをはじめ、セロニアス・モンク、チャーリー・パーカー、ホレス・シルヴァー、クリフォード・ブラウンなど多くのジャズ・ジャイアンツと共演しています。

そして彼の作品の中でも最も売れて人気のあるアルバムが「モーニン」です。

当時の日本でもこのタイトル曲が流行り、「そば屋の出前でさえもモーニンを口ずさんだ」という言葉もいかにモーニンが人気だったのかわかります。

ものアルバムでのアート・ブレイキーはまさにバンドの要になっていて、グイグイとアグレッシブに叩きまくるブレイキーのプレイを聴くことができます。

ジャズ・ドラムが気になる人だけでなく、すべてのジャズファンにまず聴いてほしい素晴らしいジャズ・アルバムといえるでしょう!

エルヴィン・ジョーンズ

エルヴィン・ジョーンズ

おすすめアルバム「至上の愛」

エルヴィン・ジョーンズ(1927年〜2004年)はアメリカミシガン州出身のジャズ・ドラマーです。

ピアニストのハンク・ジョーンズ、トランペッターのサド・ジョーンズとの3兄弟の末っ子です。

兄はどちらも有名なジャズミュージシャンでまさにジャズの家系に生まれた生粋のジャズマンですね。

1955年にニューヨークに移るとマイルス・デイビスに見出されマイルスのグループでキャリアを積んでいきます。

他にもソニー・ロリンズやチャールズ・ミンガスなど多くの有名ジャズマンとの共演を果たし、ジョン・コルトレーン・グループのレギュラードラマーとして人気を博します。

コルトレーンのカルテットでは、ベースのジミー・ギャリソン、ピアニストのマッコイ・タイナーと共に黄金カルテットを結成し名アルバム「バラード」や「至上の愛」では様々なポリリズムやそれまでになかったシンコペーションのパターン、繊細かつ美しいブラシワークなどを聴くことができます。

筆者はドラマーでないので詳しいことはわからんのですが、エルヴィンのドラムプレイは評論家いわく、それまでドラムをバスドラム、スネア、タムタム、シンバル、ハイハットとそれぞれを別の楽器の集合体と捉えていたのに対して、エルヴィンは全部合わせてひとつの楽器と捉えて演奏しました。

それにより、今までのドラム以上に強固なうねりを持ったリズムを生み出すことに成功したのです。

こういったエルヴィンのドラムスタイルは彼以後のドラマーに多大な影響を与え続けています。

常に素晴らしい演奏を続けたエルヴィンのプレイの中でもひときわ独自性と音楽性が輝くジョン・コルトレーン・カルテットの名作「至上の愛」をおすすめします。

バディ・リッチ

バディ・リッチ

おすすめアルバム「ビッグ・スウィング・フェイス」

バディ・リッチ(1917年〜1987年)は生粋のエンターテイナーだと思う。

ジャズ界でもひときわ派手で魅せるドラムを披露します。

スピード感、スウィング感、パワフルさどれをとっても超一流なプレイヤーがバディ・リッチです。

ジャズにおけるドラム・ソロの地位を向上させたのは彼の功績が大きいところでしょう。

今でこそドラム・ソロを何分もとるのは普通だったりしますが、当時の音楽シーンではリッチのドラムソロは異端でしたがレベルは並外れたものだったと思います。

細かい刻んだ音符を速く、しかも正確に長時間叩き続けるリッチのドラムソロは圧巻の一言です。

彼に影響を受けたドラマーは数知れずおり、いまなおジャズファンに愛され続けているスーパードラマーです。

スーパープレイで我々を魅了し続けたバディ・リッチの作品の中でもビッグ・バンドの魅力をいまに伝える大傑作の「ビッグ・スウィング・フェイス」をおすすめの一枚に挙げさせていただきました。

リッチの凄技プレイに心酔してください!!

スティーヴ・ガッド

スティーヴ・ガッド

おすすめアルバム「スタッフ」

スティーヴ・ガッド(1945年〜)はアメリカニューヨーク州出身のドラマーです。

スタジオ・ミュージシャンとしておそらく最も有名なドラマーでしょう。

スティーヴ・ガッドは本当に器用なミュージシャンで王道なジャズからフュージョン、ロック、ポップス、ソウル、R &B、ブルースまでなんでもこなしてしまう非常に多才なドラマーです。

人気フュージョングループ「スタッフ」のドラムとして人気を博しました。当時は西のハーヴィー・メイソン、東のスティーヴ・ガッドとして人気を二分する存在だったようです。

その後、エリック・クラプトンやジョー・サンプル、クインシー・ジョーンズ、スティーヴィー・ワンダー、ポール・マッカートニーなどそうそうたるメンツのサポートをつとめ誰もが認める世界最高峰のドラマーとなっていきました。

スティーヴ・ガッドはソロドラマーとして脚光を浴びたというよりはバンドを確実に支えて作品全体を良いものにする能力がとても高い人だなと感じます。

だからこそ多くのビッグ・アーティストが彼をサポートで指名するのです。

スタジオ・ミュージシャンを目指す人はスティーヴ・ガッドは絶対に聴いておきたい素晴らしいアーティストです。

アントニオ・サンチェス

アントニオ・サンチェス

おすすめアルバム「ザ・ウェイ・アップ」

アントニオ・サンチェス(1971年〜)はメキシコ出身で現在はアメリカで活躍するジャズ・ドラマーです。

もともとロック好きの母親の影響でビートルズやジミ・ヘンドリックスなどを聴いて育ったようです。

17歳で音楽の名門バークリー音楽大学に入学し、4年間の勉学を得て卒業。

なんと卒業後イングランド音楽院にも入学し音楽理論などを学んだそうです。

その後、ジャズ・ギタリストのパット・メセニーのグループでメインドラマーとして活躍。

近年、最も注目されるジャズ・ドラマーの一人でリーダー作を数多く出すなど精力的な活動を続けています。

サンチェスはラテン音楽にも強い影響を受けており、ジャズとラテン音楽が高レベルで融合した・・・そんな印象を受けるドラマーです。

個人的に思うのは彼のドラミングってすごく詩的な感じがします。

音を聴いているだけなのに美しい自然の風景がのようなものを想起させてくれるんですよね。

もちろんドラムの腕前は超トップレベルなんですけど、サンチェスのドラムはテクニックだけでない魅せるドラミングって感じがするんですよね。

そのあたりのフィーリングががパット・メセニーとうまく合致したのかなーと思います。

パットとサンチェスって筆者的には黄金コンビだと思っていて、2人から生み出される音楽っていままで聞いたことのないような新しい感覚を引き起こしてくれるものばかりです。

そんな二人が共演するおすすめアルバムとしては筆者は断然このアルバム「ザ・ウェイ・アップ」を推します!

パット・メセニー・グループが生み出す音楽は壮大な映画を見ているようです。ぜひ聴いてみてください。

トニー・ウィリアムス

トニー・ウィリアムス

おすすめアルバム「フォア・アンド・モア」

トニー・ウィリアムス(1945年〜1997年)はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれのジャズ・ドラマー兼、作曲家です。

トニー・ウィリアムスといえば、1963年からマイルス・デイビスのメンバーに抜擢されいわゆる「黄金カルテット」として活躍したのが一番印象的です。

個人的にトニーは天才肌のドラマーだと思っていて、本能で叩くタイプだと思います。

彼の神がかりっぷりが聴ける名盤がマイルス・クインテットの「フォア&モア」というライブアルバムです。

このアルバムでは「ソー・ホワット」などのマイルスおなじみの楽曲をやっているんですが、スタジオ版と同じ曲だとは思えないほど超高速でプレイされています。

ちょっぱやの興奮からかメンバー全員いつも以上にキレッキレの神がかった演奏をしています。

その中でもトニー・ウィリアムスのドラムはヤバイ・・・

ちょっぱやのスピードの中、信じられないくらい正確で手数の多い流れるようなドラミングをしているのです。

なにか音楽の神様が乗り移ったような・・・そんなプレイなんですよね。

バスドラムのドスドスとした音はロックからの影響も感じられます。

実際にトニーはマックス・ローチなどの正統派スタイルからはじまっていますが、60年代中期にはフリー・ジャズ、70年代前後にはロックの影響を受けて自身のドラムスタイルも変化しているようです。

ジャック・デジョネット

ジャック・デジョネット

おすすめアルバム「スタンダーズVol.1」

ジャック・デジョネット(1942年〜)はアメリカのジャズドラマーです。実はピアノもプレイするようですね。

様々なジャズ・ジャイアンツとの共演を果たし現代最高のジャズドラマーとして崇められるひとりです。

また、ドラムン・ベースのビートの基礎を築いたドラマーとも言われています。

トニー・ウィリアムスの後任としてマイルス・グループに抜擢され「ビッチェズ・ブリュー」や「オン・ザ・コーナー」など歴史的名盤のレコーディングに参加しロック的なリズムやファンクのリズムとジャズを見事に融合することに成功しました。

でも個人的にジャック・デジョネットといえば、キース・ジャレット、ゲイリー・ピーコックと組んだトリオ演奏が一番好きですね。

本当に最強のトリオだと思っていて、キースの美しいピアノに答えるように優しく・・時に激しい柔軟なプレイがジャックの持ち味だと思います。

共演するアーティストの最高のプレイを引き出してやろうって感じがデジョネットのドラムからは感じます。

常に進化する姿勢を見せつづけるところがデジョネットがいまだに現代最高のドラマーといわれる所以なんでしょう。

ジミー・コブ

ジミー・コブ

おすすめアルバム「フルハウス」

ジミー・コブ(1929年〜)はアメリカのジャズドラマーです。

ハード・バップ期を代表するミュージシャンですね。あの時代のジャズ名盤と呼ばれるものの多くにジミー・コブが参加しています。

ジミー・コブが参加しているアルバムってあまりハズレがない印象ありますね。

ジミー・コブといえばマイルスの歴史的名作「カインド・オブ・ブルー」に参加した経験もあるジャズ黄金期を知るミュージシャンのひとりです。

ジャズギター好きの筆者としてはウェス・モンゴメリーとの共演「フルハウス」が最高でしたね。

映像はジョン・コルトレーンとの演奏ですが・・・笑

ジミー・コブの驚異的なスウィング感は何度聞いても素晴らしくバンド全体をグイグイ引っ張ります。

それに呼応して弾きまくるウェスのギターがまた素晴らしいのですよ。

他にもウィントン・ケリー、ポール・チェンバースとのピアノ・トリオはリズムセクション的に間違いなくジャズ界の中でも最高峰のメンバーかと思います。

あんなリズムセクションの中でサックスとか吹いたらさぞかし気持ちいだろうな・・・

ジミー・コブのドラミングはシンバルレガートとスウィング感が独特で数秒聞いただけでジミー・コブとわかる特徴を持っています。

ドラムでここまで個性を出せるのがさすがだなと感じますね。

マックス・ローチ

マックス・ローチ

おすすめアルバム「スタディ・イン・ブラウン」

マックス・ローチは1940年代後半のビバップ期に主に活躍した名ジャズ・ドラマーの1人です。

彼のドラムは「歌うようなドラム」と評されていてリズミカルかつ拍を強調するライド・シンバルの使い方は絶品です。

ドラムは実際はリズム楽器ですが、マックス・ローチのドラムはまるでドラムがメロディーを奏でているかのようにメロディックなんですね。

こういうドラムは当時、非常に革新的だったのではないかと思います。ジャズ評論家の栗村政昭氏はローチのドラムを「ドラムでメロディを叩くことのできた最初のドラマー」と評しています。

そのローチが盟友クリフォード・ブラウンと組んで発表した大傑作「スタディ・イン・ブラウン」を今回はおすすめとして挙げました。

このアルバムはメインとしてクリフォード・ブラウンのトランペットがありますが、それに負けず劣らずローチのドラムもメロディックで歌っています。

とくに冒頭の「チェロキー」は全ジャズマン必聴の1曲です。

マックス・ローチのしなやかで躍動感のあるリズムにのって超絶プレイと閃きに富んだクリフォードのトランペットが最高な一枚です!

ケニー・クラーク

ケニー・クラーク

おすすめアルバム「ボヘミア・アフター・ダーク」

クロックという愛称で親しまれたアメリカ、ピッツバーグ生まれのジャズ・ドラマーがケニー・クラーク(1914年〜1985年)です。

モダン・ジャズ・カルテットの創立メンバーの1人でビバップを形成していくうえで重要な役割をになった伝説のドラマーです。彼がいなければビバップ・スタイルのドラミングはここまで大きくならなかったかもしれません。

1940年代初頭にあったニューヨークのジャズ・クラブ「ミントンズ・プレイハウス」のハウスドラマーとして「アフター・アワー・ジャム」に参加しビバップの誕生に携わることとなります。

彼のプレイはスウィングの強烈なグルーヴを保ちながら、バス・ドラムでシンコペーションのリズムを作り出しさらに力強いグルーヴ感を生み出しました。

ケニーのプレイは多くの後進ドラマー達に多大な影響を与えており、その中でも大きく影響を受けたのがアート・ブレイキーとマックス・ローチです。

いわばケニー・クラークがいなければ伝説のジャズ・ドラマーたちも生まれていなかったかも?と考えるとジャズという音楽が先代の偉人たちをリスペクトしながら成長してきた音楽なんだ、ということがわかると思います。

川口千里

川口千里

川口千里(1997年〜)は今、日本のジャズ界を騒がせている平成生まれの超絶ジャズ・フュージョンドラマーです。

あえてこの流れで日本の素敵なジャズドラマーを紹介したいと思い挙げさせていただきました。

一見すると可愛らしい女の子ですがドラムの前に座ると一変してプロのドラマーへと変貌します。

そのギャップがまた彼女の人気の秘密なのかもしれませんね!

なんと、千里ちゃんは5歳でドラムをスタートし、8歳で日本ドラム界の「手数王」こと菅沼孝三氏に師事し腕をメキメキとあげていきました。

そのプレイスタイルはまさに師匠譲りで小柄な体格とは裏腹にパワフルなドラミングと高速でのプレイや変則ビートでのプレイなどまさに超絶スタイルのドラムが特徴です。

この小さな体のどこにそんなパワーがあるのか!?と驚愕してしまいます。

もともとジャズドラム界では有名になりつつあった川口千里でしたが自分の叩いている動画をYoutubeに投稿したところ一気に大ブレイクします。

アニメ『けいおん』の主題歌を演奏した動画は中国でも人気があり動画再生数はなんと2,000万回に達しました!!

これからの活躍が非常に楽しみなスーパー・ドラマーに期待せずにはいられませんね。

【おすすめアルバム】

本記事のまとめ

「ジャズ好きが選ぶ、おすすめのジャズドラマーと名盤アルバム11選」について書いた記事は以上になります。

いかがだったでしょうか?

一口にジャズ・ドラムといっても様々なタイプや特徴を持つドラマーがたくさんいるのか、ということがわかってもらえたと思います。

バンドのグルーヴ感を司るドラマーの存在は本当に大きいと思います。

音楽やっている方ならとてもよくわかるんじゃないでしょうか?

ジャズ・ドラムを聴く上で参考にしていただければ幸いです。

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最後に・・・

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