星野源の新譜「POP VIRUS」のレビュー。その中毒性と新時代のポップスターたる所以

こんにちは!

音楽ブロガーのコバヤシといいます。

さてさて、ついに出ましたね。

新時代のポップスター、星野源の新しいアルバム「POP VIRUS」が!

発売してから少し経ちますが、いまだにヘビロテで聴いてます。

良い意味で期待を裏切られた名盤かと思います。

 

星野源の新譜「POP VIRUS」全曲レビュー

このアルバムを聴いて改めて星野源のポップ・センスの面白さやメロディ・メイカーとしての技量の高さを感じました。

本記事ではあくまで筆者個人の独断と偏見でアルバム「POP VIRUS」の全曲レビューしてみたいと思います。

星野源の新譜買おうか迷ってる人は参考になれば幸いです。

というか初めに言っておくと、買って損はない捨て曲なしのアルバムだと思いますね。

気になる方だけ読み進めていただければ嬉しいです。

 

1曲目:POP VIRUS

アルバムにもあるように今回のタイトル曲かつ、このアルバムを象徴しているような1曲。

少しけだるいビートにのせて歌いますが最初聴いた時ヒップホップの影響受けてるんかな?って思いました。

始まりのコードがDメジャーセブンスというコードなんですが、すごくお洒落な響きなんです。

時たま入るクラッシュ音みたいなのが、普通のポップ曲らしくなくて良いアクセントになっています。

 

2曲目:恋

ドラマ逃げるは恥だが役に立つの主題歌として知られている星野源の出世作。

恋ダンスは日本中でブームになりました。

このアルバムの中でもキラーチューンて感じの曲ですね。

ライブでやったら興奮ハンパないと思う・・

「意味なんかないさ暮らしがあるだけ ただ腹を空かせて君の元へ帰るんだ」

って歌詞がすごく好きだなぁ。

 

3曲目:Get a Feel

なんというかクセになる1曲。

最初聞いた時はいまいちピンとこなかったんですけど、聞けば聞くほど良い曲だし踊れるナンバーだなと思います。

この曲に「心揺らせ 16に乗って」って歌詞があるんですけど、16って16ビートのことかなぁ?

 

4曲目:肌

言葉の通じない赤ちゃんと仕事をする機会があってその時に浮かんだ1曲だそうです。

赤ちゃんを抱きしめたりする時に感じる気持ちなんともいえない優しい気持ちが現れている曲だなーと感じます。

普段の何気ない瞬間からこういった曲ができるというのが星野源のすごいところですよね。

この曲も個人的にはスルメ曲ですね。

 

5曲目:Pair Dancer

星野源の中ではラブソングというくくりの1曲。

裏でなっているエレクトロっぽいビートが印象的です。

今回のアルバムってただのギターポップじゃなくて、エレクトロ的な部分がすごい前に出てきているんですよね。それが面白い。

歌詞だけ読むと確かにラブソングなんですけど、サビの雰囲気とリズムがひとひねり効いてて面白い。センスいいなぁ。

 

6曲目:Present

個人的に最近の星野源らしいなーと感じた印象的な1曲。

間奏に入るけだるいトランペットがすごく好き。

あと、この曲だけに限らず星野源の作る音楽って歌詞がよくわからない部分がすごく多いと思ってます。

たぶん本人はいろいろひとつの事柄からインスパイアされて作ってるんだろうけど、けっこう比喩表現も多いじゃないですか?

それが逆に聴き手によって様々な解釈をされるのでよりいっそう楽曲の価値が高まっているんだと思います。

ぼくはこの曲の歌詞がいまだによくわかってません。笑

 

7曲目:Dead Leaf

なんとコーラスで山下達郎が参加している豪華曲。

個人的にアルバムの中でトップ3に入るくらい好きな曲です。

この曲は日本人×ネオソウル×ドゥワップ・コーラスというアイデアの中から生まれた1曲だそうです。

ぼくも最初聞いた時は「星野源ってこういう曲も書けるんだ!?」と音楽の幅の広さに驚きました。

曲間で主張する長岡亮介のギターが最高な曲でもあります。

 

8曲目:KIDS

シングルのカップリングに収録されていたもともと宅録曲です。

ジャズっぽい雰囲気を醸し出すアコースティック・ギターが良い感じ。

歌詞に「あぁ 仕事へ行き 銭を稼ぐ 命をただ繋ぐセオリー」とあるんですが、すごく星野源らしい歌詞だなと思いました。

ジャズピアニストの小林創のピアノが楽曲全体に良いアクセントになっています。

 

9曲目:Continues

星野源がエキゾチカにソウル、R &Bを合わせられないか?というアイデアからできた1曲。

シングル「恋」のカップリング曲でもある曲です。この曲ができた時に本アルバムの軸になる1曲だなと強く感じたそうです。

この曲の面白いところがコーラスメンバーがすごく豪華なんです。

コーラス参加者が黒沢かずこ、ムロツヨシ、レイザーラモンRG、鷲崎健などなど・・・笑

星野源の交流関係の広さがわかるなーと感じました。

いろんな芸能人から好かれそうだもんなー。

 

10曲目:サピエンス

個人的にあんまり星野源っぽくない曲だなという印象の1曲。

いや・・・新しい星野源を象徴する1曲なのかもしんないな。

シンセサイザー・ベースがすごく印象的な1曲で、こういうアプローチも面白いなぁと感じました。

でもやっぱり星野源の楽曲ってどこかポップなんだよな。

サピエンスってホモ・サピエンスのことなんかな?

 

11曲目:アイデア

朝ドラ『半分、青い』の主題歌としてもはや国民的な人気を得た1曲。

紅白でも歌っていたのが記憶に新しいと思います。

普通に口ずさめる良い曲なんですけど、楽曲全体の構成が本当に素晴らしいと感じます。

1番と2番で歌のバッキングが全然違うんですよね。ギターポップからダンスミュージックへと移行していく2018年の星野源が詰まったそんな1曲だと思います。

本人もとても思い入れのある1曲らしく、2018年までの自分とこれからの自分が詰まった1曲と評しています。

 

12曲目:Family Song

聴くと幸せな気持ちになれる1曲。

お源さんの格好で歌うMVも人気でしたね。

星野源も血のつながり、年齢、性別、人種、次元。そういったものが関係ない愛の歌を作りたかったと語っています。

見事、平和な気持ちを歌で表現しきっていると思います。

「ただ幸せが 1日でも多く 側にありますように」

この一文の歌詞にこの曲の真髄が詰まっている気がします。泣ける・・・

 

13曲目:Nothing

前作「Yellow Dancer」の中にもあった「ミス・ユー」的な立ち位置の1曲。

楽曲全体を包むメロウな雰囲気がたまりません。夜のドライブとかにピッタリかなと。

ぼくは星野源のこういうスウィートな楽曲ってすごく好きなんです。

モータウン系のサウンドとかソウル、R &Bの影響をモロに感じますしそれを咀嚼して日本語にのせて歌うのって音楽的なセンスがないとまとまらない気がします。

星野源の声がけっして甘いわけじゃないんですけど、胸にグッとくる歌なんですよね。

 

14曲目:Hello Song

アルバムの最後をしめるのがアップテンポで元気が出るナンバー「Hello Song」です。

ライブの最後に歌ったらすごく雰囲気的に良いだろうなーと感じました。

「夢の外へ」とか「地獄でなぜ悪い」的なただ底抜けに明るいだけではない感じがあるんですよね。

この曲とか「恋」とかもそうなんですけど、星野源ってクラップ音(手を叩く音)を最近すごく取り入れています。

だからなのか無意識に曲を聴いているだけで、手を叩いて踊りたくなってしまうんですよね。

これも星野源の狙いなのか?

でも実際、手を叩いて踊るのってむちゃくちゃ楽しいし大人になっても踊るって楽しいんだぜ?とこのアルバムは教えてくれている気もします。

 

記事のまとめ

今回のアルバムはほとんどの楽曲で【ギター】長岡亮介、【ベース】ハマ・オカモト、【ドラム】河村”カースケ”智康、と「恋」のMVでもおなじみのメンバーが参加しています。

どのメンバーも各楽器業界のスペシャリスト達なんですけど、特典のライブ映像を見るとすごくリラックスした雰囲気があるんですよね。

音楽を本当に楽しんでいるというか・・・。

これも星野源が持つ人柄がここまですごいメンバーを集めるのかなぁと映像を見てて感じました。

まぁ、ぼくがレビューなんぞ書かなくてもこのアルバム「Pop Virus」は日本のポップ史に残る名盤であることは間違いないです。

すでにウイルスのようにこのアルバムの面白さが多くの人に感染しています。

この手のアルバムが今の日本の音楽業界でチャートインしつづけるって本当にすごいことだなと思います。

いまや星野源はサザンとかミスチルと並ぶくらい邦楽に影響を与えられるアーティストです。

このアルバムを通して例えば、ネオソウルってどんな音楽?

エキゾチカって?ふーん・・・星野源て細野晴臣って人に影響受けてるんだー・・みたいな感じで今まで本物の音楽に触れてこなかった人たちにも「音楽の魅力」が感染すればいいのになと思います。

まぁ、この辺は完全にぼくの勝手な思いなんですけどね。笑

音楽感染者が1人でも増えることを想像しておわりにしたいと思います。

それではまたっ!