どうもっ!!
音楽ブロガーのコバヤシです!!
この記事ではワイの好きなギタリストにスポットを当てて、そのギタリストの特徴やプレイスタイル、使用機材などを解説していくでー!!といったコーナーになっております!
(個人的に好き勝手書かせてもらっておりますが愛ゆえということで…笑)
今回のギタリストはこの方です!!ドドンッ!!
1990年代に伝説のパンクバンド「Hi-STANDARD」のギターとして人気を博したパンク・メロコアギタリストの横山健です!!!
わーわー!!どんどん!!ぱふぱふ!!
もうね、ワイの青春はこのお方とともにあったといっても過言ではないくらい影響を受けたギタリストなのです。
Hi-STANDARD(めんどくさいから以下ハイスタで書きます)はワイ世代のギタリストはもれなくみんな聴いてると思う。マジで!
学校で流行ったもん。
ちなみにワイの初めてコピーした曲もハイスタ!!難しかった…。
今回はそんなパンクミュージックの地位を爆上げした最強のギタリスト、横山健についてひもといていきましょう〜!!
タップできる目次
ハイスタやKENBANDのギター、横山健ってどんな人??
1969年、東京出身の横山健。
幼少時は野球が好きという野球少年でしたが、高校の時にブルーハーツを聴いて衝撃を受けたとのこと。この頃からパンクやロックミュージックに心酔していきます。
1991年に伝説のパンクバンド「Hi-STANDARD」通称ハイスタを結成!ギタリストとして活躍します。メロディアスな歌とセンスの良いリフ、激しいビートを武器に1990年代後半から2000年代初頭に起こったメロコア・ムーブメントを牽引していく存在になっていきました。
なんと横山健は1999年に音楽レーベル「PIZZA OF DEATH RECORDS」を設立して、社長を務めています。
パンク・メロコアといった音楽を聴きやすいものわかりやすいものとして世に広めるべく、様々なインディーズバンドをプロデュースし、自身のレーベルから出しています。素晴らしい!!
ハイスタが休止後、2004年にはKen Yokoyamaとしてバンド活動を開始!!
ロッキンに初出演を果たしたりと精力的に現在も活動を続けています。
そして、2011年には音楽フェス「AIR JAM2011」で活動休止していたハイスタが活動再開します!!
これは東北大震災の影響が大きかったようです。
もう一度、日本にパンクで元気を!!的な気持ちも大きかったんじゃないでしょうかね?
とにかく再結成のニュースは泣くほど嬉しかったなー。
これはかなりのビッグニュースでしたね!
3万枚のチケットに対して、22万枚の応募が殺到して事件とも呼ばれる出来事となりました!
いかにこの出来事がインパクトあったのかがわかりますね!
ギターという観点からいくと、なんと横山健は老舗ギターメーカー「Gretsch Guitar(グレッチ)」132年の長い歴史において、初の日本人ギタリストのシグネイチャー・モデル「Kenny Falcon(ケニー・ファルコン)」が発売されました!
あのグレッチが!!しかもパンクギタリストのシグネイチャー!?
いかに横山健が素晴らしいギタリストかわかる出来事かと思います。
現在もKen Bandを中心にハイスタの活動も精力的におこなっているギタリスト横山健!!
少しは彼のすごさ・偉大さがわかっていただけましたでしょうか?
ここからは彼の使用機材についてひもといていきましょう〜!!
ギタリスト横山健のメイン使用機材はコレだ!!
そもそも横山健って本当にギターマニアなんですよ!
何十本、何百本?ってくらいたくさんのギターを持っていて、全部紹介していたらキリがないのでよく使ってんなーと思ったものを挙げてみました。
ぜひ参考にしてください!
1990年代後半からハイスタのメインギターとして長年愛用され続けてきたギターです!
通称Honey(ハニー)!
ハイスタ世代のワイ的には横山健といえば、このギターなんですよ!!
このガムテープがぐるぐる巻きにされたレスポールタイプのナビゲーター!!
これで、多くの名曲が作られ演奏されてきました。
ガムテープはストローク中に右手に当たってスイッチが変わってしまうのを防ぐため、ガムテで止めて常にリアにしていたようです。
本人にとっても思い入れの強い1本で、ファンにもおなじみのギターかと思います。
ESP 助六
ESPに作ってもらった横山健オリジナルモデル「助六」です。
マホガニーボディにメイプルトップ、ハカランダ指板でピックアップはフロントがセイモア・ダンカンのアンティクイティーを採用。
リアは同じくセイモア・ダンカンのJBというピックアップが採用されています。
横山健曰く、自分にとっては馴染みのコンビネーションだそう。
ワイ的にはKen Bandの横山健はこのギターってイメージありますねー!
長い間Ken Bandのメインギターとして弾いていて、レコーディングでもよく使用していたそうです!
ナビゲーターの黒レスポール・カスタム・タイプです!
ハイスタの初期Growing UpからAngry Fist期に大活躍した1本です!
本人はSkateって呼んでます。
ハイスタファンには思い入れの強いギターなんじゃないでしょうか!?
ワイ的には音が太いギターだなって印象があります。
ハイスタ初期の暴れてる感じのバンドサウンドってめっちゃ好きなんですよねー!
これはそれを表している横山健らしい1本だなーって思います。
Gretsch G6136-FSR OCT JR
横山健がシグネイチャー・モデルも出しているグレッチの1本です!
青い色のルックスが目を惹きますねー!
ファルコン・ジュニアの「スカイ」と呼んでいるギター。
FSRというのは「ファクトリー・スペシャル・ラン」の頭文字を取った言葉だそうで、グレッチのレギュラー商品と違って各国のグレッチディーラーや有力小売店が特別に注文・制作するシリーズを指す言葉のようです。
また、横山健にグレッチギターも似合うんですよ!!
このターコイズブルーのルックスは一度見たら頭から離れないぐらい印象的だなーと感じました。
MESA BOOGIE DUAL RECTIFIRE【アンプ】
ハイスタ期に使用していたメサブギーのアンプです!
強力な歪みが特徴のメサブギーですが、このアンプは抜けも良くハイスタ初期の暴れながらも芯のあるサウンド作りにかかせないアンプとなっています!
Diezel Herbert(ディーゼル・ハーバート)【アンプ】
以前から横山健が愛用しているディーゼルのアンプです。
Ken Bandになってからは登場の多いアンプかと思われます!
横山健はクリーン・歪みともに中域を強く出すセッティングにしており、激しいバンドサウンドの中でも埋もれない音作りを意識しているようですね!
【使用ピック】Jim Dunlop Tortex 0.88
ジム・ダンロップのおなじみ亀さんピック緑色です!
なんとジム・ダンロップより横山健のシゲネイチャーピックも発売されております!
横山健のミュートズクズクサウンドはこのピックのおかげでもあると思いますね。
このピックは滑りにくいし、弾きやすいのでワイもお気に入りのピックです。
リンク
【ギター弦】ERNIE BALL REGULAR SLINKY
横山健はギター弦をキャリアの中でけっこう変えています。
ハイスタ初期はESP USAの010〜046で、ハイスタ後期はGHS BOOMERSの010〜046を使用。
GHSは長い間使っていたそうですが、現在はアーニーボールのレギュラーを使用しているとの情報です!
本人曰く「ギラギラしていて最高!」とのこと。
以上がよくメインで出てくる横山健の機材になります!
ではここからは横山健のギタープレイをひもといていきましょう!
リンク
横山健のギタープレイ
うーん…一言で横山健のギタープレイを言い表すのって難しいなぁ。
サウンドの特徴は横山健の人柄でもあるような良い意味で「ヤンチャな音」って感じがずっとしてます!!
ハイスタ時代からKen Bandになっても変わらずギター少年的な感じなんですよね。本当にそれが一番すごいところだなーと思います。
よく使うのはズクズクって低音が聞いたミュートサウンドとメロコアといえばパワーコードですよね!
このふたつが横山健がギタープレイにおいてよく使うものでしょう。
それとハイスタ時代の名曲Stay Goldのソロでも使われているオクターブ奏法を用いたギタープレイでしょう!
音に厚みを出しながらも単音を強調したい時にオクターブ奏法は有効です!
メロコアやパンクなどのジャンルでは激しいバンドサウンドの中でもギターのメロディや単音を際立たせるために使われることが多いので、横山健も多用していますね。
ただ!!横山健のすごさはこれだけではありません。
ワイが思う彼の本当のすごさは広い音楽のバックボーンにあると思っています。
彼が影響を受けた音楽って、ブルーハーツに始まりハードコアやアンスラックス、メタリカなどのメタル…そしてパンクの王様セックス・ピストルズなどがあります。
ここら辺はわかるんですが、彼がカバーしている音楽を聴くとエルヴィス・プレスリー、ブライアン・セッツァー、ブラック・サバス、ベイ・シティ・ローラーズ、ママス&パパス、CCR、あんしんパパなど非常に幅広いジャンルからカバーしているんですよね。
そういった様々なジャンルの音楽をパンク・メロコア風味にアレンジする力は素晴らしいなーと思います。
なので、ソロのギタープレイやコード使いがパンクっぽくないものもある。それが横山健のギタリストとしての面白さだなーって思います。
次はどんなギタープレイを見せてくれるのだろう?って聴いても見てもワクワクさせてくれるギタリストが横山健なんじゃないかとワイは思います!!
【Hi-STANDARD】【Ken Band】横山健のおすすめ名盤
ANGRY FIST(アングリー・フィスト)
ハイスタ初期の大名盤!!
1997年にリリース後、海外含めて50万枚以上のセールスを記録した名盤です。
本当にハイスタのすごいところはどの曲もめちゃくちゃメロディアスなんですよ!
激しいサウンドなのにメロディアスすぎて涙が出てきます。
個人的には一番好きなアルバムです。
Endless Trip、Stop the Time、Close to me、The Sound of Secret Mindsなど名曲揃いの一枚!!必聴ですぞい
リンク
MAKING THE ROAD(メイキング・ザ・ロード)
ハイスタ後期の超名盤!!
日本のパンクロックに革命をもたらした金字塔的なアルバムです。
1999年にリリースして、日本国外を含めてなんと100万枚以上もの売り上げを記録したとんでもないモンスターアルバムです!!
ハイスタのメロディアスさに磨きがかかり、全曲英語歌詞ですが口ずさめるくらい耳に残るメロディです。
メロコアの超名曲Stay Goldをはじめ、Dear my Friend、Teenagers are all assholes、Please Please Please、Starry nightなどの曲は絶対必聴です!
ブラック・サバスのカバーChangesなど幅広い選曲は見事。
横山健を聴くならこの一枚からスタートするのが良いでしょう!!
リンク
The Cost Of My Freedom
ハイスタを休止して横山健がソロで一発目に出したアルバムです!!
一曲目がI Go Aloneという曲なのがちょっと意味深ですよね。
ハイスタ時代に比べてヘヴィ目なサウンドになっているなーとワイは感じました。
ただ、曲のメロディアスさは失われておらずさすが横山健だなと思います。
タイトル曲のThe Cost Of My Freedom、ライブでも定番のBeliever、Running On The Winding Roadは必聴です!!
アコギの曲も取り入れており新しい横山健がはじまるぞって感じの一枚です。
リンク
【Hi-STANDARD】【Ken Band】横山健まとめ
ギタリスト、横山健特集はいかがだったでしょうか?
日本のロックバンド、パンクバンド、メロコアバンドに絶大な影響を与え続けている横山健の存在は本当にすごいなーとこの記事を書きながら改めて感じました。
横山健っていっつも楽しそうにギター弾くんですよね。
心の底から本当にギター好きなんだなーと見ているこっちも嬉しくなってしまいます。
横山健はおそらく死ぬまでギター小僧のパンクキッズであり続けると思います。
それが多くの人の心をつかんではなさないのかもしれませんね!
横山健の音楽やギタープレイを1人でも多くの方が聞いて「こんなにカッコいい音楽があったのか!?」と思っていただければ幸いです!
コバヤシ
今後も色々なギタリストについて、記事更新していきますので、ブックマークやフォローもお願いします!
今回の記事はどうでしたか?
もしこの記事が役に立った、面白かったと思った方は下の各種SNSアイコンからぜひシェアをおねがいします!!
また、ギター・音楽情報の記事も頻繁に書いていますので読者登録いただけますと今後の励みになります。ぜひよろしくお願いいたします!
パンク・イズ・ノット・デッド!!