小沼ようすけってどんな人?おすすめアルバムやギター、機材を紹介します!【ジャズ・ギタリスト】

こんにちは!

音楽ブロガーのコバヤシです!

この記事ではぼくの好きなギタリストやシンガーソングライターにスポットを当てて、そのアーティストについて様々な側面からひも解いて解説していこう!というコーナーになっております。(私見で書いている部分も多いですが多めにみてもらえると嬉しいです)

今回のギタリストはこの方です!!

今、日本のジャズ・シーンでとっても勢いのあるジャズ・ギタリスト、小沼ようすけです!!

秋田県出身のジャズ・ギタリストでフィンガー・ピッカーでもあります。

海や自然を取り入れたオーガニック・ジャズのエッセンスは世代を超えて多くのジャズファンの心をつかみました。

今回はそんな小沼ようすけについてひも解いていきますよー!

この記事はこんな方におすすめです!

  • 小沼ようすけのプロフィールは?
  • 小沼ようすけの使っているギターや機材が知りたい!
  • 小沼ようすけのギタープレイやおすすめのアルバムについて知りたい!

ひとつでも当てはまる方は必見です!

それではさっそくいってみましょう〜!

小沼ようすけのプロフィールは?どんな人??

1974年生まれ、秋田県能代市出身のジャズギタリストです。

現在、愛用のギターはギブソンのES-275やエイブ・リヴェラなどです。もともとES-335を長年愛用してきましたが、自身の音楽の変化とともにギターもチェンジしていっているようですね!

14歳で父の影響を受けギターを始めた小沼少年!なんと若い頃はハード・ロックやメタルにどっぷりのロック少年だったそうです。

BOOWYやBUCK-TICKのコピーをしたり、その他にもジミ・ヘンドリックス、ヴァン・ヘイレン、LOUDNESSなど激しめの音楽を好んで聴いていたようですね。

その後、音楽の専門学校に通いだし、ついにジャズとの衝撃の出会いを果たします。

それはジョージ・ベンソンの「クック・ブック」というアルバムです。ファンキーなハモンド・オルガンとクリーン・トーンでゴキゲンにドライブするベンソンのギターが堪能できる名盤。

それまでロック少年だった小沼少年がこれを聴いて以来ジャズの魅力にとりつかれてしまった・・と後に語っています。

そして、一気にジャズにのめり込みメキメキとギターの腕をあげジャズ・ギタリストとしての道を志すようになります。

小沼ようすけの転機になったのは1999年、ギブソン主催のギブソン・ジャズ・ギターコンテストにてなんと優勝を飾ります。

その時の優勝景品としてもらったギブソンES-335が後に彼のトレードマークになっていくのはみなさんご存知の通りです!

初期は都会派のファンキー・ジャズが中心でしたが、自身のサーフィン好きや鎌倉に拠点を移したことでどんどん音色や音使いが変化していきます。

自然の音を取り入れたサーフ・ジャズと呼ばれる音楽を作り上げ、新たな世界を広げました。

本人は海外へ行くことも好きらしく、ベトナム、パプア・ニューギニア、バリ島、ニューヨーク、カンボジア、サンディエゴなど様々な国を旅し土地土地の風景を音楽に反映していきます。

ジャズをベースにしながらもポップで温かみのある音色、オーガニックでアコースティックなサウンドを取り入れたアルバム「GNL(Green Note Jazz)」はジャズ・ジャパン・アワード2014にて『高音質録音部門』を受賞しました。

ジャズというフィルターを通して、様々な音世界を見せてくれるニュー・タイプのジャズギタリスト、小沼ようすけの魅力にせまってみましょう!!

小沼ようすけの使用機材について(ギター編)

小沼ようすけはギタリストだけあって、所有しているギターも数多くあると思われます。

今回はその膨大なコレクションの中から、よく使っているギターをメインに紹介したいと思います!

ギブソンES-275

ギブソン・メンフィスの最新モデルであるES-275が小沼ようすけのメインギターとしてよく使われています。

このギターの最大の特徴は薄いボディ厚でフルアコ構造になっていることでしょう。

非常に取り回しが良いギターで、ジャズ以外にもブルースやソウル、ロックなど幅広く活躍できるエレキギターかなと思います。

小沼ようすけは指弾きなので、ラベラのフラット・ワウンド弦とラベラのブラック・ナイロン弦を合わせて使用しているようです。

ABE RIVERA(エイブ・リヴェラ) The Baby Bop Prototype

ニューヨークのギター・ルシアー、エイブ・リヴェラ制作のプロトタイプ。

エイブ・リヴェラといえば渡辺香津美やパット・マルティーノなどジャズギター界のレジェンド達からも信頼が熱いギターとして有名です。

細部にわたるまで美しい装飾が施されていて、ギターというよりはひとつのアートを見ている感覚におちいるエレキギターだなぁと思います。

ギター弾きなら一度は弾いてみたいギターなんじゃないでしょうか?

ECHIZEN GUITARS Jazz Nylon

ギター製作家、越前良平が手がける山梨県の工房エチゼン・ギターズのジャズ・ナイロンギター。

ちょっと変わったボディ・トップの板がルックス的に印象の強いギターですね。

ロックギタリストのようにギブソン!フェンダー!など一辺倒にならないところがジャズ・ギタリストらしいなと思います。

本人曰く、弾いているうちにどんどん音が良くなってきたと語っています。

ギブソンES-335

初期の小沼ようすけのトレードマークといえば真っ赤なボディのES-335ですよね!

ギブソンのES-335はセミアコの王道として、ジャズ、ブルース、フュージョン、ロックなど多くのジャンルで活躍しいまなお多くのギタリストが愛用している1本です。

ちなみに小沼ようすけはこのES-335をギブソン・ジャズ・ギターコンテストの優勝商品としてゲットしたというのは周知の事実です。

ギター独特のサステインを得るためにES-335にはフラットワウンド弦でなくラウンドワウンド弦を張っているようですね。

TAYLOR(テイラー)NS72CE

テイラーのナイロンギター・シリーズでは最高機種に位置する高級モデル。

内臓のプリアンプはフィッシュマンPrefix Pro Blendを搭載しています。

エチゼン・ギターを弾く前はこちらのテイラー、ナイロン・ギターが頻繁に登場していました。

アコースティックなサウンドが素晴らしい小沼の名盤「3,2&1」でサウンドを聴くことができます。

小沼ようすけの自然やオーガニックの世界観を出すためには欠かせないギターのひとつですね。

小沼ようすけの使用機材について(エフェクター・シールド編)

エフェクターはけっこうな数を持っているようで時期によって頻繁に変えているようですね。

なかなか定番のセットが見つからなかったので、数あるエフェクターの中から頻繁に使用しているなと思ったものを中心にご紹介します。

  • ボスTU-2(チューナー)

・超定番のボス、チューナーを使用

  • ETHOS CUSTOM TONES(オーバードライブ)
  • STRYMON BLUESKY(リバーブ)
  • ボスDD-7(ディレイ)

・レベルのツマミにキック・ディスクを装着し、足で操作できるようにしているようです。

  • ZOOM A3(アコースティック用のマルチ・エフェクター)
  • ボスBD-2(オーバードライブ)
  • LINE6 DL-4(ディレイ・モデラー)

モンスター・ケーブル

初期の頃はモンスター・ケーブルを使用していたようですが、現在はどんなシールドを使用しているかわかりませんでした。モンスター・ケーブルは壊れにくさや音の重厚感に定評のあるシールドです。

小沼ようすけの使用機材について(アンプ編)

FENDER VIBROLUX REVERB(フェンダー・ヴァイブロラックス・リバーブ)

出力は40ワット、10インチスピーカーを2つ搭載しています。

現在のメインアンプとなっているのが本機。小沼氏曰く、ギブソンのギターにフェンダーのアンプという組み合わせが個人的に最も良い音が出るマッチング、だそうです。

MARK BASS Markacoustic AC601

ベース・アンプとしても有名なマーク・ベースのアコースティック・ギター専用アンプ。

ナイロン・ギターをはじめアコースティック・ギターを弾く時はこのアンプを使用しているようです。

非常にクリアで粒立ちの良いサウンドが特徴。

FENDER PRO REVERB(フェンダー・プロ・リバーブ)

初期の頃はこのアンプをライブなどでメイン使用していたようです。

やはり小沼氏、ギブソンのギターとフェンダーアンプの黄金コンビがお好きなようですね。

小沼ようすけのギタープレイスタイルや音楽の特徴

まずはこのライブ映像をご覧ください。

小沼ようすけのギタースタイルといえば、やはりフィンガー・ピッキングにおける彼独特のサウンドだと思います。

初期の頃はピックも使用していたとのことですが、ベースのリチャード・ボナ(ベース界では伝説的なベーシストです)と共演をしてからボナの指弾きプレイに非常に強い感銘を受けたそうです。

それ以降、指弾きを極めようということで現在に至る・・・と。

実際に指弾きになってからは、弾きまくるというよりは音と音の隙間を綺麗に埋めるといった印象があります。

ちなみに指弾きでも爪はほとんど伸ばしていないそうです。人差し指と中指の爪の左側のみ少し伸ばしているだけ。

それでここまでアタック感のあるまろやかな音色が出せるのは並大抵のことじゃないと思います。

ぶっちゃけ、小沼ようすけは音楽理論があり、テクニックがあり、センスがあるギタリストなのでどんなジャンルでもどんなフレーズでも器用に弾きこなす力があります。

ジャズというフレームの中で彼の音楽を聴くと、やはり遊び心溢れるギターフレーズと心象風景が見えるような美しいサウンドが最大の魅力ではないかとぼくは思います。

いかに美しい音世界を表現できるか?ギターという楽器の可能性を追求し続けているのが、ギタリスト小沼ようすけなのです。(・・と勝手に思ってる笑)

彼のライブをみると同じ曲でもまったく違うテンポやフレーズで演奏されていたり、その場で音を紡ぎ積み上げるような感覚なので生演奏の醍醐味ってコレだよなぁ、としみじみ音楽の素晴らしさを感じることができます。

ギターという楽器と真摯に向き合い続ける小沼ようすけだからこそ出せるサウンドや音楽が間違いなくあるんだなーと思わずにはいられません。

ギターの可能性を広げ続ける、日本が誇るジャズ・ギタリスト、小沼ようすけに今後も目が離せません!!

ちなみに小沼ようすけはギターの教則本も出版しており、それがコードのハーモナイズの仕方やアドリブ・ソロの取り方にいたるまでめちゃくちゃ勉強になります!

ジャズ・ギターに興味がある方やジャズ・ギターってなんだろう?という方にはとっても良い教材になると思いますよ!!

下記リンクから購入可能です!!

小沼ようすけのおすすめアルバム

The Three Primary Colors

小沼ようすけがピック弾きから指弾きにチェンジしはじめた頃のギター・トリオの名盤!

なんとベースはリチャード・ボナが参加しています。

前編、テクニック重視というよりは完全にサウンドやハーモニーの美しさに重点をおいているアルバムです。

ジャケットのイラストのように3人の美しいサウンドが見事融合された一枚です。

ジャズ・スタンダードの「フィール・ライク・メイキン・ラヴ」は必聴!!

3,2&1

オーガニックでアコースティック・サウンドを取り入れた一枚!

個人的には一番好きな小沼ようすけのアルバムだったりします。

エレキギターの浮遊感あるサウンドとアコースティック・ギターの土っぽいサウンドが絶妙に混じり合い今までにないジャズ・アルバムになったいるなーと感じました。

ジャズピアニストの小曽根真とデュオで奏でる「I LOVE YOU」の美しさったら・・・。必聴!

ライヴ・アット・コットン・クラブ・ジャパン

ハモンドオルガン奏者、トニー・モナコとドラムのジーン・ジャクソンとトリオで収録されたライブアルバム。

とにかくハッピーになるオルガンの音色が心地よく、小沼ようすけのギタープレイもめちゃくちゃ冴え渡っています!

このアルバムはジョージ・ベンソンやグラント・グリーンをはじめとするファンキー・ジャズ感満載の小沼ようすけを堪能できる素晴らしい一枚です!

GNJ(Green Note Jazz)

小沼ようすけの自然的なサウンドを楽しみたい方におすすめの一枚!

グリーン・ノート・ジャズというタイトルの通り、大自然に囲まれているかのような美しいサウンドやハーモニーが魅力のアルバムになっております。

ジャズ・ジャパン・アワード2014にて『高音質録音部門』を受賞しただけあり、音もすみずみまで驚くほどクリアなんですよね!

小沼氏の息使いまで聴こえてきそうです。

ジャズの緊張感もありつつ、リラックスした雰囲気も覗かせる小沼ようすけの集大成的な一枚だと思います!

本記事のまとめ

さて!小沼ようすけについてまとめた本記事はいかがだったでしょうか?

ギター1本で様々なことを表現するジャズ・ギタリストはもっと評価されるべき存在だと思うんですよね。

ジャズという音楽も昔と比べると多様化が進み、形を変えてぼくらの生活に根付いています。

小沼ようすけの生み出すジャズはまさに新しいジャズの形のひとつだとぼくは感じています。

優しくて温かみのある小沼ようすけが紡ぐサウンドにぜひ酔いしれてください!

今後の活躍が最も期待される日本のジャズ・ギタリスト、小沼ようすけからまだまだ目が離せません!

この記事が少しでもあなたの参考になれば幸いです。

ぜひ、素敵な音楽ライフをどうぞ