ギター初心者必見!ブルースセッションの定番曲13選!【曲のキーや演奏のポイントも解説】

ギターを弾く人

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こんにちは!

音楽ブロガーのコバヤシです!!

みなさま、ブルース聴いてますか?

ブルースは聴くのも最高ですが、自分で演奏するのも最高に楽しい音楽です。

日本全国にも、ブルースのセッションができるお店はたくさんありますが、初心者の方が・・セッションに行くぜー!と思っても、実際はどんな曲を演奏しているのか不安に思う方も多いのではないでしょうか?

というわけで、本記事では・・・

悩む人
悩む人
・ブルースのセッションでよく演奏される定番の曲って何があるんだろう?

・曲のキーや演奏のポイントも知りたい

 

といった方のために、ブルースが大好きな筆者が、ブルースのセッションでよく演奏される定番曲(スタンダードナンバー)を13曲厳選して紹介します!

どの曲もブルースを演奏する上で、超超定番のナンバーばかりですので覚えておいて絶対に損はしないと思います。

13曲も覚えるの大変だよ・・・って方は、曲のキーごとに1曲ずつでも覚えておくと、セッションの際にかなり役立つと思います。

ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。

それではさっそくいってみましょうー!!

紹介している楽曲は順不同になります。

ブルースセッションの定番曲13選(前編)

エレキギターとアンプ

Ain’t No Sunshine(エイント・ノー・サンシャイン)

ソウルシンガーのビル・ウィザースが1971年に発表した代表曲。

マイナー調のコード進行で進むこの楽曲は、ローリングストーン誌が選ぶオールタイム・グレイテストソングで285位にランクインしています。

ソウルやブルース畑の人はもちろん、エド・シーランやジョン・メイヤーといった数々のアーティストもカバーしているんですよね。

ブルージーさとソウルフルな雰囲気が絶妙にあわさった名曲です!

Bill Withers – Ain’t No Sunshine(YouTube)

Sweet Home Chicago(スウィート・ホーム・シカゴ)

言わずもがなブルースセッションの超超定番曲のひとつ!

オリジネーターは、伝説のブルースマン=ロバート・ジョンソンですが、バンドスタイルで一番有名なのは、やはりマジック・サムが演奏したバージョンのスウィート・ホーム・シカゴでしょう!

Key=Eで繰り出される、イントロの3連ギターリフはあまりにも有名で、ブルースギターを学びたい方はマスター必須の1曲。

歌の途中でブレイクが入るので、ブレイクの位置を覚えておくとGoodでしょう。

数々のブルースマンがカバーしている名曲なので、YouTubeでSweet Home Chicagoと入れて片っ端から聴いてみるのもオススメです!

Magic Sam – Sweet Home Chicago(YouTube)

Hoochie Coochie Man(フーチー・クーチー・マン)

これまた超定番のブルースナンバー。

いろんなブルースマンがカバーしている曲ですが、やはりオリジネーターであるマディ・ウォーターズが最強でしょう。

Key=Aで演奏されるこの曲は、なんと言ってもリフが命!

ほぼリフの繰り返しで成り立ってしまう曲なので、とりあえずリフだけ覚えてからセッションに参加すれば慌てることもないでしょう。

それにしても、この曲を演奏するマディの親玉感・・・半端ないです(笑)

Hoochie Coochie Man – Muddy Waters(YouTube)

The Thrill Is Gone(スリル・イズ・ゴーン)

キング・オブ・ブルース=B.B.キングの代表曲!

オリジネーターはピアニストのRoy Hawkinsですが、やはりB.B.キングの演奏が素晴らしすぎますね。

本人もライブの際は必ず演ると言っているほど、B.Bの代名詞となっている曲でもあります。

曲はマイナー調のスローブルースとなっており、マイナーペンタトニックスケールを中心に組み立てるのがGood!

「スリルはなくなってしまった・・」と歌う、ブルースフィーリングに溢れる名曲です。

B.B.King – The Thrill Is Gone(YouTube)

Got My Mojo Workin’(ゴット・マイ・モージョ・ウォーキン)

ブルースの巨人=マディ・ウォーターズの録音が最も有名な1曲。

アップテンポなビートにのせて、迫力のあるボーカルと捲し立てるようなブルースハープが最高にカッコいい!

Key=Eで、ブルースのセッションでも必ずと言っていいほど取り上げられる曲ですね。

コード進行はKey=Eのシンプルな12小節のブルース進行ですが、リズムがズッチャズッチャ・・と独特なので注意が必要です。

エリック・クラプトンなど、ブルースロック系の人たちも好んで取り上げている曲なので、気になった方は他バージョンも探してみてくださいー!

Muddy Waters – Got My Mojo Workin’(YouTube)

Stormy Monday(ストーミー・マンデイ)

ブルースの父=Tボーン・ウォーカーを代表する1曲。

ストマン進行と呼ばれるほどコード進行が独特で、雰囲気のあるブルーススタンダードですね。

ディミニッシュコードが登場するなど、ブルースのスタンダードではあまり出てこないコードもあり、事前練習が必要な楽曲です。

Key=Gで演奏されることが多く、スローブルースの定番ともいえる1曲だと思います。

CreamやB.B.キング、エタ・ジェイムズまで幅広いミュージシャンにカバーされている楽曲ですが、最も有名なバージョンはオールマンブラザーズ・バンドが1971のフィルモア・イーストで演奏したバージョンでしょう。

聴いたことない方は、ぜひ聴いてみてくださいね!

The Allman Brothers Band – Stormy Monday(YouTube)

Everyday I Have The Blues(エブリデイ・アイ・ハブ・ザ・ブルース)

キング・オブ・ブルース=B.B.キングの代表曲!

ブルーススタンダードの中でも、定番中の定番として知られる超名曲です。

Key=B♭のシンプルなブルース進行のナンバーで、ブルース初心者でも比較的入りやすい楽曲かなと。

スケールはマイナーペンタより、メジャーペンタで弾くようにするとB.Bらしい雰囲気が出てカッコいいと思いますよ。

テンポは早めで演奏されることがほとんどなので、原曲をしっかり聴き込んでリズムがもたらないようにするとなお良しです!

B.B.King – Everyday I Have The Blues(YouTube)

ブルースセッションの定番曲13選(後編)

ここからはいよいよ後編スタートです!

ブルース好きの方であれば、当たり前のように知っているナンバーばかりかと思いますが、ブルース初心者の方だと、曲によって何が違うのか把握するだけでも大変かもしれません。

今回紹介している定番曲を知っておくだけで、ブルースを演奏するのも聞くのもグッと楽しくなりますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

それではいってみましょうー!

Ain’t Nobody’s Business(エイント・ノーバディ・ビジネス)

伝説の女性ブルースシンガー=ベッシー・スミスの歌唱で有名な1曲。

1920年代の歌なので、かなーり古い時代の楽曲です。

KeyはGのスローテンポで演奏されることが多く、ストーミー・マンディと似た括りで練習する1曲かなと思います。

ギタリストだけでなく、ピアニストのオーティス・スパンなど、幅広いブルースマンから愛された名曲ですね。

個人的には、フレディ・キングが演奏したバージョンが最高にカッコよくて、何度も聴きましたね〜

あれぞまさに”泣きのギターの真骨頂!”・・・顔で弾くとは彼のためにある言葉とすら感じます(笑)

Freddie King – Ain’t Nobody’s Business(YouTube)

Rock Me Baby(ロック・ミー・ベイビー)

これまたB.B.キングの快演で知られるブルースの定番曲です!

Key=Gで演奏されることが多く、イントロのギターリフはブルースギターをマスターしたい方ならマストで覚えるべきフレーズ。

B.Bのバージョンではゆったりめのテンポで演奏されていますが、ジョニー・ウィンターやジミ・ヘンドリックスによるロックなバージョンも最高にカッコいいんですよね!

Johnny Winter – Rock Me Baby(YouTube)

Key To The Highway(キー・トゥ・ザ・ハイウェイ)

ブルースの巨人のひとり、ビッグ・ビル・ブルーンジーによって作曲されたブルースの定番曲!

アコースティックギターによるブルーンジーの弾き語りも素晴らしいですが、一般的にはエリック・クラプトンのレパートリーとしてのほうが知られているかもしれません。

ちなみにクラプトンはKey=Aで演奏してますね。

この曲は、恋人と別れた後にハイウェイを旅し続けるという内容の歌なんですが、キーがAで演奏されていることもあってか明るい感じの雰囲気があるんですよね。

クラプトンの演奏も最高にカッコいいんですが、個人的にはスライドギターの名手=デレク・トラックスが弾くキー・トゥ・ザ・ハイウェイをぜひ聞いてほしいです!

Key To The Highway – Derek Trucks Band(YouTube)

ROUTE 66(ルート 66)

ジャズシンガー、ナット・キング・コールによる歌唱で有名なナンバー。

ジャズらしく、キーFで演奏されているところがミソ!

コードチェンジも多く、ウォーキングベースも登場する楽曲なのでバッキングは普通に難しいです。

ソロもマイナーペンタだけだと味気なくなってしまうので、ブルーノートやコードトーンを混ぜながらお洒落に弾きこなしたいところですね!

ブルースのセッションでも変わり種としてよく演奏される1曲です。

Nat King Cole – ROUTE 66(YouTube)

Hide Away(ハイダウェイ)

ハイダウェイはブルース・インストの超定番ナンバー!

ブルース界の鉄人=フレディ・キングによる作曲で、インストゥルメンタルの曲では異例の大ヒットを記録した楽曲でもあります。

Key=Eで演奏されるこの曲は、ギタリストならヨダレもののフレーズが満載!!

ブルースギターを極めるなら、絶対にコピーするべき1曲といえるでしょう。

とくに、イントロのハンマリングを用いたギターリフは、鉄板フレーズなのでコピー必須。

スティーヴィー・レイ・ヴォーンによるバージョンも超カッコいいので要チェックですぞ!

Freddie King – Hide Away(YouTube)

Crossroads(クロスロード)

最後に紹介するのは、伝説のブルースマン=ロバート・ジョンソンの代表曲「クロスロード」です。

ロバート・ジョンソン十字路(クロスロード)で悪魔に魂を売り渡して、その引き換えにギターのテクニックを身につけたという逸話はあまりにも有名。

オリジネーターはロバジョンですが、ブルースのセッションで演奏されるのは、エリック・クラプトン率いるCreamが演奏したバージョンのクロスロードがほとんどです。

とくにイントロのギターリフが印象的で、簡単だけどカッコいい・・の代名詞みたいなリフかなと思います。

Key=Aのマイナーペンタとメジャーペンタを行き来するクラプトンの豪快なギタープレイは、ギターソロのランキングがあるなら間違いなく上位に入るであろう名演です。

ブルースロックを演奏するなら絶対に覚えておきたい1曲でしょう!

Cream – Crossroads(YouTube)

本記事のまとめ

「ギター初心者必見!ブルースセッションの定番曲13選!【キーや演奏のポイントも解説】」について書いた記事は以上になります。

いかがだったでしょうか?

ブルースのセッションでは、曲のキーを原曲と変えずに演奏することがほとんどです。

よく使われる曲のキーは、

  • E
  • A
  • G
  • B♭

このあたりのキーの曲は多く登場するので、各キーの代表曲を覚えておくのがオススメです。

本記事を参考に、ぜひブルースセッションに参加してみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

コバヤシ
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