こんにちは!!
音楽ブロガーのコバヤシです!!
ギター弾き語りのお供として、多くのミュージシャンから愛される「ブルースハープ」には、たくさんの種類があることを知っていますか?
本記事では・・・
といった方のために、音楽ブロガーであり楽器マニアの筆者が、おすすめのブルースハープを10個ランキング形式でご紹介します。
ちなみに筆者、ギター弾き語り歴も10年と長く、さまざまなブルースハープを試してきていますので実際に使った感想もふまえながらご説明したいと思います。
記事の後半では、「ブルースハープを吹く上で持っておくと役に立つアイテム」も厳選して6つ紹介していますので、そちらも合わせて参考にしてもらえると嬉しいです。
この記事を参考にあなたにぴったりの1本が見つかってくれたら嬉しく思います。
それではさっそくいってみましょう〜!!
<この記事はこんな方におすすめです>
- ブルースハープを始めたいけど、何を買えばいいかわからない・・・。
- 各メーカーやモデルごとの特徴を知りたい。
- おすすめの定番ブルースハープって何があるんだろう?
ひとつでも当てはまる方は必見ですよ。
タップできる目次
ハーモニカの種類について
実は、「ブルースハープ」という呼び名は、数あるハーモニカの種類のひとつって知っていましたか?
ハーモニカとひとくちに言えど、さまざまなタイプのハーモニカがあるので、ここでは簡単にその種類を紹介したいと思います。
大きく、ハーモニカを種類分けすると3つに分けることができます。それが以下です。
- ブルースハープ(10ホールズハーモニカ)
- クロマチックハーモニカ
- 複音ハーモニカ
各ハーモニカごとの特徴をざっくり説明していきますね。
ブルースハープ
いわゆる「10ホールズハーモニカ」と呼ばれる、ハーモニカの中でも最もポピュラーなタイプです。
その名の通り、吹く穴が10個しかありません。
少し泥臭くも明るくストレートなサウンドが特徴のハーモニカです。
ロックやブルース、フォーク系の弾き語りなど、ほとんどの場合でこの「ブルースハープ」が使われています。
キーごとにブルースハープが用意されているので、自分の演奏したい曲に合わせて買っておく必要があります。
よく使われるキーはC、G、D、E、Aあたりですかね。
初心者の方は、まずキーCのブルースハープを買っていろいろな吹き方を覚えていくことをおすすめします。
クロマチックハーモニカ
ブルースハープとは異なり、スライドバーを押すことで半音階を鳴らすことができるハーモニカです。
1本ですべての音階に対応できるので、調によっていちいちハーモニカを変える必要がないことが魅力でしょう。
いろんな音階を出すことができるので、ジャズやポップスでもよく使われるハーモニカです。
代表的なものだとスティーヴィー・ワンダーの代表曲「Isn’t She Lovely」で聴けるのが、このクロマチックハーモニカです。
すべての音階に対応できるので、一見良さそうに見えますが、演奏するのはめちゃくちゃ難しいです。
あと、必ず両手を使って演奏するので、弾き語りしながら吹くみたいなことはできません。
複音ハーモニカ
同じ音を鳴らせる穴が2段になって並んでいるハーモニカです。
ふたつの音を一気に出せるので、厚みのある豊かな音を出すことができます。
ソロ演奏(独奏)でよく使われるハーモニカで、童謡や演歌などメロディーがシンプルな音楽にぴったりです。
・・・以上が、よく使われる3大ハーモニカの特徴になります。
特徴を知っておくと、自分の演奏したいジャンルごとにハーモニカを選択できるので、参考にしてみてください。
というわけで、ここからいよいよおすすめの「ブルースハープ」を紹介していきますよ。
楽器マニアが選んだ、ブルースハープのおすすめランキング、トップ10(10位〜4位の発表)
10位:ammoon 10ホールズ・ハーモニカ
リーズナブルな価格と、初心者でも吹きやすい入門用のブルースハープとして人気なのが、「ammoon 10ホールズ・ハーモニカ」です。
樹脂コームと高品質のプレートを使用しており、安いハーモニカの中でもベンドなどのテクニックもしやすいと思います。
ストレートでクセのないサウンドなので、様々なジャンルで使えるのではないでしょうか。
高級感のある、ハーモニカケースもとても魅力的なので、プレゼントにもおすすめしたいブルースハープかと思います。
9位:S.Yairi(Sヤイリ)ハーモニカ
なんでもいいから音が出て、とにかく安いブルースハープを買いたいなら、「S.Yairi(Sヤイリ)ハーモニカ」一択でしょう。
実売価格は1,000円以下と、めちゃめちゃ安いのが最大の特徴です。
ハーモニカはキーごとに種類を用意しなければいけないので、いろんなキーのハーモニカをそろえるとなると、意外にお金がかかってしまうのもネックなところです。
その点「S.Yairi(Sヤイリ)ハーモニカ」なら、全キー12本分そろえても12,000円くらいなので、かなりお得です。
有名メーカーのブルースハープに比べると、音がこもりがちでお世辞にも良い音とは言えませんが、とりあえずハーモニカの音を出してみたいって方は購入を検討するのも大いにアリかと思いますよ。
8位:LATINGO 10ホール・ハーモニカ
こちらも非常にリーズナブルな価格帯のブルースハープとして人気の高い「LATINGO 10ホール・ハーモニカ」です。
ステンレス鋼カバーと、ABS樹脂を採用しており、比較的少ない息でもしっかりと音が出るのでブルースハープ初心者の方や、子供・お年寄りまでおすすめの1本です。
ABS樹脂を使っているタイプはベンドなどの、テクニックもしやすいので最初の1本にも良いかなと。
メーカーにこだわりがない方には、非常にコスパの良いブルースハープだと思いますよ。
7位:Seydel(サイドル)Session Standard(セッション・スタンダード)
Seydel(サイドル)は1847年ドイツで創業された老舗ハーモニカ・メーカーです。
世界で最も歴史のあるハーモニカ・メーカーで、世界で唯一ステンレスリード製品をラインナップに持つことでも知られています。
このセッション・スタンダードは丸みを帯びた樹脂性のボディとブラスリードを採用した、ベーシックで初心者向けのモデルになります。
低音の響きが心地よく、まるで管楽器のように豊かなサウンドが特徴的です。
一緒についてくる革製のケースもかなりカッコいい!老舗ならではの歴史と伝統を感じられる1本でしょう。
6位:HOHNER(ホーナー)Special 20
弾き語りの定番としても人気が高い、「Special 20」もかなりおすすめの1本です。
機密性が少ないプラスチック製のボディを採用しており、息漏れが少なく音が安定しているという特徴があります。
木製のブルースハープに比べると、「Special 20」は柔らかく太いサウンドが特徴。
ブルース・カントリー・フォーク・ジャズ・ポップスまで、さまざまなジャンルで使っていただける1本だと思います。
プラスチック製なので、練習後のお手入れも非常に簡単なのも最高です。
初心者の最初の1本にオススメのブルースハープですね。
5位:SUZUKI(スズキ)OLIVE(オリーブ)
日本が誇るハーモニカ・メーカーであるSUZUKI(スズキ)が生み出した、ハイクオリティのブルースハープ「OLIVE(オリーブ)」が5位にランクインです。
鮮やかな緑色のボディが目を引きますね。まるで、美しい芸術作品のようです。
天然木繊維入り樹脂ボディを採用しており、木本来のやわらかく暖かい音色を残しつつも、耐久性がアップした作りとなっています。
見た目以上に芯のある太い響きが特徴で、ポップスやジャズで演奏する方も多いブルースハープです。
筆者が最初に吹いた感想としては、とにかく吹きやすいなと感じました。
音のコントロールがすごくしやすいです。
ブルースハープ初心者の最初の1本にもかなりオススメできると思います。
4位:HAMMOND(ハモンド)10穴ハーモニカ HA-20
ブラックでマットなルックスが目を引く「HAMMOND(ハモンド)10穴ハーモニカ HA-20」が第4位にランクインです。
カッコいい見た目もさることながら、非常に優れた性能を持つブルースハープ です。
SUZUKI楽器の技術力の高さを改めて感じる1本だなぁと思います。
リード弁とプレート窓の取付精度を限界まで高めたプレートが採用されており、部品同士のスキマから発生する息漏れを、極限まで少なくしているのが特徴です。
ちょっと息を吹いたり吸ったりするだけでも、敏感にハーモニカが反応してくれるため、小さな音から大きな音まで強弱がつけやすいんですよね。
メロディアスにフレーズを吹きたい方にはぴったりだと思います。
ちなみにこちらの「HAMMOND(ハモンド)10穴ハーモニカ HA-20」はプロミュージシャンにも愛用社が多く、弾き語りだと”山崎まさよし”が長年愛用していることでも知られていますよ。
音楽好きが選んだ、ブルースハープのおすすめランキング、トップ10(3位〜1位の発表)
3位:HOHNER(ホーナー)Marine Band(マリーン・バンド)
ポイント
- 1857年ドイツ創業の世界的な楽器メーカー、ホーナーの最高傑作
- プロからも愛される、木製コームのパワフルかつ深みのあるサウンドが最高
- ハーモニカに刻まれた文字や装飾がおしゃれ。インテリアとしてのデザインも良し
ドイツを拠点とする世界的なハーモニカ・メーカー、HOHNER(ホーナー)のブルースハープの中でも、最もポピュラーで人気なのが「Marine Band(マリーン・バンド)」です。
ブルース系のミュージシャンから、フォーク系の弾き語りまで、幅広いジャンルのプロ達に愛用者も多い1本です。
最大の特徴はなんといっても、木製のコームを使用した”パワフルで深みのあるサウンド”です。
筆者もはじめて吹いた時は、めちゃくちゃ音もデカイし、まっすぐ綺麗に音が出る感じに驚いたものです。
今まで吹いてきたハーモニカの概念を見事、壊してくれたのが「Marine Band(マリーン・バンド)」でしたね。
オールドっぽさを感じさせるデザインも、カッコいいので部屋に飾っておくだけでも様になるブルースハープです。
2位:SUZUKI(スズキ)MANJI(マンジ)
ポイント
- 鈴木楽器の創始者である鈴木萬司氏の名を冠した、究極のスタンダードモデル
- 木製の音色を持ちながらも、プラスチック素材の吹きやすさと耐久性を兼ね備えている
- メジャーキーのほかにも、マイナー・カントリー・セブンスなど各音階を常備。豊富なラインナップで必ず、自分に合う1本が見つかる
第2位に選んだのは、鈴木楽器創始者の鈴木萬司氏の名を冠した究極のブルースハープ 「MANJI(マンジ)」です。
天然木繊維入樹脂という新素材が使われたボディを持ち、木製のサウンドながらプラスチックのような吹きやすさと、操作性に優れている点が最大の特徴になります。
これね・・・マジでめちゃくちゃ吹きやすいです。吹きやすさだけで言えば、ダントツって感じがしますね。
ハーモニカって、物によってはベンドがかけにくかったりするんですが、MANJIは圧倒的にかけやすいし、女性や子供でも吹きやすいと思います。
歴史あるSUZUKI楽器の、技術のすべてがつまった最強の1本だと思います。
ギターやピアノなどの弾き語りで使うのも良いですが、ソロでの演奏にも非常に向いているので、ジャズやブルース、ポップスといった音楽ジャンルで大活躍するブルースハープだと思います。
1位:TOMBO(トンボ)メジャーボーイ
ポイント
- ハーモニカ初心者から上級者まで世界中で愛されるブルースハープの大定番
- 「吹きやすい・耐久性が高い・メンテナンスがしやすい」と三拍子そろった最強の1本
- 明るく伝統を感じる音色は、バンドの中でも埋もれず、一人の弾き語りにもぴったり!
「音楽好きが選んだ、ブルースハープのおすすめランキング、トップ10」・・・第1位に選んだのは、世界中のハーモニカファンやプロ奏者からも愛される「TOMBO(トンボ)メジャーボーイ」です。
もうね・・・迷ったら、とりあえずコレ買っておけば間違いないです。
そのぐらい、全ジャンルに使えるサウンドだし、吹きやすさや耐久力に優れた1本なんですよ。
シンガーソングライターの長渕剛が愛用していることでも知られており、多くのプロミュージシャンからも信頼の厚い1本です。
ジャンル的にはロック・ブルース・フォーク・ポップスなど、あらゆるジャンルと相性が良いですが、とくに弾き語り系ミュージシャンが好んで使用している傾向がありますね。
メジャーボーイを一言で言うなら「めちゃくちゃ使いやすい万能ハーモニカ」になると思います。
「サウンド・吹きやすさ・耐久性・メンテナンスのしやすさ」など、どれをとっても非常に優れており、人気が高いのもうなずけます。
樹脂製のボディを使用しているので、空気ロスを無くし、安定したサウンドと吹きやすさが得られるのも魅力のひとつ。
あと、個人的に筆者が魅力を感じている点は、メジャーボーイってある程度雑に扱えるんですよね。
ブルースハープって、意外と繊細な楽器なので、定期的に掃除したりリードと呼ばれる部分をいじって音の調整が必要になるのですが、メジャーボーイはよほどのことがない限りちゃんと良い音が出ます。
ハーモニカ初心者だと、調整や手入れを定期的にするのは難しいと思うので、そういった意味でもメジャーボーイはコスパの高い1本かなと思います。
ハーモニカ初心者で、何から買っていいかわからないって方は・・・
- バンドや弾き語りで使用→「TOMBO(トンボ)メジャーボーイ」
- 独演やブルースハープでソロを弾きたい→「SUZUKI(スズキ)MANJI(マンジ)」
まずは、この2つを基準に買って使ってみるのがいいと思います。
吹き慣れてくると、個体によって音色の差があったり、ベンドのかかりやすさだったりも違うのがわかってくると思いますよ。
めざせブルースハープ・マスター!!
ブルースハープを吹くために持っておきたいオススメのアイテム6選
ここからは、ブルースハープを演奏する上で持っておくと役に立つアイテムを厳選して紹介します。
個人的にアクセサリー関連は、SUZUKIの製品が品質も良いし、なにより日本のブランドなので安心して使いやすいなぁと感じています。(ですので、SUZUKI製品多めの紹介になってます笑)
ぜひ、参考にしてみてください。
TOMBO(トンボ)ハーモニカホルダー
ギターやピアノの弾き語りをしながら、ブルースハープ を吹く場合に必ず必要になるのがハーモニカホルダーです。
こちらのTOMBOハーモニカホルダーはプロミュージシャンの長渕剛が考案したホルダーで、ギターの弾き語りには最適のデザインとなっています。
シンプルな見た目と、リーズナブルな価格ということもあり非常に人気の高いハーモニカホルダーですね。
メジャーボーイ専用となっていますが、サイズ的に10穴のブルースハープであれば、他メーカーの製品でも問題なく使うことができますよ。
とりあえず1つは持っておきたいアイテムですね。
SUZUKI(スズキ)ハーモニカクリーナー/HAC-01
ブルースハープの汚れを落としたり、除菌するために必須なのがハーモニカクリーナーです。
ハーモニカの匂いも消してくれますし、カバー・ボディ・プレートまで気兼ねなく使えるのが良いですね。
日々清潔に保つために必須のアイテムなので、1つは持っておくと良いかなと思います。
SUZUKI(スズキ)ハーモニカ用クロス/MIC-30
素材にユニチカ製の超極細繊維”MICRODEAR FSY”を採用している、吹き心地抜群のハーモニカ用クロスです。
ハーモニカって手で直接持つものなので、脂もつきやすいですし、そのままにしておくと劣化もはやいです。
演奏し終わったら、必ずクロスなどで軽く汚れを拭き取る習慣をつけておくだけでも、長い間良い状態でハーモニカを楽しめるようになると思います。
ハーモニカ吹きなら絶対に持っておきたい必須のアイテムでしょう。
SUZUKI(スズキ)10穴ハーモニカ8本ケース 10HC-8
ブルースハープを最大8本まで収納して、持ち運べるソフトケースです。
軽量でコンパクトなデザインなので、外で気軽にブルースハープを吹きたい時など、活躍してくれるアイテム。
ケース内はウェットスーツなどで使われるクッション性のある素材を使用しているので、ハーモニカを傷つける心配がないのが最高です。
専用の肩掛けベルトもついているので、ショルダーバッグ感覚で持ち運べるのが良いなと思いました。
SHURE(シュア)ダイナミックマイク 520DX
世界中で有名なSHURE製のハーモニカ・マイクです。
アンプにつないで、大音量で演奏する場合は、ダイナミックマイクが必須になります。
他メーカーで、より安いタイプのマイクもありますが、個人的にはやはりSHURE製が圧倒的に音が良い!
手にもフィットするデザインなので、少々値が張っても良いマイクを買っておくと、後々買い替えずに長く使えると思います。
SUZUKI(アンプ)ハーモニカ用アンプ
コンパクトながら多彩な機能が搭載された、ハーモニカ用アンプです。
ハーモニカの他にも、メロディオンや大正琴など様々な楽器にも使うことができます。
電池駆動にも対応しており、ストリートでのライブや個人練習まで幅広い用途で使うことができるアンプですね。
スマホやMP3プレーヤーから伴奏などを流しながら、ブルースハープの音も同時に出せるので、一人パフォーマンスにも最適。
しかも、エフェクトとしてリバーブやコーラス、トレモロなどの効果もついているため、本格的なサウンドメイクが可能なんです。
人前でブルースハープを弾く機会が多い方なら、持っておいて損はないコスパの高いアンプだと思います。
本記事のまとめ
「音楽好きが選んだ、ブルースハープのおすすめランキング、トップ10」について書いた記事は以上になります。
いかがだったでしょうか?
「ブルースハープ」と一言で言っても、これだけの種類があり、さまざまな特徴があるんだ、ということもわかってもらえたと思います。
ブルースハープを選ぶ際は、まずどんな音楽を演奏したいのか(弾き語りなのか、ソロ演奏なのか)を明確にしてから買うようにするといいでしょう。
あとは、自分の好きなアーティストがどんなモデルを使っているのかチェックするのも良いと思いますよ。
ぜひ、自分に合うブルースハープを見つけて素敵な音楽ライフを過ごしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後に・・・
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