ジャズギター好きが選んだ最強のジャズギタリストランキング第30位~20位
第30位:ウルフ・ワケーニウス
あのオスカーピーターソンが認めたという世界的に有名なジャズギタリスト!
いつも黒いキャップを被り愛用のギターはAria ProⅡの黒いレスポールタイプです。
ギターのお値段はなんとたった100ドルというから驚きです!
弘法筆を選ばずとはまさにこの事ですね。
100ドルのギターとは思えないほどウットリする音色なんですよ。
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第29位:エミリー・レムラー
32歳という若さで急逝した女性ジャズギタリスト。
彼女の愛器はGibson ES-330でトレードマークになっていますね。
ウェスやジョーパス、ハーブエリスやマイルスの影響を受けていてオクターブ奏法なんかも多用しています。
めちゃくちゃ上手いし何よりギターの音がすごく美しいです。
1stアルバムの「Firefly」は名盤なのでぜひ聴いてみて下さい!
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第28位:ラリーカールトン
果たしてジャズギタリストと呼んでいいのか?というとこなんですがジャズの曲も多く演奏しているのでランクインです!
ラリーはホントにギター上手いっすねー
プレイに嫌味がないですよね。
とくに歌モノのバッキングは最高だと思います。
歌に寄り添うギターとはまさに彼の事。
演奏も非常に参考になりますよ!
お手本にしたいギタリストです。
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第27位:ピーター・バーンスタイン
モダンジャズの王道と言えるギタリスト!
名匠ジム・ホールに手ほどきを受け、1992年にアルバムデビューしています。
愛用ギターは今は亡き伝説のギタールシアーであるザイドラー作のフルアコを使用しています。
とにかく彼の演奏は音選びが上手いです!
音数で攻めるタイプではなく、ウーンッ!と思わず唸りたくなるような演奏です。
パッと聴くと正統派っぽいギタリストなんですがそこはジムホールの手ほどきを受けているだけあってかなりモダンな音使いもします。
今、最も注目されているジャズギタリストの1人ですね。
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第26位:アール・クルー
世界で最も美しいナイロンギターの音色とも言われ、独特の指弾きをするギタリストです!
ジャズというよりもっぱらフュージョン系の曲が多いですが、尊敬するアーティストの一人にピアノのビル・エヴァンスを挙げており「目指す音楽はビル・エヴァンスが奏でるピアノ曲のようなもの」という趣旨の発言もしているみたいです。
ジャズのスタンダードをソロで弾いているアルバムもあり、コードヴォイシングによるハーモナイズがめちゃくちゃ美しいです。
彼の演奏を聴いていると、ナイロンギター弾きてぇー!って僕はいつも思います
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第25位:ビル・フリーゼル
僕のビルの音楽に対する印象は広大な草原に佇む小屋なんですよ!
懐かしい心象風景を思い出させてくれる詩的なギタリストだと思います。
テレキャスター使ったりアコギ弾いたりとスタンダードなジャズギタリストではない所がグッときます。
とくにアルバム『Bill frisell with Dave Holland and Elvin Jones』 に収録のMoon Riverは必聴です!
良質の映画を一本観た気分になります!
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第24位:チャーリー・バード
スタン・ゲッツとの62年のアルバム『ジャズ・サンバ』でアメリカにボサノバを紹介した最初のギタリストです。
ガットギターでジャズを演奏した異色の才人でもありガットギターでもジャズできるやん!とガットギター弾きに衝撃と勇気を与えたギタリストでもあると思います。
フルアコとはまた違った音色でボサノバの良さを取り入れながらジャズにうまく消化しているのが驚くところです。
クラシックギターの奏法を生かした魅力あるフレーズも聴きどころですねー
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第23位:カート・ローゼンウィンケル
おそらく現在のコンテンポラリージャズギター界では間違いなく名実ともに最高峰のギタリストでしょう。
僕も最初聴いたときは、え?コレがジャズギター?と驚きつつもカートのカートの紡ぐ音色にどんどん引き込まれてしまいました。
改めてその魅力の根源はエモーショナルなアプローチと卓越したメロディセンスが支えていると思います。
テーマからコンピング、アドリブでも常にギターが独特の歌心に溢れておりジャズギターの進化の道を感じることができます。
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第22位:サル・サルヴァドール
調べてもあまり情報が出てきませんでした笑
1958年のジャズ・フェスティバルを捉えた記録映画「真夏の夜のジャズ」で渋いプレイを披露しています。
僕はサルの『フリヴァラス・サル』というアルバムが大好きで、そこでのプレイはとてもスインギーでジャズしているんですがどこか物悲しい憂いを秘めている感じがします。
憂いを秘めたサウンドというのは実に美しい。
僕はいつも彼みたいに演奏できたらなぁとこのアルバムを聴くたびに思う名盤です。
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第21位:バーニー・ケッセル
オスカーピーターソントリオに抜擢されたり、レイ・ブラウン、シェリー・マンとのトリオ演奏でジャズギターの黄金世代を築き常にジャズ界の一線を走り続けたギタリストです。
バーニーを聴いてジャズギターを始めた人も多くいたと思います。彼の作品の中でもとりわけ人気のあるのが『ザ・ポール・ウィナーズ』です。
このアルバムはギタートリオの教科書のような作品で僕もフレーズとかバッキングとかコピーしました。
バーニーのコードソロはとにかくコードの切り替えが早すぎてまさに神業です。
全曲秀逸ですが、とくにサテンドールでの名手達のリラックスした音のチョイスは最高です。
聴いて損なしの名盤です。
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第20位:ジェシ・ヴァン・ルーラー
1972年オランダ生まれのギタリストです。コンテンポラリージャズギターの道を歩んできたジェシですが、伝統と先進が非常にバランスよくミックスされている名ギタリストです。
彼の世界観は穏やかでリリシズムに溢れていて、聴いた瞬間にあ、なんか他のジャズミュージシャンとは違うなと感じました。
とくにアルバム『Chambertones』でのギター、管楽器、ベースという変則トリオでの演奏は落ち着いたやり取りの中にも、ジェシの音のセンス、空間使いに心惹かれます。
建物に響く自然なリバーブが静穏な空間を創り出す名盤です。はじめの一枚としてぜひ聴いてみて下さい。
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ジャズギター好きが選んだ最強のジャズギタリストランキング第19位~第10位
第19位:ビレリ・ラグレーン
まさにギターモンスターです。
ビレリはフランスの伝統的なマヌーシュロマ(ジプシー)の家族に生まれ8歳の時に、ジャンゴ・ラインハルトのレパートリーをカバーしてそのころすでに神童と呼ばれるようになります。
彼の演奏は根本にジプシーミュージックがあるのですが、ジャズ、フュージョンなにやらせてもめちゃくちゃうまいです。
なんならベースもかなり弾けます。
ただキャリアの中であまりギタリストとしてパッとしてないのはそのなんでもできるうまさにあるのではと僕は思っています。
彼のアルバムを聴くとアコギ、エレキと弾くジャンルも様々で統一感がない印象を受けてしまいます。
速弾きもかなり多用するのでどちらかというと超絶ばかりに目が行きがちですが、実はアドリブもテーマも非常に歌心溢れるプレイをしているんです。
とくにYouTubeで聴けるIsn’t she lovelyは彼の演奏の中でも超絶と歌心が絶妙にミックスされた名演だと思います。
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第18位:岡安芳明
日本の最も有名なジャズギタリストである宮之上貴昭に師事し23歳でプロ入りを果たします。
彼もまた日本を代表する正統派ジャズギタリストです。
プレイは60年代のケニー・バレルを彷彿とさせるスタイルです。
ギターもバレルをリスペクトしギブソンのスーパー400というフルアコを使用しているくらいです。
とにかく澄んだ綺麗な音色を出す岡安氏のギターは聴くものを一瞬にして魅了します。
彼の見た目が落ち着いている事もあり、音楽も物静かな印象がありますが実際に聴いてみると静かな中にふつふつと燃える炎のような演奏もすることがあり思わず唸りたくなるような演奏もバンバン飛び出ます。
どのアルバムもハズレがなく自己のスタイルが確立されている素晴らしい日本のミュージシャンだと思います。
一人で聴くも良し、恋人・夫婦で聴くも良し、生活にささやかな華を添えてくれるミュージシャンです。
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第17位:タル・ファーロウ
モダンジャズの最重要ギタリストの一人。もともとペンキ屋の仕事をしてたみたいですね。
巨大な手を広げて縦横無尽にフレーズを弾くので「オクトパス・ハンド」の異名で呼ばれていました。
かなりのロングフレーズをハイスピードでしかも極太の音色で弾き切るさまは圧巻です。
楽譜も読めなかったそうで、コードの知識もあったのか怪しいと言われてますがかなりモダンなヴォイシングやコードワークも操っており、音楽って座った勉強だけじゃダメだなーと思わされます。
ちなみにコードの押さえ方も親指を使うシェイクハンドスタイルで色んな意味で我流で異色のギタリストと言えるでしょう。
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第16位:ジョン・ピザレリ
父親にギタリストのバッキー・ピザレリを持ち幼少期よりジャズギターがある環境で過ごしてきました。
珍しい7弦のフルアコを使用しており、父親とのデュオアルバムも出しています。
彼の音楽の特徴はナットキング・コールに影響を受けていることもあり、自分で歌いながら非常にご機嫌なスイングを聞かせてくれます。
セクシーな声なんですが、嫌みがなくリラックスして楽しく聴くことができますね。ライブもエンターテイメントにとんでいて観てても聴いていても飽きないミュージシャンです。
実は僕の妻も好きでよく家でBGMとしてもかけています。
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第15位:宮之上貴昭
日本のジャズギターの重鎮といってよいでしょう。
宮之上ジャズギター道場なる教室も開いており門下生は岡安芳明、田辺充邦、荻原亮、太田雄二、井上銘など錚々たるメンバーを輩出しています。
宮之上氏のギタースタイルは一言で言えば、和製ウェスモンゴメリーでしょう。ウェスの影響をかなり受けており、親指の腹でギターも弾きます。
というかここまでウェスの曲を自分のものにして弾ききれる日本人は他にいないと思いますね。
本人曰く、ウェスとジョーパスをミックスしているだそうですが、ライブ映像なんか見るとエンターテイメントな弾き方をしてくれたり、超絶奏法のオンパレードだったり、涙がでるほど美しいバラードの演奏だったりと音楽の魅せ方聞かせ方がめちゃくちゃうまい人だなぁと思いました。
ジャスギタリストを志すものなら絶対に知っておくべきギタリストです。
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第14位:チャーリー・クリスチャン
ビバップ誕生と以降のギタリストに多大な影響を与えたモダン・ジャズギターの開祖的な存在です。
チャーリー・クリスチャンなくして現在のジャズギターはなかったと言ってもいいくらいの存在です。
25歳という若さで他界していますが、ジャズギター界に与えた影響は計り知れません。
紹介するアルバム「ミントンハウスのチャーリー・クリスチャン」も1940年代の録音ですが、アドリブの古臭さがないです。
当時、ビバップをギターで弾くギタリストなんていなかったので彼のライブを生で観た人は相当ぶっ飛んだと思いますねー。
ギターはあくまでリズムを刻む楽器と考えられていたからです。
だからギターでこんなことができるのか!?ってね。いやー、ホントに偉大な存在ですよ。
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第13位:渡辺香津美
おそらく日本人で一番有名なジャズギタリストだと思います。
ジャズギタリストの中牟礼貞則氏を師匠に持ち、いまだにシーンのトップを走り続けているのは本当に素晴らしいと思います。
渡辺香津美はジャズ、クラシック、ロック、フュージョンなんでもござれですね。
僕的にはやはり『TO CHI KA』などを好んで聴いてたのでフュージョン系のギタリストってイメージありますがスタンダードをプレイしているのを聴くとやっぱりジャズもバリバリ上手いなぁと思わず感心してしまいます。
日本が誇るレジェンドギタリストです。
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第12位:ジョン・スコフィールド
ジョン・スコフィールドと言えばアウトフレーズ、アウトフレーズと言えばジョン・スコフィールドといえるほど彼の代名詞になっています。
愛機のアイバニーズのセミアコで独特の間やフレーズで弾きまくるスタイルは多くのギタリストに多大な影響を与えています。
僕はぶっちゃけ最初聴いたときはジョンスコの良さがまったくわからなかったです笑
聴いててなんか違和感があるし変な感じだわーって思ってたんですが、聴けば聴くほどのめり込んでしまいました。
とくにパットマルティーノと共演しているサニーでのソロはかなり心熱くなります。必聴です。
あと、バラードの演奏がすごく美しいんですよ。
僕はビルフリーゼルと同じ匂いがするんですが、独特の感性を持つアーティストのバラードってのはなんでこんなにも心を打つのでしょうか・・・涙
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第11位:ジョージ・ベンソン
逆アングルピッキングから繰り出される超高速フレーズは最初聴いたとき度肝を抜かれました。
ベンソンはフュージョン路線で歌うスタイルになってからさらに人気に拍車がかかりましたが僕は初期のスタンダードなんかをプレイするベンソンも大好きです。
アイバニーズのフルアコを愛機としておりシグネイチャーモデルも出ています。
ピックはかなり柔らかいものを使用しているみたいですね。
僕も一時期ベンソンを真似てthinピックの逆アングルで弾いていた時もありますが、なんであんなに速く弾けるのって感じでした。
速さだけじゃなくバラードのフレーズも流麗で美しいんですよ。
あと何より弾いている時の顔が好きです。
ジャズ版BBキングって感じです。観てるこちらも思わずにやけちゃうんですよね
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第10位:ジュリアン・レイジ
1987年米国生まれのジュリアン・レイジ。
若干15歳でゲイリー・バートンのバンドに加入した経歴を持つまさに神童、、、いや天才か。
ジュリアンの愛機は女性ルシアーのリンダ・マンザーが制作した16インチのアーチトップギターでその名も「ブルー・ノート」まさにジャズをやる為にあるようなギターです。
最近はテレキャスなんかも使用していますが、何を弾いてもどう弾いてもジュリアン・レイジと言わんばかりのプレイです。
僕も最初、彼をyoutubeで観た時はぶっ飛びました。
マジで頭ん中どうなってるんだろうと思わずにはいられません。
ギターの音色やピッキング、音の選び方といいジャズの古き良き部分と最先端の部分が見事に融合していると思います。
ジャズギターの未来は明るい…そんな気さえする次世代のギターヒーローだと思います。
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ジャズギター好きが選んだ最強のジャズギタリストランキング第9位~第1位
第9位:小沼ようすけ
実は僕が日本人で一番好きなギタリストなので、個人的に上位にランクインさせてもらいました!笑
でも、今日本のジャズギター界で最も勢いのあるアーティストと言っても過言じゃないと思います。
小沼ようすけはベースのボナ・リチャードの影響でピックを使わず指でギターを弾く少し特殊なスタイルです。
その指弾きの音色が非常に独特で一音聴いただけで小沼ようすけだ!ってなります。
初期はグラントグリーンのようなファンクっぽい曲が多いですが、最近はサーフジャズという海や自然を取り入れた音楽に変わってきています。
ジャズという枠を超えて自分の感じた心象風景を音で表現していてどんどん進化しているなーって僕は感じます。
ガットギターも弾くことが多いので、指弾きが気になる方はぜひ聴いてもらいたいアーティストです。
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第8位:パット・マルティーノ
1944年米国生まれのマルティーノはジャズギターを語る上でははずせない存在です。
極太の弦を張り、分厚いピックで流れるような16分音符フレーズを弾きまくる姿はこれぞマルティーノという感じです。
マシンガン奏法とも言われているみたいです。
即興理論である「マイナー・コンバージョン」という理論(すべてのコードをマイナースケールに入れ替えるという考え方)を提唱しています。
この理論がマルティーノらしさをさらに際立たせているんですね。
使用ギターはベネデットのパットマルティーノモデルですね。
彼はそのマシンガンピッキングなどに目が行きがちですが(実際にライブ演奏を観ると怒涛の音数にめちゃ興奮しますが)バラードでの演奏もピカイチの良さです。
深淵な森をさまよっているような…うーん、うまく言えませんが詩的な音楽だと思います。
大好きなギタリストです!
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第7位:グラント・グリーン
ブルージーかつファンキーなジャズギタリストと言えばグラント・グリーンがまずあがるでしょう。
グリーンはほとんどコードを弾かずにとにかくシングルトーンでゴリ押しするタイプのギタリストなんです。
ブルーノートを巧みに使ったフレーズは聴いただけで鳥肌が立つほどかっこいいのですよ。
オーソドックスなビ・バップからモードジャズ、ジャズファンクに至るまで様々なジャンルで活躍しました。
ほとんどのソロがペンタトニックスケールとブルーノートスケールで構成されていて一聴すると初心者でもコピーしやすいフレーズも多くあります!……がグリーンのようにファンキーで味のあるギターには到底近づけません。
それが彼の最大の魅力かもしれませんね。
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第6位:ジャンゴ・ラインハルト
説明不要ですね…笑 ジプシー音楽とスウィング・ジャズを融合したジプシージャズを世に広めた名実ともに最高のギタリストと言えるでしょう。
18歳の時に火事で左手の小指と薬指に火傷を負うというギタリストとして致命的なダメージを受けながら、そのハンディをものともしないジャンゴのギターはまさに流れるように美しい河のようです。
アコースティックでジャズをやる方なら彼の影響は避けては通れないでしょうね。
ヴァイオリンのステファン・グラッペリとの相性抜群のプレイとサウンドは聴くものをヨーロッパのロマンティックな空間へと誘ってくれますよ。
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第5位:ジム・ホール
僕は今のコンテンポラリージャズの基礎を作ったのがジム・ホールだと思っています。
そのくらいジムの音楽はハーモニーやリズムに革新性があるギタリストでした。
ジムが紡ぐ音楽はひたすら静寂で甘美で派手な事はやらずとも聴衆を引き込む力があります。
ビル・エヴァンス、ソニー・ロリンズ、アート・ファーマー、エラ・フィッツジェラルドなどジャズのレジェンド達との共演もしておりどのアーティストとの共演でもその場の音楽に最大限に合うプレイをしているのです。
とくにビル・エヴァンスとの共演作「Undercurrent」は涙が出るほど美しい二人の世界観が堪能できる大名盤です。
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第4位:ジョー・パス
ギター1本でもジャズという音楽を聴かせることができると証明してくれたのがジョー・パスです。
その超人的なテクニックとメロディとコードを合わせて弾くスタイルは間違いなくジャズギターの可能性を大きく広げてくれました。
フルアコだけでなくガットギターでのソロギター演奏も非常に聴きやすくリラックスした演奏なんですが実はかなり難しいこともやっているといった感じです。
ジョー・パスの音楽は教科書的だという意見もありますが、僕は彼がジャズギターの間口を広げた本当の意味で偉大なギタリストだと思います。
ソロギター演奏だけでなくトリオもリラックスした演奏が多く、あージャズギターって良いなぁと改めて思います。
ジャズギターに興味がある人もない人も絶対に知っておきたいギタリストです。
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第3位:パット・メセニー
パット・メセニーは、1970年に登場した最も革新的なギタリストです。
登場して以降ずっとジャズの第一線で活躍し続けているまさに偉大で天才的なギタリストでしょう。
昔はギブソンのES-175がトレードマークでしたが最近は彼の脳内にある音楽を再現すべく様々なタイプのギターを使用しています。
パットのすごいところはマジで何を弾いてもパット・メセニーの音楽になるところなんです。
ジャズのスタンダードを弾こうがあたかもパット・メセニーという男が生み出した新しい音楽のように聴こえるのです。
そういう意味でとんでもなく個性的なギタリストだと思います。
新作が出るたびに良い意味でリスナーの期待を裏切り度肝を抜いてくれるそれがパット・メセニーなのです。
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第2位:ケニー・バレル
ケニー・バレルの魅力とも言えるブルージーなギタープレイにある。と言っても、コテコテのブルージーさではなくどこか都会的で洗練された感じのアーバンブルースという感じでしょう。
僕はケニーの魅力をなかなか文章にできない。
とりあえず彼の演奏を聴いて下さいとしか言えない。
なぜならとにかくすべてが『ジャズ』だから…。
ギターの音色、音の間、フレーズの選び方、コードのハーモニー、何もかもがジャズギターとはこういう事なんだと思えて仕方がないのです。
とても穏やかな顔でプレイするケニーを見ると僕は海とか山とかそんな遥かに巨大な存在な気がしてしまいます。
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第1位:ウェス・モンゴメリー
ウェスが一位なのは妥当だろうという声が聞こえてきそうです笑
やはりウェスはウェス!オンリーワンなギタリストですね。
親指一本で弾くスタイルやオクターブ奏法は多くのジャズギタリストに多大なる影響を今でも与えています。
ギターソロではウェスの伝家の宝刀「シングルノート→オクターブ奏法→コードソロ」という三段活用も聴きどころですね。
まるでひとつの物語を聞いてるかのように、流れるようなソロはギタリストだけでなく音楽を演奏するものならば必聴だと思います。
キング・オブ・ジャズギター!一度聴けば間違いなく誰もが納得する最強のジャズギタリストと言えるでしょう!
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ジャズギター好きが選んだ最強のジャズギタリスト 、トップ30!!まとめ
さて、【ジャズギター好きが選んだ最強のジャズギタリストランキング、トップ30!!】いかがだったでしょうか?
ギタープレイヤーとしての僕なりに考えた結果となりました
ジャズギターというかなりニッチな分野のランキングでしたが書いててめっちゃ楽しかったですねー!
今回この記事を書くにあたって色んなジャズギタリストの名盤を引っ張り出して聴き漁りながら執筆作業を行いました
いやー、やっぱジャズギター良いっすねー!!
てか、かっこええわ!!
聴いててリラックスもできるし、よく聴くと思わずうなるほど熱いフレーズが聴けたりと色んな聴き方ができるなぁと改めて発見することができました
このランキングを読んで少しでもジャズギターに興味を持ってくれる方が増えれば何より嬉しいです!
そんなジャズ仲間を増やしたいので、記事が良かったと思った方はぜひ「はてなブックマーク」もよろしくお願いします!!
みんなでジャズ聴こうぜ!!
それでは今日はこの辺で!!