こんにちは!!
ギターブロガーのコバヤシと申します!!
エレキギターを始めると初心者が必ずぶちあたるのが「ギターのピックアップってなにが違うの?」ということです。
よく「リア」とか「フロント」とか「ハーフトーン」といった言葉を聞くと思います。
同じエレキギターでも、リアのサウンドとフロントのサウンドでは全然違うんですよね!
本記事では・・・
こんな疑問を持つギター初心者のために、ギター歴14年の筆者がリアピックアップとフロントピックアップの違いや使い方についても詳しく解説していきます!!
ぜひ、本記事を読んでギターの音作りの参考にしていただければ幸いです!!
<この記事はこんな方におすすめ>
- リアピックアップとフロントピックアップの違いや特徴を知りたい!
- ピックアップってどう使い分けてよいかわからない・・
- ハーフトーンについても知りたい
ひとつでも当てはまる方は必見です。
それではさっそくいってみましょう〜!!
タップできる目次
リアピックアップとフロントピックアップってどの部分?
まずはリアとフロントピックアップについて説明していきます。
ピックアップとはギターのこの部分についているパーツのことです。
ギターのネック寄りについているのがフロントピックアップでブリッジ寄りについているのがリアピックアップとなります。
ストラトキャスターの場合は真ん中にセンターピックアップもついており3つセットでついているものがほとんどです。
また、ギターには必ずピックアップで音を拾う位置を変えることができるピックアップセレクターと呼ばれるスイッチがついています。
ここを操作することで、リアピックアップ、センターピックアップ、フロントピックアップと音を拾う場所を変えることができるのです。
ここからは、リアとフロントの違いについて解説していきます!!
リア〜フロントピックアップの最大の違いは「音色」です!!
結論から言うとリアとフロントのピックアップの最大の違いは、ギターの「音色」になります!!
どう違うかというと、以下の通りです。
- リアピックアップ→鋭く固い音色になる。
- センターピックアップ→リアとフロントの中間のようなサウンド。万能なサウンド。
- フロントピックアップ→甘く優しい音色になる。
これが一番の特徴になります。
筆者は音色の特色を覚える時に、ギターのネック寄りで弾けば弾くほど甘くて優しい音色になると覚えています。
逆にキレのあるサウンドを出したいときは、リアピックアップを選択して弾けば良いというわけですね。
ひとつのギターでも、弾く位置で音色が全然変わってきますので、ピックアップごとの特徴を覚えておくとギターの表現力が変わってくると思います。
ちなみに筆者の場合は演奏する音楽のジャンルごとに、リア、センター、フロントの使い分けを以下のようにしています。
- ロック、ハードロック、メタル→リアもしくはセンターピックアップを使用。
- ポップス、ブルース、フュージョン→センターもしくはフロントピックアップを使用。
- ジャズ→ほとんどフロントピックアップのみ
- ファンク→センターもしくはハーフトーンを使用。
主にこんな感じで使い分けをするようにしています。
あとは、1曲の中でも演奏中にピックアップを変えることもしょっちゅうあります。
たとえば、Aメロとサビはセンターピックアップで弾いて、ギターソロの時だけフロントで弾いたりって感じですね。
個人的には音の太くなる感じが好きなので、ギターの存在感を出したいときはフロントで弾くことが多いです。
他にも例として、①バッキングするときはリア以外を使う②リードやギターソロになったらリアに切り替える、という人も多いみたいです。
ただし、リアピックアップを使う場合は音色が高音すぎる(キンキンする)と聞いていて耳が痛くなってしまうので、そこは十分注意して音作りをするようにしましょう。
まぁ、結局最後は自分の好みかなと思いますので、上記を参考に自分なりに好みのサウンドを探してみてください!
なぜ、リアとフロントで音が違うのか?
なんでギターのリアとフロントで音が違うのか気になる方も多いはず。
実は、リアとフロントのピックアップの位置では弦の振動の大きさがことなります。
フロントピックアップは弦振動が大きく、逆にリアピックアップは弦振動が小さくなります。
この振動幅の違いによって、強調される倍音などもことなり、結果的にギターの音色が違ってくるのです。
エレキギターのハーフトーンってなに?
ピックアップの位置によってサウンドがことなると話ましたが、実はハーフトーンという少し特殊なサウンドもあるので説明していきます。
ハーフトーンが使われるのは主にストラトキャスターのような3つのピックアップを搭載しているギターです。
ハーフトーンには2種類あり、リア寄りのハーフトーンとフロント寄りのハーフトーンがあります。
サウンドのイメージとしては、リアピックアップとセンターピックアップの中間が”リア寄りのハーフトーン”でフロントピックアップとセンターピックアップの中間が”フロント寄りのハーフトーン”となります。
実はハーフトーンというのは、ピックアップを2つ同時に鳴らしている状態になります。
なので、ピックアップを1個だけ鳴らすのと違い、ちょっとパコパコとした特殊なサウンドになります。
個人的には「ガラス細工のように繊細な音色」だなぁと思って使ってますね。
プロギタリストの方でもハーフトーンを愛用している方は多く、とくにカッティング系のギターやコード弾きとは相性の良いサウンドだと思います。
ストラトキャスターを持っている方は、ぜひハーフトーンも取り入れてみると、サウンドの幅がぐっと広がると思いますよ!!
本記事のまとめ
「ギターのピックアップ問題!!リアとフロントの音の違いや特徴を解説するぞ!!」はいかがだったでしょうか?
最後にピックアップについての特徴をもう一度まとめると・・・
- ネックに近いピックアップがフロントピックアップで甘く優しい音色が特徴。
- ブリッジに近いピックアップがリアピックアップで鋭く固い音色が特徴。
- その中間に位置するセンターピックアップは万能なサウンドが特徴。
- ストラトキャスターの場合はハーフトーンも使用可能。
以上が本記事のまとめになります。
ギターを弾く上でめちゃめちゃ重要なポイントなので、覚えておいて損はないと思います。
ギターという楽器はとても多くの音色を出すことができる楽器です。
もちろんエフェクターなどを使って、人工的に音を変えることもできますが、ギターの弾き方やピックアップ種類を変えるだけでも大幅にサウンドを変えることができます。
各ピックアップの違いや特徴を知ることで、音楽のジャンルに合う音作りや表現力がレベルアップすることと思います。
ぜひ、本記事を参考に自分だけの素晴らしいギターサウンドを探してみてください!!
ギターに関する知識を得るには本を読むことも近道です。
筆者おすすめのギター本を紹介しておきますので、よりいろいろ知りたい方はチェックしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後に・・・
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